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雨の多い時期になると、
必ずといってもいいほど見かけるのが、
カタツムリですよね。

中には、
カタツムリはいいけれど、
なめくじはアウト
という人もいるでしょう。

一般的にこの2つの違いは、
殻のないものを「なめくじ」と呼んで、
殻があるものを「カタツムリ」
または「でんでんむし」と呼ぶ
くらいの違いでしかありません。

雨の多い日本で、カタツムリは
とてもポピュラーな生き物ですが、
あるデータによると、
日本にいるカタツムリの種類は
約700種におよぶそうです。

そんな身近な生き物である
カタツムリ。
子どもが拾ってきたときなどは
どうやって飼えばいいのでしょうか?

なんとなく葉っぱを食べる
イメージはあっても、
意外と詳しい飼い方は
わからないものです。

そこで今回は、
カタツムリの飼い方やエサについて
ご紹介いたします。

ぜひこれからカタツムリを
飼おうと考えている方は、
参考にしてみてくださいね。

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カタツムリの飼い方は簡単?

注意点〜寄生虫について〜

カタツムリ
http://m-kyoiku.co.jp/blog/wp-content/uploads/2014/06/tumuri1.jpg

くるくる巻きの殻が
かわいらしいカタツムリですが、
さわるときや飼うときには
注意しなければならないことがあります。

それは、
カタツムリは病気を運ぶこともある、
ということです。

カタツムリには「広東住血線虫」という
線虫が寄生することがあります。
ちょっとこわいのは、
それが人間にも感染する危険がある
ということです。

線虫は自然の中にいる寄生虫で、
土や川、池などに生息しています。

広東住血線虫は、
最終的にネズミに寄生する虫なのですが、
成虫になる前は
カタツムリなどに寄生します。

そしてそのカタツムリを
ネズミが食べることで、
線虫はネズミに寄生します。

線虫はこういったサイクルを
繰り返しているので、
カタツムリには
寄生虫が潜んでいることもあるのです。

 

人間に線虫が感染する多くは、
口からの感染になります。

ですから、
カタツムリを触った手で
何かを食べたり、
汚染された食材を口にしたりすると
感染してしまう可能性があるのです。

 

こんなことを聞いてしまうと、
「もうカタツムリには
さわらない方がいい」
と思うかもしれませんが大丈夫です。

寄生虫はカタツムリの体内にいるので、
カタツムリを触っただけで
感染することはありません。

感性経路もはっきりしているので、
日本での発症は、
ほとんどないとされています。

ですが、
指をケガしているときなどは、
傷口から感染することもあるので
注意が必要です。

そんな理由から、
カタツムリをさわったあとは、
必ず、ハンドソープで手を洗う
ようにしてくださいね。

準備するもの

カタツムリ
出典元:https://i2.wp.com/mame-column.com/wp-content/uploads/2016/03/katatsumuri3.jpg?resize=450%2C283

カタツムリを飼うときは、
以下のものを準備しましょう。

1.  飼育ケース
カタツムリの家になります。
ケースとしては、
昆虫用のカゴや水そうなどで充分です。
大きいビンなどでも代用できます。

2. 霧吹き
カタツムリは湿ったところが大好きです。
直射日光など強い光をきらいます。

土も適度に水分を含んでいる方が
快適に過ごせます。

ですが、水たまりができるほどに
霧吹きで水をかけると
やりすぎなので注意しましょう。

3. 土
土はカブトムシなどの
昆虫用の腐葉土がいいようです。

カタツムリが卵を産むときにも、
土は必要になります。

4. エサ用の皿
お皿はどんなものでもOKです。
昆虫用のものでも、
家にあるプラスチック系のお皿でも
大丈夫です。
自宅にあるものを使ってください。

お皿がなくても、
カタツムリは暮らせますが、
食べ物の交換や、
食べ残しの処理をするときに、
お皿を入れておくとラクです。

5. 小枝、落ち葉、石など
カタツムリの遊び場であり、
リラックスルームになります。

カタツムリも同じ場所にずっといると、
ストレスがたまってしまうはずです。

外で拾ってきたものでいいので
ケースの中に設置してあげると
カタツムリも喜ぶでしょう。

寿命はどのくらい?

カタツムリ
出典元:https://i2.wp.com/irotori-dori.net/wp-content/uploads/2015/06/99ebffade98e7f962e56fa133da06748_s.jpg?resize=300%2C200

カタツムリの寿命は、
だいたい5〜10年といわれています。

ですが、
中には冬眠を含めて3年だったり、
長生きしたりするものもいるので、
個体差がありますね。

また、カタツムリは
長距離の移動ができないので、
いったん数が減ると
増えにくい生き物といわれています。

都心で草木のある場所が減ると、
カタツムリにも生息しにくいようです。

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繁殖や卵について

カタツムリ
出典元:http://illustrain.com/img/work/2016/illustrain06-tsuyu04.png

カタツムリは土の中に卵を産みます。
時期は5〜8月が多く、
30日程度で卵からかえります。

カタツムリは、
1年で6回産卵するといわれていて、
1回の産卵で100個ほどの卵を産みます。

大人のカタツムリへは、
2年くらいで成長するようです。

 

ですがそもそも、カタツムリは
どんな風に繁殖するのでしょうか?

カタツムリには
オスとメスの区別がありません。
いわゆる「雌雄同体」と呼ばれる
生き物です。

1匹のカタツムリが、
精子と卵子の両方を持っています。

植物もそうですが、
一人で子どもを産んで
子孫を増やすことができる生き物です。

ですが、
相手を見つけて
交尾することもできます。

パートナーが見つかったときは、
お互いのカタツムリがほっぺたから
恋矢(れんや)」という矢を出して、
精子を送って交尾をします。

驚くことに、
この「恋矢」は命を縮める、
諸刃の剣です。

恋矢は、とても硬い石灰質でできていて、
刺されると寿命が4分の3まで減少する、
とんでもない方法です。

 

そう考えると、
一人で子孫を増やした方が
いいような気もしますよね。

ですが多くのカタツムリは
この恋矢のリスクをとって
交尾をします。

それは、
相手の遺伝子を組みこんで
子孫をのこした方が、
強い遺伝子を後世にのこせるから
とされています。

意外にもすごい
カタツムリの生きのこり戦略です。

冬眠について

カタツムリ
出典元:https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/6d/b8e065eade89aa70234b5b9a535dbd55.jpg

カタツムリは冬眠する生き物です。
だいたい10月〜3月頃まで、
枯れ葉や石のすき間などで冬眠します。

カタツムリは、
気温が20℃以下になると、
食欲もなくなり、
姿をみせなくなっていくようです。

そして暖かい時期になると、
またひょっこり姿を現します。

冬眠中もカタツムリを家で飼うときは、
落ち葉が乾かないように、
定期的にぬらしてあげることが
大切です。

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カタツムリのエサは?

カタツムリのエサには野菜!

カタツムリ野菜
出典元:https://mi-journey.jp/foodie/wp-content/uploads/2017/01/1612_54_cabbage_04.jpg

カタツムリは、
葉っぱやコケなどの
植物系の食べ物をエサとします。

自宅の冷蔵庫にあるような
野菜や果物であればだいたい食べますが、
具体的には、キャベツやにんじん、
さつまいもなどをエサとして好みます。

カタツムリのエサには葉っぱ

カタツムリ葉
出典元:http://bii483.com/wp-content/uploads/2016/01/5a623c1c11e7402996882c2e022b62e4_s-300×225.jpg

カタツムリは、
若草や雑草などやわらかい葉を
エサとします。

落ち葉なんかもそうです。

梅雨の時期などは、
アジサイの上にカタツムリがいるのを
見かけますが、
カタツムリはアジサイを食べません。

アジサイの葉には
毒の成分が含まれているので、
カタツムリは食べないのです。

カタツムリのエサには卵の殻

カタツムリ卵殻
出典元:https://googirl.jp/img/14/10/1410163top.jpg

カタツムリの殻は
どうやってつくられるか
知っていますか?

殻をつくるにも材料がいります。

カタツムリはその材料を
コンクリートをかじることで
摂っています。

コンクリートに含まれる
炭酸カルシウムが、
殻をつくるのに役立つのです。

よくカタツムリが、
住宅のブロック塀などにいるのは
このためです。

カタツムリを飼うおすすめのアイテム

おすすめはコレ!飼育ケース

カタツムリを飼うとき、
家にちょうどいいケースがないことも
ありますよね。

もし買う場合はこのような
透明のケースがおすすめです。

中が広々と見渡せるので、
カタツムリの動きがよく見えますよ。

観察するのであれば、
これくらいの大きさが便利です。

おすすめはコレ!消臭スプレー

カタツムリに限らずですが、
生き物を飼うと
ニオイが気になりますよね。

玄関など人の出入りが多いところは
特になんとかしたいものです。

そんなときにいいのが、
昆虫用の消臭スプレーです。

エサなどのニオイを
植物由来の天然成分で消臭
してくれます。

生き物にかかっても平気で、
人のからだにも安全なスプレーです。

8種類のミネラル成分が、
空気を浄化してくれて、
ニオイのもとから
カットしてくれますよ。

おすすめはコレ!カタツムリハンドブック

これからカタツムリを飼う人や、
いまひとつ
カタツムリの飼い方がわからない
という人は、
ハンドブックなどの本があると便利です。

カタツムリの生態から、
どんなところにいるのか、
カタツムリの飼い方までを
丁寧に解説してくれています。

カタツムリのことが
よくわかる一冊です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
カタツムリは湿ったところを好み、
柔らかい葉っぱをエサにします。

飼い方も
それほどむずかしくありません。

飼育ケースに土や落ち葉など、
自然物を入れてあげればいいのです。

子どもの自由研究など、
カタツムリを飼うときは、
ぜひこのサイトやハンドブックを
参考にしてみてくださいね。

それと
カタツムリをさわったあとは、
必ず、せっけんで手を洗いましょう!

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