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トンボ

皆さん、トンボが飛んでいる季節や時期をご存知ですか?

秋に飛んでいるイメージをお持ちの方が多いでしょうか?

実は知っているようで知らなかったりって事もありますよね。

調べてみると私が思っていたトンボの時期と違っていました!



そんなトンボの時期はいつなのか、種類別に分けてみました。

気になる方は是非ご覧ください!
それでは見ていきましょう♪

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トンボの活動時期はいつ?

トンボの活動時期

トンボは全世界に約5000種類いると言われています。

そのうち日本には200種類近くが分布しているのですが、種類によって活動する時期が変わってきます。

私の印象としては、トンボは秋のイメージだったのですが、調べてみると全く違いました。

トンボの活動時期は、季節で分けると夏【6月~8月】が一番多いです。



春のトンボ
4月の終わり頃に成虫があらわれ、6月の始めには姿を消してしまうトンボです。
冬に成虫となり春にも活動しているトンボもいます。
あまり目にすることのない珍しい種類が春には飛び回っています。
(ヨツボシトンボ、オグマサナエなど)。

夏のトンボ
だいたい5月の終わりころに成虫があらわれ、早くて7月中、遅いものでは9月頃には姿を消してしまうトンボです。
種類としては一番種類が多いトンボたちが活動しています。
(アキアカネやオニヤンマ、キイトトンボ、コシアキトンボなど)。

秋のトンボ
秋のトンボは成虫の出現は以外と早く5月終わりから6月にかけてですが、
夏の間に高い山の上で目立たないように生活し、秋になって水辺に集まってくるトンボたちです。
(アオイトトンボ、コノシメトンボなど)。

冬のトンボ
冬にトンボはいないイメージですが、成虫で冬を越すトンボもいます。
(ホソミオツネントンボ、ホソミイトトンボ、オツネントンボ)

トンボは実は一年中見ることができます。
しかし種類の多さや、水辺の活動範囲などを比べると夏が一番人の目に触れる水辺などに集まるので、季節で考えると夏が多いと言えるではないでしょうか。

トンボ関連の季語はいつ?

トンボ季語

トンボ関連の季語を用いている季節は、秋になります。

実際にトンボは夏に活動している種類が一番多いはずなのですが、
秋の歌として有名な童謡「赤とんぼ」を聞くと分かるように、秋の題材として歌われていますよね。

トンボは夏から秋に移り変わる8月~9月頃に、一番見る機会が増える為、秋の季語として用いられるようになったそうです。


ちなみに皆さんが赤とんぼと言っているトンボは「アキアカネ」という種類のトンボです。

アキアカネは夏に生まれますが、夏は山などの高地に移動し、秋になると平地の水辺に現れます。
この赤とんぼが秋に近づくと現れる事から、トンボは秋のイメージがついているのでしょう。

トンボを詠んだ俳句や短歌

トンボ俳句

俳句や短歌は日本ならではの文化ですよね。

俳句には季語を必ず入れるのが特徴です。
短歌はこのルールはありません。

いくつかトンボに関する俳句と短歌を集めてみました。

トンボが入る事で夏から秋に移り変わっていく背景を感じられると思います。


俳句

秋風を あやなす物か 赤とんぼ
松岡青蘿(まつおか せいら)


肩に来て 人懐かしや 赤蜻蛉
夏目漱石(なつめ そうせき)


染あへぬ 尾のゆかしさよ 赤蜻蛉
与謝蕪村(よさ ぶそん)


蜻蛉の おのが影追ふ 水鏡
星野立子(ほしの たつこ)


朝顔に とまりてねむる 蜻蛉かな
原 石鼎(はら せきてい)


短歌

稲穂たれ色づいていま秋盛り夕日に映えてトンボ行きこう


赤とんぼ風のふくまま飛び上がる我も生きたし自由気ままに


「悪いけど」を必ずつけて頼む君月草の瑠璃とんぼに喰わす

トンボの季節別の種類〜産卵や活動時期〜

トンボ春

ヨツボシトンボ
 主に春の池、ゆっくり流れる川に住んでいます。
 6月が最も一般的に姿を現します。

オグマサナエ
 春早くに羽化し4~5月に産卵します。
 見れる機会は少なく、環境省では準絶滅危惧と発表しています。

ニホンカワトンボ
 5月中頃に、植物の茂った清らかな川で見られる。
 翅の色が地域によって異なる。(橙色翅、淡橙色翅、無色翅)

サラサヤンマ
 5月下旬から6月下旬ごろに見られます。
 湿地の上を音もなく飛ぶ事ができる小型のトンボ。

トンボ夏

アキアカネ
 俗にゆう赤とんぼ
 6月下旬から11月まで見られる。

キイトトンボ
 夏に植物が豊かな池を飛びまわるトンボ。
 体の色は黄色もしくは黄緑色である。

コシアキトンボ
 日陰の多い池で水面上を長時間飛翔する。
 北海道には生息しない。

ショウジョウトンボ
 夏に真っ赤の色が鮮やかな池のトンボ。
 メスは茶色である。

チョウトンボ
 7~8月ころ直射日光の当たる暑い池を飛ぶ
 蝶のようにひらひら飛ぶ事からこの和名が付いた。

オナガサナエ
 真夏の小川で,石の上などに止まっている
 雄の尾の形が独特な形状をしている。

オニヤンマ
 真夏の昼間に木もれ日のさす小川の上を往復して飛ぶ
 オスよりメスの方が大きい。

ヤブヤンマ
 夏の夕方群れになると上空を飛ぶ事もあるが、昼間は林の中にいる。
 基本は森林に囲まれた池や、湿地など、小規模な日陰の水域に生息している。

コシボソヤンマ
 8月頃に林の中の涼しく、うす暗い小川の上に現れる。
 名前のとおり腰が細い。

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トンボ秋

アオイトトンボ
 8月以降に産卵を行う。
 主な出現期間は5月末から10月末くらい。

コノシメトンボ
 10月を中心に産卵に来るトンボ。
 遅い所では12月初旬まで見られる。

キトンボ
 10月頃に池に現れる。
 胸や腹部には斑紋がほとんどなく,黄かっ色をしています。

カトリヤンマ
 10月中頃、水がなくなった水田などに産卵にくる。
 日中はほとんど活動する事が無く、木の枝などにぶら下がり静止していることが多い。

トンボ冬

冬に成虫の姿をしているトンボはこの3種類のみとされています。

ホソミオツネントンボ
 成虫で冬を越し、春早くに産卵に来る。
 越冬する冬場は体色が枯れ草色に変わり、春になると青色に戻る。

ホソミイトトンボ
 胸部に比べると腹部がものすごく細いのが特徴。
 夏にあらわれる夏型もいる。

オツネントンボ
 冬は主に山林の木の皮の間や建物の隙間などで越冬する。
 「越年トンボ」と呼ばれている。

トンボの着物の柄でふさわしいのはいつ?

着物 トンボ柄

着物は季節ごとに旬の草花を柄に取り入れて、折々の四季を表現しています。

基本的には季節を先取りして柄や色を合わせます。

トンボの柄は夏におすすめの柄です。
他にも紫陽花・波・貝・もみじ・朝顔・笹・竹・柳・菖蒲・あやめなどがあります。

色は夏であれば凛としてひんやりとした印象がでる、青やモノトーン色を選ぶと素敵です。

北海道は他の地域と時期が違う?

北海道トンボ

北海道では紅葉や桜が咲く時期などは少しずれていたりしますが、トンボの時期などはどうなのでしょうか。

トンボにはあまり気温など、関係がないようです。
ですので時期はあまり違いません。

北海道の寒い冬でもオツネントンボなどが発見されています。

本州より1カ月程度遅れて卵からかえることもあるようですが、北海道に限らずいろんな地域でもあることだと思います。

それよりも生息地破壊、化学汚染など、それらによる生態系悪化が、トンボを絶滅させていく主要因ですので、今生き残っているトンボ達を大切にしていきたいですね。

小学校受験ではトンボの時期はいつと答えるのが正解?

試験トンボ

トンボは1年中見る事が出来る為、
正直小学校の受験でいつと答えるのがいいのか悩むと思います。

どれを書いても正解だと言える訳ですからね。

一般的には季節で考えると夏の虫になるので、『夏』と書くのが正解なのだと思います。

もし不安であれば学校に問い合わせてみるのもありかもしれません。

まとめ

私の中でも童謡の赤とんぼのイメージが強かったトンボは、秋の虫だと思っていました。

一番夏に活動するトンボが多いのはホントにびっくりです。

日本には200種類ものトンボがいるので、今度みかけた時はどの種類のトンボだったのか良く見てみようと思います。

最後まで御覧頂きありがとうございました。

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