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成人式は、満20歳を迎える人を祝福する伝統ある行事の一つです。

大人の仲間入りをした自覚と両親への感謝の気持ちなどを再確認できる場でもある成人式ですが、最近は行きたくない人が急増しています。

今回は、成人式に行きたくない人の理由に迫ります。

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Contents

今成人式に行きたくない人が急増中?

以前は、20歳を迎える年に成人式に出席することが当然の流れでした。

成人式当日のためにスーツや着物を準備して、家族はもちろん、地域ぐるみでお祝いをする風習は日本らしさを感じる場面でもありました。

しかし、近年、伝統ある成人式の式典に行きたくないと思っている人が増えているそうです。



後ほど詳しいデータは載せますが、ある調査によると成人式にいかなかった割合は男性で約4割、女性で約3割にもなるそうです。

へぇ〜!意外ですね〜!

実に10人のうち3〜4人ほどの人が、成人式に出ていないという事実。

と、驚いてみましたが、実は私もそのうちのひとりだったりします。

毎年成人式のたびに「あー自分は行かなかったなー」とは思うものの、さほど後悔はしていません。

でも、他の人たちが成人式についてどんな思いを持っているのか気になるので調べてみました。


みなさん、どのような理由があって出席を躊躇っているのでしょうか。

逆に絶対にいかないと後悔する!という意見も多数あるようです。

それぞれ見ていきましょう!

成人式って何をするの?

成人式って何をするの?

そもそも、成人式では何が行われるのか、知らない人も多いと思います。

まずは、成人式の内容について簡単に説明します。

成人式の内容は?

受付を済ませ、着席して式典が始まるのを待ちます。

自治体の長による挨拶や来賓からの祝辞があり、国歌を斉唱。

これらはどの自治体でもだいたい行われることです。

それから、新成人の代表が誓いを述べることもよくあります。

地域によっては、ライブステージや吹奏楽団の演奏が披露されることもあり、ときには有名人がゲストで登場、なんてこともあったりします。

毎年有名人がやってくる自治体はちょっとうらやましいですよね。

成人式には二次会もある

成人式のあと、二次会が行われる場合もあります。

場所は居酒屋やカラオケが多いようです。

式はスケジュールが決まっているので、久しぶりに会った友だちともなかなか話す機会がなかったりするので、二次会で改めて再会を喜ぶんですね。

成人式には出席せず、二次会だけ顔を出すという人も割といるんですよ。

成人式に行く(行かない)割合は?


さて、成人式に行く人と行かない人の割合はどのくらいなのでしょうか?

実際に成人式に行った人、行かなかった人の割合を、日本法規情報株式会社という会社が2018年にインターネットによる調査を行いました。

その結果によると・・・。





出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000153.000006827.html



男性では行く人と行かない人の割合が、61:39(%)という結果になり、行く人の割合がやや上回ります。

女性では、行く人と行かない人の割合が、71:29(%)で男性より出席率が高いです。

特に女性は、普段身に付ける機会が少ない振袖を着るチャンスでもあるので、出席する人が多くなります。

この数字を見て、多いと感じるか少ないと感じるかはその人次第ですが、私は行かない人が案外多いと感じました。

ニュースなどを見ていると、たくさんの人が参加しているイメージがあったのですが、3~4割も出ていなかったんですね!

これも時代の流れなんでしょう。

あるある!成人式に行きたくない理由で多いのは?

成人式に行きたくない代表的な理由を集めてみました。

出席を迷っている人は共感する理由が出てくるかもしれません。



次のデータは先ほどの日本法規情報株式会社の調査で、実際に行かなかった人の理由です。

あるある!成人式に行きたくない理由で多いのは?

あるある!成人式に行きたくない理由で多いのは?

出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000153.000006827.html

行かない理由を大きく二つに分けると、仕事や帰省できないなど、「行きたくても物理的にいけない」場合。

社会人になったばかりで仕事に終われ、いけないという方は、特に男性に多いようですね。

もう一つは、「いけるけど行きたくない!」という人。

これは男女に関わらず、会いたくない人がいる、外見の変化や過去の嫌な思い出など、様々な理由があるようですが、やや女性に多いかもしれませんね。

行けない、または行きたくない理由をさらに具体的に見ていきましょう。

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仕事が忙しい

20歳というと、社会人として働きだした方も多くいます。

仕事の多様化から、式典が開催される日曜日や祝日に休みが取れないケースがあります。

また、成人式の日にお休みを貰うことができたとしても、日ごろの疲れで成人式に出席する元気がないという人もいるかもしれません。

仕事をしてお金をいただくことは、大変なことですよね。

成人式ぐらい休ませてあげてよ〜、と思わず言ってしまいそうですが、これが日本の現状なんです。

学生の方でも、バイト優先!という意見が結構ありました。

帰省できない


成人式は自分の生まれ育った地域の式典に出席することが多いです。

進学や就職のために地元を離れている人は、帰省は大きな問題の一つです。

1日で帰省を済ませることは難しいし、お金も掛かるので頭を悩ませてしまいます。

年末年始で帰省する人も多いので、そんな頻繁に地元へ帰る余裕がないというのが本音です。

面倒くさい


面倒くさいから行きたくないと思っている人は、結構多くいます。

成人式に行けば楽しめるだろうけど、なんとなく行くのが怠いなぁと思っているうちに成人式間際になり、出席を諦めたパターンです。

成人式の準備にはお金も時間も掛かるので、気分が乗らないと重い腰が上がらないですよね。

行く意味やメリットが見つからない

大きな変化を得られるとか、特別ななにかが貰えるとかあれば参加したいけど、特にメリットがないから行く必要がないと思ってしまいます。

たしかに、目に見えるメリットがあるようには思えないかも……。

とはいえ、行ってみたら心で感じるメリットがあった、なんてケースもあるので決めつけるのはもったいないかもしれません。

友達がいない

転勤族の家庭や進学の時に地元を離れたりした人は、成人式に出席しても友達がいないからつまらないと感じてしまいます。

当時は仲良く遊んでいた友人がいても、連絡が途絶えて疎遠になっていると式典に出席しても一人ぼっちで楽しくありません。

しかし、勇気を持って参加してみたら、昔の友人と連絡を取るきっかけが作れる可能性はありますよ。

会いたくない(嫌いな)友達がいる


成人式に参加すると、会いたかった友人と再会できますが、同時に会いたくない人にも遭遇する可能性があります。

その人に会うと嫌な過去を思い出して、折角の式典までもが嫌な思い出になってしまうなら行きたくないと思うことでしょう。

あらかじめ仲の良い友達と待ち合わせをして行動を共にすれば、会いたくない人が近づいてきたとしても、その人から意識を背けることができるかもしれません。

いじめにあっていた

昔、いじめにあっていた人は成人式で当時の友人たちと再会することは恐怖でしかありません。

いじめられていた人は、成人式に出席することで当時のことを思い出さざるを得ません。

こういう場合はとくに、無理して成人式に出席しなくていいと思います。

太った、老けた、禿げた

太った、老けた、禿げた

外見的にマイナスの要素があると、誰にも会いたくないものです。

学校を卒業してから、太ったり、老けたり、禿げたとなると、昔の自分を知っている友人には尚更会いたくないものです。

当時は楽しい学校生活を送れていても、昔の自分とギャップがあると友人との関係に自信がなくなってしまいます。

とはいえ、気にしすぎているだけということもあるので、近くに当時の友人がいるのであれば、まずそのひとりに会ってみるなどしてみてはいかがでしょうか。

ニートだから

成人式は大人の仲間入りの儀式なので、ニートだと肩身が狭いと感じます。

周りは進学先で将来のために勉強をしていたり、社会人として生活を成り立たせている話を目の当たりにすると、なんとも複雑な気持ちになります。

周りからの視線も気になりますが、人生は長いです。

勝負はこれからなので、自分のペースで進めばよいと私は思います。

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成人式に行かなくてよかった人の意見や経験談

成人式に行かなくてよかった人の意見や経験談

実際に成人式に行かなくてよかった人の意見をまとめてみました。

行かなくてよかったと思う瞬間はどんな時なのでしょう。

成人式に行かなくてよかった人の意見や経験談1男性

男性の意見です。

会いたくない人と会わずにすんだ。

嫌なことを思い出したり、過去を引きずらずにすんだ。

地元の仲の良い友達とは会っているから、後悔はない。

テレビの印象が悪くて、行かなくて正解だったと思っている。

成人式に行かなくてよかった人の意見や経験談2女性

女性の意見です。

無駄なお金や時間をかけずにすんだ。

ひとりぼっちでの参加になるから、行かなくて正解だった。

振袖などのかわいい格好が苦手だから、欠席に後悔はない。

写真は別の日にゆっくり撮影したから、式へのこだわりはない。

 

成人式に行かなくて後悔した人の意見や経験談


逆に成人式に行かなくて後悔した人の意見をまとめてみました。

どのようなことで後悔が残るのでしょうか。

成人式に行かなくて後悔した人の意見や経験談1男性

男性の意見です。

連絡が途切れている友人と会うチャンスだったと思うと、後悔が残る。

一生に一度きりの行事だから、出席したほうがよかった。

大人としてのけじめになる。

親孝行になる。

 

成人式に行かなくて後悔した人の意見や経験談2女性

女性の意見です。

着物を着ている人を見ると、自分も着たかったと羨ましく思う。

親に晴れ姿を見せたかった。

同級生に会えるチャンスを逃した。

成人式マジックという言葉をご存知ですか?

久しぶりに成人式で出会った異性が、カッコよく&可愛く見えてしまうことがあるようです。

その後付き合ったり、結婚までいくことも!

もしそうゆうことに少しでも期待があるなら、成人式に参加するのも良いかもしれません。

成人式に行って後悔した人の意見や経験談

最後に、成人式に行ったけれど行かなければよかったという方の意見を紹介します。

どんなことがあったのでしょう。

成人式に行って後悔した人の意見や経験談1男性

男性の意見です。

嫌な思い出がよみがえった。

バカ騒ぎをする集団がいた。

自分をおぼえてる人がいなくて気まずい思いをした。

成人式に行って後悔した人の意見や経験談2女性

女性の意見です。

陰口をたたかれた。

つまらなかった。

無理して振り袖を着て疲れただけだった。

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成人式に行かない場合の親への言い訳やうまい理由

成人式に行きたくないと思っても、親の気持ちを考えると簡単に欠席を決められないものです。

からすると、大切な我が子が20歳の節目を迎えることは本当に嬉しいこと

それはわかっているけど、成人式には行きたくない。

どうすれば親を悲しませることなく成人式に行かずにすむか葛藤中の人へ、言い訳やうまい理由をご紹介します。

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行きたくない理由を正直に話して相談する

やはり正直がいちばんです。

行きたくない理由があるなら、正直にご両親に相談してみてはいかがでしょうか?

真剣に話せば、ほとんどの親は可愛い我が子の気持ちを無碍にはしないと思います。

親はもっとも身近な人生の先輩です。

きっとよいアドバイスを貰えるでしょう。

体調不良(仮病)

体調不良は誰にでもあります。

成人式の当日に体調が悪いから、行くことができなかったのなら、ご両親も納得してくださることでしょう。

当日のために着物やスーツなどを用意している場合がっかりさせてしまうかもしれませんが、それほど成人式に行きたくない気持ちが強いのであれば、仮病も仕方ない

限度を超えた我慢は心にも体にもよくないですからね。

行ったフリをする

当日に行かずに準備を無駄にして悲しませてしまうことや、正直に親に話すことが難しい人は行ったふりをすることもありかもしれません。

しかし、成人式に行ったふりをすることは、難易度が高いです。

地元の成人式に出席する人が多いと思うので、同級生の親御さんや地域の人から情報がご両親の耳に届いて、嘘が発覚する心配があります。

また、ご両親や周りの知人に話している内容に相違がないように話しをする必要もあり、逆に面倒な気がします。

成人式に行かない罪悪感を和らげるには?

成人式に行かない罪悪感を和らげるには?

成人式に行かないと決断すると、どんなに開き直ってみても大なり小なり罪悪感は湧くものです。

では、それを和らげるにはどうしたらいいのでしょう?

写真だけでも撮る

写真だけでも撮る
両親はとにかく我が子の晴れ姿が見たいものです。

ですので、女性なら振り袖を着たり普段とは違うオシャレをして、男性ならスーツでビシっと決めて写真だけでも撮るといいのではないでしょうか。

私自身、成人式に行かなかったことは後悔していませんが、写真くらいは撮っておけばよかったかなと思うことがあります。

記念写真を撮ることで、罪悪感も和らぐし、自分の思い出にもなるし、一石二鳥ですよ。

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別の親孝行をする

成人式に行きたくない場合も、都合で行けない場合も、仕方がないと割り切って他の方法で親孝行をするのがおすすめです。

罪悪感も薄れるし、家族の絆も深まるし、自分自身きっと気持ちが晴れますよ。

親にごちそうをするとか、プレゼントを渡すとかはもちろん喜ばれるでしょう。

でも、顔を見せる、電話をしてみるなど、ちょっとした気遣いが嬉しいものです。

大切なのは、やっぱり気持ちなんですね。

まとめ

今回は成人式に行きたくない理由と親への言い訳についてご紹介しました。

一生に一度の行事なので、参加したい気持ちを持っている方は多いと思います。

しかし、様々な理由から行きたくない気持ちと葛藤している人もたくさんいることが分かりました。

どちらの選択をしたとしても、伝統ある成人の日が、素晴らしい一日になるよう願っています。

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