そろそろ冬も終わり、家の絨毯を夏物に変えたい季節ですね!
ワンシーズン使用した絨毯を片づける前に洗いたいけど、クリーニングに持っていくのもなぁ…と考えている方は必見です!
自宅のお風呂場をうまく活用することで、きれいに洗うことができるのです!
多少手間かも知れませんが、節約したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
絨毯を洗う前にすること
絨毯の素材をチェックしましょう!
表だけでなく、裏地の素材によっては自宅での洗濯は不可能場合もございますので、要注意です!
また、掃除機など、大まかなごみは取ってから、洗濯を行いましょうね!
洗える素材かチェック!
素材には天然繊維と、化学繊維があります。
天然素材には、綿やウール、麻などが含まれます。
化学繊維にはポリエステルやナイロン、アクリルなどがあります。
基本的には、すべて家での洗濯は可能ですが、ウールは虫に食べられやすい欠点があります。
洗濯して、そのまま片づけてしまうと、少し危険ですので、保管方法に注意してくださいね!
また、取り外しできないホットカーペットタイプは、丸洗い禁止ですので、要注意です!
絨毯の大きさは?
洗濯機の大きさにもよりますが、蛇腹折りにして、洗濯機にぎゅうぎゅうになってしまう場合は、あまりきれいに洗濯できないので、お風呂場で洗うことをおすすめします。
また洗濯後、少なくとも2日ほどは日干ししなければなりませんので、干す場所を確保できない場合は、クリーニング店に持っていくことをおすすめします。
コインランドリーという選択肢も。でも費用が…
コインランドリーでの絨毯洗濯は平均で¥1000~¥2000かかります。
1時間ほどで完成いたしますが、少しでも安く済ませたいと思っている方には結構な出費ですね。
クリーニングよりは安いですが、節約したい方にはおすすめできません。
絨毯を洗う頻度について
家庭用の絨毯は3ヶ月に1回が平均と言われておりますが、専門家によると、1,2ヶ月に1回が妥当だと言われています。
こたつなどの下に敷く絨毯ですと、多少汗などもかきますのでこまめな洗濯をおすすめします。
絨毯を洗う方法
自宅での絨毯掃除にはお風呂と洗濯機の2種類と、部分シミの落とす方法があります。
基本的に1週間に1回ほどは、中性洗剤を水で薄めて、布で軽く表面を撫でるように拭き掃除をしましょう。
軽い水性の汚れは落ちますので、最低限の掃除としてしてみましょう。
洗濯機で洗う方法
洗濯機で洗う場合、まずは絨毯を外で払い、大まかなごみを取り払います。
それから、蛇腹折りにして洗濯機に入れます!
基本的に、部分的なシミなどまで綺麗にすることは難しいので、目立つシミなどがある場合は、後に紹介しますシミ取りを行ってから洗濯機に入れてくださいね。
お風呂で洗う方法
お風呂場にお湯を溜め、足で踏む、とても原始的なやり方です。
ここでポイントなのが、洗濯洗剤を使わずにセスキ炭酸ソーダを使用することです。
洗濯洗剤を使用すると、洗い流すのに時間がかかりますので少しでも手間を省きたい方はぜひ参考にしてみてください。
シミ取りの方法
ジュースなどの水性の汚れは中性洗剤、または食器用洗剤で落とせます!
汚れ部分の水気は取ってから水に薄めた洗剤を雑巾に含ませ、汚れ部分に叩き込みます。
色落ちする場合があるので、目立たない場所で試してから行ってください。
大体の汚れが取れてから、固く絞った雑巾で泡と汚れを取ります。
そして、最後に乾いたタオルで拭いて完了です。
食べ物などの油性汚れの場合は先程の作業の前に、ベンジンで汚れを浮かせてから中性洗剤での汚れ落とし作業に入ります。
絨毯の干し方
絨毯は分厚く、乾燥するまで平均的に2日間ほどはかかるとされています。
中途半端にしか乾燥できていないと保管する際に、すぐにカビが生えますので、要注意です。
絨毯を干すときのコツ
お風呂場で洗った絨毯は相当水分を含んでいるので、そのままではベランダなどへ運べません。
まずは浴槽にかけてしばらく置いておきましょう。
運べる重さになったら干せる場所へ移し、物干し竿2本を使って絨毯がM字になるように広げて干します。
2日程度かかるため、天気予報のチェックが必要ですね。
重曹で洗う方法
重曹を使用した掃除方法には2パターンありますので、用途に応じて、参考にしてみてくださいね。
まずは、手軽にできる重曹水スプレーです。
重曹スプレーは、水100mlに対して小さじ1杯の重曹をとかしたものを霧吹きに入れるだけで完成です。
それを絨毯全体にスプレーし、床用ドライシートで拭き取ります。
重曹には、汚れを吸収する力がありますので、たったこれだけでも効果があります。
重曹スプレーには、脱臭の効果もありますので、優れものですね!
次に、重曹をそのまま、ばら撒く方法です。
重曹は、水に溶かしていなくても、汚れを吸収しますのでとても効果的です。
重曹スプレーよりも効果的ですので、汚れが気になる方は、こちらの方がおすすめです。
重曹をそのままばら撒いた場合、一晩は放置し、翌日に掃除機で吸い取りましょう。
それで、完成です!
翌日に掃除機をかける余裕がある場合はこちらの方法をおすすめします。
ペットが絨毯に粗相したら?
人間が何かをこぼしたときと違って、ペットが絨毯に粗相をしてしまった場合は、しっかり消臭する必要があります。
なぜなら、匂いがついたままだと、またそこでしてしまうからです。
ペットが粗相したときの消臭方法
まずは、トイレットペーパーなどで水分を吸い取ってください。
このとき、ごしごし擦らないことが大切です。
そのあと、クエン酸を水に溶かして(水200mlに対してクエン酸小さじ1杯が目安)スプレーします。
それから、ブラシなどを使ってしっかりと叩いてから拭き取り、重曹を振りかけます。
重曹が乾いたら掃除機で吸い取ってください。
おすすめの洗剤や洗濯グッズ
セスキ炭酸ソーダお風呂で洗濯する場合、洗濯用洗剤よりも洗い流しやすく、重曹よりも水に溶けやすいのでとてもおすすめです。
そのまま粉状でも水に溶かして、スプレーとしても使用できる、掃除には欠かせないアイテムです。
絨毯だけでなく、キッチン汚れなどにも使用できますので一家に一個あってもいいのではないのでしょうか?
油性の部分汚れを落とすには最適なベンジンですが、火気厳禁ですので、ホットカーペットなどには使用しないようにご注意ください。
絨毯の普段のお手入れは?
普段からお手入れしていれば絨毯を洗う頻度も減らせますよね。
また、高級品は洗うのも難しいので、日頃のケアが大切になってきます。
ポイントをいくつか紹介しますので、よかったら参考にしてみてください。
- ゆっくり丁寧に掃除機をかける。毛並みに逆らって、裏側も
- 洗濯できる素材であれば拭き掃除。これも毛並みに逆らって
- ゴム手袋をはめて埃や髪の毛をかき集める
いつもより少しだけ手間がかかりますが、それで絨毯が清潔に保てるなら安いもの!(笑)ではないでしょうか。
絨毯はしょっちゅう買い換えるものでもないし、大切に使いたいですよね。
まとめ
絨毯を自宅でどう洗うか、洗濯機を使う方法、お風呂場で洗う方法、普段のお手入れなど紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
絨毯を自宅で洗濯するのは少し苦労するかもしれませんが、クリーニングや、コインランドリーに持っていくことを考えるとサイズによっては楽な可能性もあります。
大きな汚れがない場合は、自宅での洗濯に挑戦してみてはいかがでしょうか?
案外汚れが落ちるのが気持ちよくて、ハマってしまうかもしれませんよ!