行ったことのない人には想像もつかない場所、パチンコ店。
日本全国にたくさんあるのに知らないことも多いですよね。
「パチンコって何歳からできるの?」
「働けるの?学生は入れるの?」
「間違えて入ったら怒られそう…」
そんな疑問やイメージがあるのではないでしょうか。
今回はパチンコ店員経験のある私が、以下の項目を解説していきます!
- パチンコは何歳から入れる?
- パチンコは何歳から働ける?
- 学生がパチンコしたらどうなる?
- 託児所は何歳の子が利用できる?
ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。
Contents
パチンコは何歳から?高校生や大学生は?
パチンコって何歳から入れるんでしょうか?
店舗の近くを注意してみてみると求人もよく見かけますが、何歳から働けるんでしょうか?
さっそく見ていきましょう!
パチンコには何歳から入れる?
結論から言うと、18歳から入ることができます。
法律で、18歳未満の者をパチンコ店に立ち入らせることは禁止されています。
この法律についてはあとで解説しますね。
また、店舗によっては駐車場も敷地内とみなして、駐車場への入場も禁止されていることもあります。
ただし複合施設でコンビニや電化製品店など、他の店舗が同じ駐車場にある場合はもちろん入場できますので、心配要りませんよ。
私の家の近くのパチンコ屋さんには、同じ敷地内にコンビニとラーメン屋さんがありますが、子供を連れて行っても怒られませんでした(^^)
18歳だと学生も多いですよね?
学生は入れるんでしょうか?
実は、18歳でも高校生は入ることはできません。
高校の卒業式が終わっても卒業後の3/31までは高校生扱いですのでご注意くださいね。
大学生は18歳以上であれば入ることができます。
パチンコは何歳から遊戯できる?
遊戯できる年齢も、パチンコ店に入れる年齢と同じく18歳からです。
こちらも当然ですが、高校生はダメですよ。
むか〜しはたまにある光景として、大当たりの連チャンを子供が店内で待っていて、親がトイレにいっている間子供に打たせる、なんて事もありましたが、今では絶対にありえません。
絶対に怒られますし、店内に入場した時点で止められる可能性大です。
以前に、店内で待っている子供が誘拐された事件も起きています。
こういった事件にも繋がりますし、教育上よくないと思いますので、絶対に18際未満の子供は店内に連れて行かないようにしましょう。
パチンコとパチスロで違いはある?
最近はスロット専門店も多くできていますね。
メダルを使うパチスロ(スロット)であっても考え方はパチンコと同じです。
もちろん、1パチや5スロなど低換金率専門の店でも同じですよ。
1パチや5スロというと、ゲームセンターとあまりお金の動きが変わらないからといっても、パチンコはパチンコ・スロットはスロットです。
同じように18歳以上、かつ高校生ではない人なら入れて、遊戯することができます。
パチンコは何歳からアルバイトで働ける?
ではパチンコ店でアルバイトする場合はどうでしょう?
パチンコ店は時給が高い所も多いので、働けるならすぐにでもという高校生も多いかもしれません。
しかし、入ることができるのが18歳以上なので、当然働けるのも18歳からです。
そして高校生は働けません。
高校を卒業した18歳も、卒業後の4/1以降でないと働けませんので気をつけましょう。
また、入場と同じく大学生はアルバイトできますので、心配いりません。
私は大型店で働いていましたが、大型店のアルバイトは大学生が多く、社員さん数名で数十名の大学生や若いアルバイトを管理するといった形態が多いです。
裏話ですが、パチンコ屋のアルバイトは大当たりをした箱を、次々と下に積んでいかないといけないため、かなり激務です。
(最近は玉の数を自動でカウントして箱積みしない店が増えているので、激務店は減っています)
そのため若い人の労働力が必要になり、ホールのバイトは大学生と20代が多いです。
そして男性客が多いので、そのウケを狙って、フロントのアルバイトは、これまた若い女性が多いです。
さらに遊戯中のパチンコ客にコーヒーを提供するコーヒーガールは、若い女性以外見た事がありません。
とにかく何が言いたいかというと、パチンコ店で働く人は平均年齢が若いです。
という事で、話がそれてしまいましたが、大学生でもアルバイトはできますし、給料がまあまあいいので、お金を稼ぐという選択肢としては結構いいと思います。
パチンコの年齢制限の法律について
パチンコに入れる年齢は法律で決まっていますが、どのような法律なのかご存じですか?
パチンコの年齢制限の法律
パチンコに関する法律はよく「風営法」と略して呼ばれます。
正式名称は「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」といいます。
この風営法の第22条に、禁止行為としてこんな文があります。
三 営業所で、18歳未満の者に客の接待をさせること。
五 18歳未満の者を営業所に客として立ち入らせること(第2条第1項第5号の営業に係る営業所にあつては、午後10時から翌日の午前6時までの時間において客として立ち入らせること。)。
出典元:風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律 電子政府の総合窓口「e-Gov]
働くことも、客として入ることも禁止されていることが分かりますね。
一方、高校生については法律では明記されていません。
18歳の高校生がパチンコに入ること、遊戯することを禁止しているのは業界独自の取り組みです。
18歳未満や高校生が遊戯したら捕まる?
実際のところ、18歳かどうか見た目で年齢がはっきり分かるわけではないですよね。
「何食わぬ顔で店に入ってパチンコをしても良いんじゃないの?」
そう思った人もいるかもしれません。
しかし、お店側は立ち入らせることも法律で禁止されているので厳しくチェックしています。
違反した場合、罰を受けるのはお店や責任者だからです。
見つかれば当然お店から出ていくよう言われますし、玉やメダルも没収されるでしょう。
また、学校に知られると停学などの処分を下される可能性もあります。
お店とのやり取りなどで悪質と思われれば、通報され補導…など最悪のパターンもありえます。
18歳になって高校生でなくなれば自由に出入りできるので、それまでは他の趣味を楽しみましょう。
ちなみに、18歳になって出来ることは他にもこんなことがあります。
自動車の免許については、高校生の場合は校則に明記されていることもありますので、確認するようにしてください。
- 選挙の投票、選挙運動
- 男性の結婚(2022年4月からは女性も18歳以上に引き上げ)
- 普通自動車の免許を取る
パチンコは高校生が遊戯できない理由
高校生がパチンコを遊戯できないのはなぜでしょう?
1つ目の理由は先ほども書いたとおり、パチンコ業界が自主的に禁止しているからです。
2つ目の理由は学校の規則で禁止されている場合があるからです。
学生の本分は勉強です。
世間や学校が、お金も時間も使うパチンコを良しとするはずもありません。
【番外編】託児所は何歳から何歳まで使用できる?
話は少し変わりますが、最近は託児所を設けているパチンコ店があるのをご存じですか?
子どもの車内置き去りによる死亡事故などが相次いだ影響だと考えられます。
また、店舗で働く親が預けることもできる託児所も多いんです。
託児所は何歳からの子供が対象なのでしょうか?
大体の託児所は0歳~小学生ぐらいまでを対象にしています。
なかには未就学児までだったり、3歳からのところもあるので事前に確認するようにしてください。
パチンコをする時だけではなく、リフレッシュにも使えるとうたっている託児所もあります。
命に関わるような、車内や家に置き去りにするという行為は絶対にやめてほしいので、託児所がある店舗だと知っている場合には活用することをおすすめします。
まとめ
今回はパチンコに関する「何歳から?」という疑問や法律についてご紹介しました。
パチンコ店に入る、遊戯する、働けるのは18歳から。
ただし、高校生は18歳になっていても、入ることも働くこともできません。
知らずに行ってトラブルになるのは怖いですよね。
パチンコをするにも働くにも、年齢制限を確認してトラブルにならないようにしましょう。