憧れのマイホーム新築。
基礎工事が終わりと上棟の日を迎え、ここからが大工さんの出番になります。
ほとんどの方が新築のお家は初めての経験だと思います。
そこで、悩むのが大工さんへの差し入れはいつからがベストなのか?
またどんな頻度で、また、差し入れの内容は?
その辺りをぐっと掘り下げて考えてみましょう。
Contents
新築の大工さんへの差し入れはいつからがベスト?
新築の大工さんへの差し入れ。
いつから持っていくのが正解なんでしょうか?
また時間帯によっては大工さんの迷惑になってしまうかも、と不安になってしまいますよね。
まずは、差し入れの時期と時間帯について説明していきましょう。
時期はいつからがベスト?
色々な工程があり、色々な職人が関わる家づくり。
基礎工事屋さん、電気工事屋さん、設備屋さん,等など・・・・・
大工さんの出番は基礎工事が終わってからです。
差し入れのタイミングは上棟の日からが良いでしょう。
時間帯は何時頃がいい?
差し入れをする時間帯はいつがいいのか?
迷いますよね。
実は大工さんは決まった時間に休憩をとっています。
それが、
- 午前10時、午後3時のちょっと休憩
- お昼12時のお昼休憩
です。
お昼は皆さん、お昼ごはんを召し上がるので、差し入れをするのであれば、
午前10時か午後3時の休憩を狙っていくのがいいでしょう。
それも午前10時・午後3時の5分程前に持っていくのがポイントです。
あまり早すぎると作業の邪魔になるかもしれませんし、休憩時間が始まっていると飲み物などはすでに購入済みということもあります。
新築の差し入れの頻度は?
差し入れの頻度ですが、毎日行ったという方。
1週間に2,3回程度の方、1週間に1回程度の方、色々あるようです。
でも新築はいいよ❗️
建つまで何度も見に行ったし☺️手抜きされないように…と見に行ったのもあるけど🙄缶ジュースとか差し入れしたな🎵
— 柴犬スズカとスズナ すーこ (@suzuka_shiba) August 18, 2019
この方なんかは、手抜きされないように、何度も見に行ったということですが、ネットの書き込みを見るとそういう意見はとても多いです。
もちろん大工さんもプロですので、差し入れしなくても仕事はきっちりされるでしょう。
しかし、大工さんも人間。
差し入れをすることで、コミュニケーションが生まれたりすることもあると思うので、出来るだけ頻度は多い方が大工とのコミュニケーションはとりやすいですよね。
とはいえ、新築工事現場が住んでいるところから遠い方や夫婦共働きの方は毎日は難しいでしょう。
ひとそれぞれ都合がありますので、『1週間に2,3度は行かなければ』と肩肘張らずに、自分のペースで行けるときに行けばいいんではないでしょうか?
新築の差し入れの内容
新築の差し入れの内容について、何を持っていこうか悩まれる方も多いのではないでしょうか?
こちらでは、季節別に持っていく内容について説明していきます。
夏は何がいい?クーラーボックスは?
夏は暑い中での作業で本当に大変ですよね。
やっぱり冷たい飲み物がいいでしょう。
定番のお茶やお水。
また缶コーヒーも好んで飲んでらっしゃる方が多いようです。
スポーツドリンクもいいのですが、利尿作用があるので作業中は飲まないという大工さんもいらっしゃるようです。
飲み物以外ではかき氷やあっさりしたアイスも喜ばれます。
おせんべいなどのお菓子類は、夏には食べない大工さんも多いようですね。
ただ、熱中症の予防のためにも塩分を補給できる塩飴やタブレットは食べる方もいらっしゃるようです。
同じ意味での塩分補給として、梅干しや漬物も嬉しいと言われる大工さんもいらっしゃいます。
やはり夏は冷たく冷やして差し入れたいもの。
是非クーラーボックスに保冷剤と入れて冷たいまま差し入れましょう。
秋は?
秋はいい季節です。
夏のように『とにかく冷たいものを』と気を使わなくても大丈夫。
飲み物はお茶・お水。
そして、やっぱり缶コーヒーなどを常温で差し入れるもよし。
少し暑い日には冷やしたものを差し入れるのもいいんではないでしょうか。
飲み物以外にお菓子の差し入れもいいと思います。
大工さんは手が汚れている場合も多いと思いますので、個包装されているおせんべいなどがいいでしょう。
冬は?
冬はやはり温かい飲み物が喜ばれます。
温かいお茶やコーヒーがいいでしょう。
また、自分で電気ボットを持ち込んでいる大工さんも多いので、インスタントコーヒーやお茶や紅茶のティーバック、粉末タイプのスープなども喜ばれるようです。
お菓子は秋と同じく個包装されているおせんべいや、寒い冬には甘いものが食べたくなるのでクッキーやチョコレートもいいかもしれません。
その他に、ホカホカの肉まんや揚げたてコロッケなどもいいんではないでしょうか。
ビールはアリ?
ビールはありだと思います。
もちろんその場で飲むのではなく、持って帰ってもらってお家で飲んでもらうための差し入れです。
大工さんに「どうぞおうちで飲んでください」と一言添えて渡しましょう。
ビールの差し入れを大変喜ばれる大工さんもいらっしゃるようですよ。
生野区 巽西3区画 M様邸 上棟しました!
何もなかったところから、わずか2日でこの状態に!!
大工の皆さん、猛暑の中ご苦労様です!!!
奥様から、キンキンのビールとおつまみの差し入れもいただきました!
みんなで美味しくいただきました!^^
ありがとうございます! pic.twitter.com/6Tr55ejajW
— ピタットハウス今里店/大国町店 (@ph_saison) July 17, 2018
差し入れしないのはアリ?
差し入れ、しないのはアリなのか?
答えは『アリ』です。
差し入れはあくまで『気持ち』であり、強要されるものではありません。
もちろん、差し入れをしないからといって仕事が『手抜き』になることはありません。
彼らは職人です、プロです。
誇りを持って仕事をしているので差し入れがあろうがなかろうが、きっちり仕事は全うします。
昔の大工さんとか職人さんが来ると、お茶とお茶菓子を振舞ってたねー。上棟式もあったしね。
今はそこまでしなくても、その施主によっては、まとめて差し入れしたりする人もいるみたいよ。
全然しないか、まとめてするかのどちらか極端らしい。— មីងមីកា (@TyoxO01) October 3, 2019
差し入れについて考え方は人それぞれ。
Twitterの口コミでは、全くしない人やまとめてする、という意見の方も見られました。
まとめ
初めての新築はわからないことばかり。
最近はハウスメーカーさんなどでは、大工さんに対する差し入れを断っているところもあるとか。
でも差し入れって『気持ち』なんですよね。大工さんも人間です。差し入れされて嬉しく思うことはあっても嫌な気はしないはず。
そして、差し入れすることによって現場を見ることができます。
その時に大工さんが説明をしてくれるかもしれませんし、少なくともコミュニケーションはとれます。
コミュニケーションがスムーズに取れていれば、自分たちの思いや希望をダイレクトに大工さんに伝えることも可能です。
差し入れは大工さんとコミュニケーションをとり、信頼関係を築くためのツールであると言えますね。
もし、大工さんに差し入れするかしないかを迷っている方がいるならば、私はこう言います。
『大工さんへの差し入れは是非やってください。そして、大工さんとは自分たちの思いを伝えやすい、良好な関係を築いてください。一生に一回かもしれない大きな買い物、夢のお家づくりを後悔ない楽しいものにしてください。』