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新年の挨拶といえば年賀状ですが、
最近はラインで新年の挨拶を済ます人も増加しています。

新年の挨拶をラインで行いたい場合、
どのような挨拶文を送るべきでしょうか。

挨拶文を送る相手別に例文をご紹介しますので、
ラインで新年の挨拶をしたいと考えている方は
ご参考にしてください。

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新年の挨拶にラインを使う人の割合は?


新年の挨拶を行う場合に、
ラインを使う人はどのくらいいるのでしょうか。

新年の挨拶にラインを使う人の割合について
確認してみましょう。

ラインを使う人の年代別調査

ラインを使う人の割合は、
年代によって異なります。

新年の挨拶にラインを使う人の割合は、
年代によってどのように変わるのでしょうか。

それぞれの年代の男女別に
調査された結果が以下です。

出展元:https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2016/1594

上記のグラフを見ると、
10代~20代はラインで新年の挨拶を済ませる人が
圧倒的に多い
一方で、
40代以降の人は紙の年賀状を使うことが多い
ということが分かります。

全体的にはラインを使う人と年賀状を使う人は
ほぼ半々に分かれています。

新年の挨拶の方法に関しては、
年代によって大きく変わるということが
グラフから窺えます。

新年の挨拶をする際には、
年賀状を書いて送らなくては失礼である
という考え方もありますが、最近の若者には
あまり浸透していない考え方である
ということが分かりました。

確かにラインを使えば、
年賀状をわざわざ書かずとも
簡単に新年の挨拶をすることができます。

手紙を書かなければ遠い人と繋がれなかった
時代とは大きく事情が異なるでしょう。

ラインで新年の挨拶を済ませようと
考える若者が増えることは、
至極自然なことであると考えられます。

紙の年賀状派の意見

インのように、
すぐに相手に連絡が取ることができる環境が
整っているにも関わらず、
紙の年賀状を用いるという人も多く存在します。

紙の年賀状派の人は、
どのようなこだわりを持って
年賀状を書いているのでしょうか。

まず、相手のために手間暇をかけて
年賀状を書くことが大切である
と考えている人がいます。

年賀状を手書きしてポストに投函する手間は、
ラインで送信するだけの挨拶とは
比べものにならない労力です。

手間暇をかけて相手に気持ちを伝えることで、
相手を大切に思っている
ということをアピールしたい人が
年賀状を好む傾向にあるでしょう。

また、ビジネスマナーにおいて
紙の年賀状を出すべきである
という考え方をする人は非常に多いため、
ビジネスマナーを守るために
紙の年賀状を出すという人も多いです。

新年の挨拶にラインはマナー違反?


新年の挨拶にラインを用いることは
マナー違反なのでしょうか。

上記で掲載したグラフから分かる通り、
若者はラインによる挨拶を行っている人が多いため、
若者にラインを送る分にはマナー違反であると
思われることは少ないでしょう。

しかし、30代以上の層に対して
ラインで新年の挨拶をすることは
マナー違反であると受け取られる可能性があります。

昔から年賀状に親しんできた年代の人ほど、
紙の年賀状を送って新年の挨拶をすることは
重要な儀式であるという考え方が根付いています。

ラインで簡単に新年の挨拶を済まされてしまうと、
自分が昔から守ってきた風習を
軽んじられているのではないかと受け取る人も多い
ということは覚えておきましょう。

また、ビジネスにおいては
紙の年賀状で新年の挨拶を行うことが
望ましいとされており、
ラインで取引先に新年の挨拶を送ると
マナー違反であると受け取られる
可能性が高いです。

ビジネスにおいては、
取引先に対していかに敬意を表するか
が重視されます。

取引先にしっかりと年賀状を書いて送ることで、
こまめで誠実なビジネスマンである
と評価してもらえる可能性があります。

これは、年賀状に親しんできた
40代以上の人が社会の上層部にいる
ということも大きな理由でしょう。

時代が流れてラインに親しんできた世代が
社会人の多くを占めるようになれば、
紙の年賀状を送ることがビジネスマナーとして
ふさわしいと考える人も減少する可能性はあります。

しかし、現状においては紙の年賀状を書いて
新年の挨拶をした方が
ビジネス上では有利となります。

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新年の挨拶の例文


新年の挨拶の例文を見てみましょう。
挨拶を送る相手によって
文の内容は変えると良いでしょう。
挨拶を送る相手別に例文を掲載します。

友達

「あけましておめでとう!今年もよろしく!」
「また一緒にゴハンにいきましょう!」

友達に送る場合は自由に文を考えて良いでしょう。
自分が伝えたいことを素直に伝えましょう。

一緒に行って楽しんだことを回想したり、
これから一緒にやりたい予定を書いてみても良いでしょう。

上司

「本年もご指導の程、宜しくお願い致します」
「昨年の経験を活かし、今年も精進する所存です」

上司に対しては、
日頃の感謝を伝えるような文面で送ると良いでしょう。
今年の目標なども添えて送ると喜んでもらえます。

最近は印刷された年賀状を送る人も増えているため、
手書きで書いて送るとポイントが高いです。

親戚

「いかがお過ごしでしょうか。こちらは変わらない日々を過ごしています」
「新たな家族が仲間入りしました」

親戚に対して気を遣う必要はありませんが、
粗相のないようにはしましょう。

相手の状況を気遣いつつ、
こちらの近況も報告してあげると良いでしょう。

子供ができたり結婚したことなど、
重要なイベントがあった際には報告しておきましょう。

彼氏・彼女(夫・妻)

「今年も変わらず仲良くいられますように」
「今年も~に行こうね!」

恋人や夫婦の場合は、
これからも一緒にいたいという意思を
表明しておくと喜ばれるでしょう。

喧嘩してしまったことなど、
ネガティブなことを書く必要はありません。

二人の未来は明るいということを、
年賀状からイメージすることができると
望ましいです。

近しい存在であるため、
ラインのみで新年の挨拶を済ませてしまっても
問題ありませんが、
特にまだ恋人の場合は
改めて手書きの年賀状を
書いて送ることもオススメします。

手間暇かけて愛情の籠った年賀状を
送ってあげることで、
二人の愛は益々深まることでしょう。

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喪中の場合

「本年○月○日に○(続柄)○○(故人の名前)が ○歳にて永眠いたしました」
「喪中のため新年のご挨拶は失礼させていただきます」

喪中の場合は、
身内が亡くなっているにも関わらず
新年を祝うことは不謹慎であるため、
年賀状を送ることを遠慮する決まりになっています。

喪中の場合は、上記のように
新年の挨拶ができない旨の内容を記載しましょう。

ラインの場合は、
敢えてその事をラインで打つ必要まではないですが、
友達なんかには、
「あけましておめでとう。今年は喪中なので年賀状送れなくてごめんね。」
などラインで送るのはアリだと思います。

まとめ

新年の挨拶にラインはアリかどうか
についてご紹介しました。

若者の間では問題無いものの、
まだまだ紙の年賀状を書くべきである
と考えている人も多いことが分かりました。

友人や親戚であればラインを使って
新年の挨拶をしても問題はありませんが、
ビジネス関係の知人に対しては
紙の年賀状を送っておいた方が無難でしょう。

必要に応じてラインと紙の年賀状を使い分けてみてください。

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