子育てにおいて、車はできれば持っておきたい便利な乗り物です。
特に子供3人以上の家庭は必需品とも言えるでしょう。
子供3人ともなると、車選びにはどのようなことに気を付けるべきなのでしょうか?
- ミニバンとSUVの違いは?
- 何人乗りがいいの?
- 広さはどのくらい?
などなど、疑問はたくさんありますよね。
この記事では子供3人の家庭が車選びで気を付けるべきことや、おすすめの車種をご紹介します。
これから子供が3人になる、将来子供は3人欲しいという人もぜひ参考にしてみてください。
Contents
子供3人の車の選び方のポイント
ここでは子供3人の家庭の車選びのポイントを解説します。
特に小さいお子さんがいるご家庭に押さえておいてほしいポイントを、3つ紹介したいと思います。
ぜひチェックしてみてください。
ポイント1:7人乗り以上の大きめファミリーカーがおすすめ
子供3人の5人家族なら、断然7人乗り以上の車をおすすめします。
5人乗りでも家族全員は乗り切れますが、荷物はどうしますか?
特に子供が小さいうちは、普段から持ち歩く荷物も多いですよね。
赤ちゃんがいるならベビーカーも積み込まないといけません。
またスーパーなどでする買い物の量も3人、4人家族よりも多くなります。
そう考えると子供が3人いて5人乗りの車は限界がありますよね。
7人乗りなら座席も広々使えて、3列目は荷物置きに使えるので荷物の心配もありません。
でも7人乗りだと車体が大きくて運転が心配、と言う人もいるでしょう。
最近はコンパクトな7人乗りの車も結構種類があります。
詳しくは後程ご紹介しますね。
ポイント2:チャイルドロックやチャイルドシート
まだチャイルドシートが必要な年齢のお子さんがいるなら、外せないポイントです。
チャイルドシートって意外と場所をとるものです。
もしチャイルドシートが必要なお子さんが2人以上いる場合、2列目にチャイルドシートを2つ並べることになると思います。
これを5人乗りの車でやると真ん中が狭くて子供しか乗れない、もしくは誰も乗れないという状態になります。
チャイルドシートを2つ以上乗せるなら7人乗り以上の車は必須です。
チャイルドロックも子供が小さいときは必ず必要です。
ヒンジドア(ガチャッと開けるタイプのドア)はもちろんのこと、ファミリーカーには自動スライドドアのものが多いです。
この自動スライドドア、子供の格好の遊び道具になります。(楽しいですよね・・・)
またウィンドボタンは開けたり閉めたりすぎると壊れる、という経験談もよく見られます。
安全性も大切ですが、大事な車ですから子供にいたずらされて壊されないためにもチャイルドロックは必ずかけましょう。
ちなみに我が家の車はヒンジドアですが、1歳の我が子は走行中にドアを開けてしまったことがあります・・・
チャイルドロック、大事です!
ポイント3:安全性能
大事な我が子を乗せるわけですから、安全性能はこだわりたいところです。
シートベルト、エアバッグの性能、車体の強さは基本中の基本。
事故を未然に防ぐための自動ブレーキ、バックビューモニター、ペダル踏み間違い時加速抑制などの機能がついた車種も増えています。
安全のための機能は多いに越したことはありません。
子供の命を守るためにも、安全性能の高い車を選びましょう。
子供3人におすすめの車は?
ここからは子供3人の家庭におすすめの車を
- SUV
- ミニバン
- その他
という3つのカテゴリーに分けてご紹介します。
自分の家族に合った車を見つけるのにぜひ参考にしてみてください。
SUV
SUVとは、 英語で「スポーツ用多目的車」を意味する「Sport Utility Vehicle」の各単語の頭文字を取った略語です。
SUVの最大の特徴は大径のタイヤを履くために車高が高いことです。
★SUVのメリット
外装がスタイリッシュ
車高が高く、視界が広いため運転しやすい
悪路に強い
★SUVのデメリット
ミニバンに比べて車内にゆとりがない
車高が高いため、小さい子供は自分で乗れない
燃費が悪く、維持費がかさむ
ミニバンの見た目が好きじゃない、大きい車の運転に自信がないなどの理由でミニバンは選びたくないという人にはSUVがおすすめです。
外装はデザイン性が高く、ミニバンに比べて車体もコンパクトです。
ただし、ミニバンに比べて車内は狭く子供のオムツ替えや着替えは厳しいでしょう。
スバル エクシーガ・クロスオーバー7
出典元:https://minkara.carview.co.jp/car/subaru/exiga_crossover_7/
他車種と比べるとコンパクトなサイズのSUVです。
3列目はややタイトですが、大人7人が乗っても窮屈に感じない程度の広さは備えています。
燃費の悪さがSUVの短所ですが、エクシーガは13.2km/Lと低燃費で維持費も他のSUVに比べて抑えられます。
またSUVとしては最安値域のため、お買い得感もありますね。
エクシーガでお出掛け♫
初めて高速を運転してみたけど、
安定感が素晴らしく加速も気持ち良い!
前の車追従するやつ使ってみたかったけど急いでて無理だった#エクシーガクロスオーバー7 pic.twitter.com/SCRbkiZNVH— だんさ (@dannenyaaji) 2018年6月20日
SUVの魅力の一つでもある走行性能も問題なさそうです。
運転好きにもおすすめな車種です。
日産 エクストレイル
出典元:https://response.jp/article/2017/09/14/299773.html
丸みを帯びた外装と悪路に強いのが特徴のエクストレイル。
SUVの中でも車高が低く設定されているので、小さな子供がいる家庭でも比較的安心です。
5人乗りと7人乗りが選べ、7人乗りの3列目のシートをたためば広い荷室にもなります。
2列目は大人4人がゆったり座れる広さがあるので、チャイルドシート2台を乗せても余裕があります。
またアラウンドビューモニター、プロパイロット、歩行者を検知する緊急自動ブレーキが搭載されており、安全性能も充実しています。
昨日、人生初のマイカーを納車したので早速撮影してきました!
もうめちゃくちゃ最高にかっこいいです😍#NISSAN#エクストレイル pic.twitter.com/AAukqp740w— ジャッカルMatsuzaki (@ohisamaking) 2018年12月14日
Twitterを見ると見た目に魅力を感じている人が多いようです。
いい意味でSUVっぽさがあまりない外装で、女性にもうけがよさすです。
マツダ CX-8
出典元:https://minkara.carview.co.jp/car/mazda/cx-8/
見た目が重視!という人にはCX-8が人気です。
3列目のシートも他車に比べて広く、大人でも窮屈に感じないほど。
外装、内装ともにデザインにこだわっていて、高級感があります。
また夜間歩行者検知機能など先進安全技術が搭載されているため、安全性にも長けています。
7人乗りの大型SUVマツダCX8が名古屋駅コンコース内に展示。最近のマツダはスタイリッシュ。カープも強いし元気だね。#マツダ #マツダCX8。#SUV pic.twitter.com/fBnAoux1fH
— 鳥原久資「後継社長としての思いを発信しています」 (@toriharahisashi) 2017年9月15日
CX-8も見た目が人気です。
この見た目でファミリー向けの広さということで、若い人に人気の車種です。
ミニバン
家族が増えたらミニバンにしよう!と思っている人は多いはず。
室内が広く、小さい子供がいるなら最も使い勝手がいいでしょう。
こちらもメリット、デメリットをまとめてみました。
★メリット
室内空間が広く、大人数が乗っても快適で荷物が多くても大丈夫
電動スライドドアがついている車種が多い
各メーカーが力を入れているジャンルなので、選択肢が多い
★デメリット
車体が重いので燃費が悪い
車体が大きく、小回りがきかない
重心が高く、走行が不安定
室内が広く、天井も高いので子供のオムツ替えや着替えなども可能です。
ドアがスライド式というのも、子供がドアを開けて車を傷つける心配がないので重要な点です。
ただし、車体は大きく走行も不安定なため、運転が苦手な人には避けられがちです。
トヨタ シエンタ
出典元:https://kakaku.com/item/K0000793299/
車体がコンパクトなので運転が苦手な人にもおすすめのミニバンです。
車高が低いことと、乗降用のアシストグリップが付いているため、子供もお年寄りも乗り降りしやすいです。
シエンタの燃費はミニバンの中ではトップクラスで、とても経済的。
またAC100Vのコンセントがあり、家庭用と同じ電圧で1500Wまで使用できます。
アウトドアや災害時にも役立つ多彩な車種です。
シエンタくんが我が家に来ましたw✨
ハイブリッド、マルチビュー、あと自分の趣味で8スピーカーオプションで付けました。
😱ひゃー音良しです👌✨両スライドドアに7人のり。
シート倒せば二台自転車詰めて
燃費と用途考えると大満足です☺️✨明日からまた地味に仕事頑張りますw✨#シエンタ #新車 pic.twitter.com/YtnxJPtObS
— COZY・D・RAW (@Goldjiji) 2019年5月19日
燃費、使い勝手の良さが満足度の高さに繋がっています。
自転車が2台積めるのもすごいですね。
日産 セレナ
出典元:https://lv.nissan.co.jp/LVCAR/SERENA/STEP/
ファミリー層から高い評価を受けている日産セレナ。
人気の理由はシートアレンジの多彩さです。
2列目中央の座席が1列目に移動できるので、3列目へのスムーズな移動が可能です。
車内には十分な広さがあるので、子供の着替えも楽々。
また足を車体にかざすことで開閉できるハンズフリーオートスライドドアなので、子供を抱っこしているときや荷物で両手がふさがっているときに便利です。
子育て世代にとても優しい設計で、ファミリー層に人気なのもうなずける車種です。
平成16年製のレガシーツーリングワゴンからの乗り換えです。
最初はミニバンを買うつもりはなかったのですが、子どもができたので選択肢の一つとして見に行ったところ、使い勝手のよさからミニバン一択になりました。
ヴォクシー、ステップワゴン、セレナを比べてみて、ステップワゴンはデザインとワクワクゲートの利点を見いだせず、除外。ヴォクシーはシートの作りがよかったのですが、ハイブリッドは高く、360°カメラのオプションがないこと、オートクルーズしかなく、技術で遅れていると思いました。
ところが、セレナはプロハイロットに360°カメラが自動的に取り付けられており、ほしいものは安くついてくるばかりか、特別仕様車のため、後部座席の充電口やトレイもあってコスパはかなり高いと思います。
たしかに、車体が重いだけあってわずかにもっさりとした加速かもしれません。しかし、街乗りや高速での合流のときに私はストレスを感じたことはありません。
不満に思う人は、単純にアクセルワークがどうかしているのか、ミニバンを運転するのに向いていない人なのでは?
現状では、装備、車両性能、デザインと価格を考えて、ミニバンナンバーワンであることに納得できる仕上がりになっています。引用元:https://review.kakaku.com/review/70100310109/ 価格.com
さすがセレナ、ユーザーの評価が高いです。
私の友人もセレナに乗っていますが、高く評価していました。
ホンダ フリード
出典元:https://kakakumag.com/car/?id=14422
ミニバンながらコンパクト車体で、運転が苦手な人にもおすすめです。
車高が低く、子供の乗り降りもしやすい設計になっています。
衝突軽減ブレーキ、誤発進抑制機能などコンパクトミニバンとしては、安全装備が最も充実しているので子供を乗せていても安心できますね。
1500ccエンジンを採用しているため、経済的なのも魅力です。
最初は苦手なデザインでしたが、コンパクトで7人乗りという実用性に惹かれ購入し
大好きになりました。小回りも聞くし、加速もそこそこ。
燃費は街乗り13kmくらいでした。現在14万5000km突破し、不具合が結構出てきて
車検が迫ってるのもあり、乗り換えることになりました。しかし、非常に安定した車で楽しかったです。
5年間本当にありがとうございました。引用元:https://review.kakaku.com/review/70100210664/ 価格.com
この方は以前フリードに乗車していたようですが、満足度は高いです。
実用性が高く、運転もしやすそうです。
ミニバン以外でおすすめ
選択肢は狭まりますが、ミニバンとSUV以外の車種もご紹介します。
ホンダ ジェイド
出典元:https://response.jp/article/2018/05/17/309792.html
ジェイドはファミリー感が強いミニバンが好きじゃない人におすすめです。
3列シート6人乗りに加えて、走行性能の高さにも定評があります。
SUVやミニバンのように車高が高くないので、乗り降りの心配もありません。
また安全装備については衝突軽減ブレーキや、誤発進抑制機能などの安全性能で、ジェイドは予防安全性能評価で最高クラスを獲得しています。
静かな室内広い空間、そして明るい内装の仕上がりで解放感があります。横幅にゆとりを持たせているので大きな大人の方でもゆったり乗ることができると思います。サードシートはやや狭いですが子供なら普通に乗れますね。
引用元:https://www.navikuru.jp/review/honda/jade/ ナビクル
ミニバンじゃなくても室内が広いのは魅力ですね。
こだわりの内装にも愛着がもてそうです。
トヨタ プリウスα
出典元:https://www.carsensor.net/catalog/toyota/prius_alpha/F001/
街中でもよく見かけるプリウスの3列シート7人乗りタイプです。
燃費がいいハイブリットなので、家計にも優しい車種です。
ミニバンやSUVほど車体が多くくないので、大きい車が苦手な人にもおすすめです。
国内産の車を何台も乗っているが、ブレーキの信頼度はトヨタ車が断トツだと思います。子供の事を考えて選びましたが、正直ヒヤッとする場面でも、流石トヨタ車だと思った事は何度もあります。あまり運転に自信のない私でも、安心して乗れてます。
引用元:https://www.navikuru.jp/review/toyota/prius-alpha/ ナビクル
安全性能はやはり気になるところ。
さすが世界のトヨタですね。
まとめ
・見た目、走行性重視ならSUV
・広さや使い勝手ならミニバン
・SUV、ミニバン以外で考えたい場合も7人乗りは必須!
いかがでしたか?
車は生活に欠かせないものですし、決してお安い買い物ではないので失敗はしたくないものです。
じっくり比較して、満足のいく車選びをしてくださいね!