お尻を地面に着けず、足を大きく広げてしゃがむ座り方のことをよくヤンキー座りと言いますね。
実は、このヤンキー座り、簡単そうに見えて意外とできない人が多いんです。
本来、この座り方は日本人はもちろんアジア諸国の人なら誰でもできる座り方で、英語ではアジアンスクワットと呼ばれています。
なぜアジアンスクワットと呼ばれているのかというとできない人に多いのはアメリカ人だからです。
なぜ、できない人とできる人がいるのか。
できる人とできない人の差はいったいなんなのかできるためにはどうすれば良いのか等を紹介していきます。
Contents
ヤンキー座りができない人の特徴
まず最初に、ヤンキー座りができない人の特徴について説明していきます。
理由はものすごく簡単で、できない方の共通点は下半身の筋肉が固くなってしまっているからなんです。
日本を始め、アジア諸国は地面に座ったりしゃがむ生活が基本でした。
その為、柔軟な筋肉を持っていたのでヤンキー座りができていたのです。
しかし、現在は椅子を使った生活でしゃがむ動作が少なくなってしまったため、できない人が増えました。
では、下半身の中でもどこが固いとできないのか詳しく説明していきます。
理由1:足首が硬い
まず、足首が固いとヤンキー座りはできません。
理由は簡単で、足首が固いとかかとを地面につけることができないからです。
固い状態で無理に地面につけようとすると、バランスを崩して転んでしまうのです。
理由2:ふくらはぎや太ももの筋肉が硬い
次にふくらはぎや太ももの筋肉が固いとヤンキー座りはできません。
こちらも、理由は簡単で、筋肉に柔軟性が無いとバランスを崩してしまうためうまく座ることができません。
無理にヤンキー座りをしようとすると、怪我をする可能性もあり危険なので一度ストレッチをして筋肉をほぐしてからチャレンジする事をおすすめします。
理由3:腹筋が鍛えられていない
下半身の筋肉が固いと、ヤンキー座りはできないとずっとお伝えしてきましたが実は腹筋が弱いとできないのです。
意外だと思われそうですが、これも理由はとても簡単で、前屈みになるときにその体制を維持するのが腹筋だからなのです。
そのため、腹筋を鍛えておかないとヤンキー座りはできないのです。
ヤンキー座りをすることでの健康や身体へのメリット
ヤンキー座りをすると、ぱっと見るとガラが悪い人の様に見えてしまいますが、実は健康的な座り方なんです。
では、いったいどんなメリットが体にあるのか説明していきます。
メリット1:腰痛改善
まず最初に、ヤンキー座りには腰痛を改善する効果があります。
意外に思えるかもしれませんが、ヤンキー座りをすると、背中にある筋肉の一種を使います。
その筋肉が固くなることで腰痛が起きるのですがヤンキー座りは
その筋肉をほぐしてくれるので腰痛が改善するのです。
メリット2:血行が良くなる
ヤンキー座りをするためにはふくらはぎを使います。
ふくらはぎは、第2の心臓と呼ばれるほど重要な体の箇所です。
ヤンキー座りをすることによって、無意識に屈伸をしてふきらはぎが鍛えられるので、血行が良くなるのです。
メリット3:下半身の筋肉が柔軟になる
ヤンキー座りをするための必須条件が、最初に理由を説明した柔軟な筋肉です。
足首からふとももにかけて筋肉が柔らかいことによって、足がつったり、こむら返りを起こすのを防いでくれます。
ヤンキー座りに必要な要素
何度か説明している通り、ヤンキー座りには必要な要素が複数あります。
その中でも重要な要素についてさらに詳しく説明していきたいと思います。
ヤンキー座りに必要な筋肉
ヤンキー座りに必要な筋肉の鍛え方を説明していこうと思います。
必要な筋肉とは腹筋を含めた下半身の筋肉のことで、やる気さえあれば誰でも簡単に鍛えることができます。
例えば、腹筋を鍛えるために必要なトレーニングは腹筋やレッグエイズという仰向けに寝た状態で、足を垂直に上げたり下げたりする筋トレがあります。
ふくらはぎや太ももを鍛えるのに、簡単なのは屈伸をすることで1日30回行うだけでもかなり変わってきます。
ヤンキー座りに必要な柔らかさ
ヤンキー座りを行うには、筋肉や筋の柔らかさももちろん重要です。
柔らかくするのはとても簡単で、例えば筋トレの前後にストレッチをしてあげるだけでもかなり変わってきます。
また、足首を柔らかくしてあげるのには少し時間がかかるので意識してストレッチを行うのをおすすめします。
足首が柔らかくなると、捻挫をする確率も減るのでオススメです。
ヤンキー座りができるようになるストレッチ
先程、簡単に説明したヤンキー座りに必要な柔らかさはストレッチを行うのがオススメと言いましたが、具体的にどんなストレッチが良いのか紹介していきます。
足首のストレッチ
まず最初に足首の筋がよく伸びるストレッチを紹介します。
始めに、椅子か地面に足を伸ばして座ります。
次に右足のふくらはぎを左足の太ももの上に乗せます。
右足首を右手で掴んで左手で右足の爪先を掴み足が伸ばされているのを感じるように優しく回してあげます。
それが終わったら左足に変えて行ってください。
これでかなりストレッチの効果があります。
ふくらはぎのストレッチ
ふくらはぎのストレッチは、まず右足を前にして足を前後に開きます。
前後に開いた状態で、手は壁につくか目の前に壁がない場合は右足の膝に手を置きます。
そして、背筋を曲げずにゆっくりと体重を右足にかけてあげます。
うまくできていると、左足のふくらはぎが伸びる感覚がします。
それを左右同じ様にしてあげればストレッチができます。
太もものストレッチ
太もものストレッチも意外と簡単なものがあり、きちんと
できていれば足がつることもなく気持ちよく行えます。
まず、仰向けに寝ます。
両足の膝裏に手をいれ、胸の方に引き寄せます。
限界まで引き付けたら、20秒ほど深呼吸をしながらキープしましょう。
その後ゆっくりと楽なところまで体勢を戻します。
まとめ
ヤンキー座りをするために、特別なトレーニングはありません。
ガラが悪く見えてしまう座り方ですが、健康にはとてもよく定期的に行うことで体のバランス管理の基準にもできます。
健康に気を付ける目安として、ぜひ試してください。