沖縄と言えば、エイサー!
とてもかっこよくて魅力的な伝統ですよね。
でもエイサーって太鼓とかが必要で
気軽に参加できるものではありません。
一人一人が楽しめる踊りは、
カチャーシーというものがあります。
少し聞きなれない方も
いらっしゃるかと思いますので
カチャーシーについて少し説明していきましょう。
Contents
エイサーとは?カチャーシーとは?
二つとも、沖縄の踊りで、
聞き馴染みはあるけど、
何が違うの?
エイサーとは?
沖縄でも人気の年に一度の大イベント、
沖縄全島エイサー祭り!
エイサーの振り付けは
地域ごとでも違い、
各地域のエイサー団体が
一同に集まり、鑑賞できるのが、
このお祭りの醍醐味です!
さて、エイサーとはなんなのか?
という話ですが、
近年では、太鼓をもって踊るスタイルが
定番です。
大太鼓と小太鼓を使い
掛け声とともに踊ります。
基本的にお盆の時期に踊られるもので、
道を歩きながらエイサーをする
道ジュネ―というものは、
お盆の時期に盛んにおこなわれます。
ご先祖様を送迎するために踊られるエイサーは
青年会などがメインに行われており
夏に近づくといろいろな場所から
練習の声が聞こえてきますよ!
カチャーシーとは
沖縄の方言で、かき混ぜるということを
カチャースンと言い、
語源はそこからと言われています。
カチャーシーは手を振りながら踊る
気軽にできるものです。
沖縄全島エイサー祭りの最後に
みんなで踊るのが、カチャーシーです!
カチャーシーは、沖縄のいろいろな場面で
踊られています!
例えば、結婚式や二次会などで
”みんなで踊ろ~う!”
となるのが、沖縄の常識です。
とにかく、人が集まっていて、
楽しい空間であれば、
いつ踊りだしてもおかしくないのが
カチャーシーなのです。
沖縄ならではの指笛が聞こえ出し
とても陽気な時間ですよ!
カチャーシーの踊り方
さて、気軽に踊るといっても
いざ踊るとなると難しいものですよね。
カチャーシーの踊り方の基本
カチャーシーは、男性と女性で
少し気まりが違います。
かき混ぜるから来ているカチャーシーは
言葉の通り、
手を挙げ、かき混ぜるように手を振るのが
基本のスタイルです。
男性と女性で違うのは、
その際の手の開きです!
男性は軽く握り、女性は手を開きます。
そして、手を頭の上まであげ、ひじは曲げます。
そして、障子をあけたり閉めたりするイメージで
右、左、とリズムに合わせて動かします。
女性はしなやかに、流れるように左右を行き来し、
男性は力強く、少し勢いのある動きがおすすめです!
また、リズムに合わせて、
足も動かし、体全体も揺らしてみてください!
きっと楽しくなりますよ~!
カチャーシーの踊り方のコツ
カチャーシーは、
決して勉強し、練習するものではありません。
三線が鳴り、指笛が鳴り、
みんなが楽しくなった時に
自然と体が動いていた!踊っていた!
なんて、それくらい気軽に踊るものです。
振り付けに正解はありません。
自分が楽しくて、みんなが楽しかったら
正解です!
「コツは障子を開け閉めするように、頭の上で手を左右に動かすこと。でも決まりはないのよ。各家庭のチャンプルーがあるように、それぞれの踊り方があるものだから。大事なのは手足ではなく『どぅぶい』。身体の振りという意味ね」。
引用元: http://okinahours.com/focus/023.html?cid=AD12okinahours0021tc
きっと、おばぁなどはとても上手でしょう。
でもそれも、練習したわけではないはずです。
数をこなせば、自分なりのカチャーシーが
身に付き、
自然と踊りだしてしまうのです!
県外の方で
カチャーシー踊ってみたいぁ~なんて
興味のある方は、
沖縄民謡ライブのある居酒屋などに
行ってみてください!
島唄ライブの後には大抵、カチャーシーを
踊る時間がありますよ!
一緒に来たわけでもない、
その場に居合わせただけのお客様とも
仲良くなれるのが
カチャーシーの魅力の一つです!
カチャーシーの掛け声の意味は?
沖縄の掛け声といえば、
いーやーさーさー、はーいやー、ですね!
これには、特に意味はないようです。
ただの掛け合い、合いの手のようなものです。
では、カチャーシーの際に流れる
定番の音楽の掛け声の説明をしてみましょう。
唐船どーいってなに?
沖縄の音楽で、唐船どーいというものがあります。
この曲を聴くと体が動き出す!なんて人は
多いはずです!
なぜなら、沖縄本島では
カチャーシーのBGMの定番が
唐船どーいなのです!
この曲の合間には、
ハイヤセンスルユイヤナ イヤァサッサッサ~
なんて、お囃子もあり、
この部分には意味はありません。
エイサー団体が演奏してくれる場合、
ここでとても盛り上がります!
最後に、
ヘーシヨーサヌ、ヘーシディキラサ、
サッサ、ハイヤ、アーテッヤッティヤッティ
と叫ぶシーンがあります。
これは方言で、
観衆、囃子が弱いよ?
観衆、もっと大きな囃子ができるよ!
さぁさぁ、はい、やってやって!
という意味です!
ここから終盤に向けて
どんどん盛り上がっていくわけですね!
イヤァサッサッサ~なんて、
一緒に盛り上がってみてはいかがでしょうか?
オススメの書籍など
沖縄の伝統文化でもあるエイサーは
知れば知るほど奥が深くて、
楽しめるはずです!
家事や勉強の時に
沖縄の陽気な音楽流してみませんか?
きっと、気持ちが明るくなるはずですよ~!
沖縄全島エイサー祭りのDVDです!
30万人ほどが来場すると言われている
大イベントを自宅で楽しんでみませんか?
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まとめ
沖縄ならではの文化、エイサーとカチャーシーのお話
いかがでしたでしょうか?
沖縄に魅了され、虜になっている県外の方は
とても多く、
百貨店などで物産展や、
沖縄祭りのようなものも
各地で行われています。
また、エイサー団体も、
沖縄だけでなく、県外にも多く存在しますので
興味のある方はぜひ、調べてみてください。
色々な祭りなどで、披露している団体も多くありますよ!