キックベースという遊びがあることはご存知でしょうか。
幼いころは、キックベースで遊んだという方も多いでしょう。
この記事では、キックベースがどのような遊びであるかをご説明します。
お子様がいる方など、キックベースのやり方を覚えて一緒に遊んでみてはいかがでしょうか。
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Contents
キックベースのルールとやり方
キックベースは野球を模した遊びですが、大きく異なる点もあります。
キックベースのルールとやり方についてご説明します。
また、地域によってルールがかなり違うようですが、「日本フットベースボール協会」が全国共通のルールを出しています。
キックベースの試合の流れ
キックベースは、野球を足で行うものと理解しておけば問題ないでしょう。
ボールをバットで打つ代わりに、足を使って蹴って飛ばします。
野球と同様に、ボールの着地前に捕手がボールをキャッチしたらアウトとなります。
打者側は、アウトになることなく4つのベースを一周することができれば1点得ることができます。
国や地方によってルールは異なりますが、足を使う点を除けばほとんど野球のルールと変わりません。
今回は、日本フットベースボール協会が定める「全国共通ルール」に基づいてルールをご説明します。
キックベースのボールやベースについて
キックベース用のボールやベースは何を使ったらいいんだろう?
迷ってしまいますよね。
こちらについては、上記のように「キックベース用」のボールを使う方法がまず一点。
わざわざ買わなくても、サッカー3号球かドッジボール2号球がある場合はそちらを使用しても大丈夫です。
ホームベースもキックベース専用のものがありますので、紹介します。
専用のものはボールをセットしやすかったり、利点があります。
キックベースの人数
キックベースは11人制となっており、9人制の野球にセンターフォワード・ライトフォワード・レフトフォワードの3つのポジションを加えた代わりに、ピッチャーが廃止されています。
ルールによっては、9人制・7人制・5人制と人数を減らすことも可能です。
競技場について
競技場は、野球と同じような環境を用意できれば問題ありません。
ある程度広いグラウンドなどを用意し、4つのベースを設置しておきましょう。
扱うボールは野球のものよりも大きくなりますので、野球のグラウンドほど広い場所を確保する必要はありません。
攻撃側のルール
野球でのバッターに該当するのがキッカーです。
キッカーは、主審の笛の合図によって助走を開始し、ボールを蹴ります。
キッカーは、蹴り方を意識しながら蹴りましょう。
蹴り方に関するルールの規定は厳しく、蛇行しながら蹴ったりしてしまうとペナルティが課されてしまいます。
キッカーはあらかじめ正しい蹴り方を学んでおき、極力ペナルティ課されることのないよう注意する必要があるでしょう。
守備側のルール
守備側のルールも野球とほぼ変わりませんが、キックベースならではのルールもあります。
守備側はがランナーに直接ボールをぶつけることで、アウトに持ち込むことができます。
キックベースには、ドッジボールのような要素もあるということが分かるでしょう。
遠距離を走るランナーにボールをぶつける能力を磨くことが、守備側のコツであると言えるでしょう。
あまりにも近距離のランナーに強くボールをぶつけることは、怪我をさせてしまう可能性があるため禁止されています。
野球との違い
野球のようなイメージが強いキックベースですが、野球と明確に違う点は攻守それぞれに存在します。
攻撃側の場合、キッカーが止まっているボールを蹴るということが大きな違いでしょう。
キックベースにはピッチャーがいないため、ボールを投げてくる人がいません。
置いてあるボールをそのまま蹴るだけですので、野球と比べると攻撃側が非常に楽です。
守備側はボールを投げてランナーにぶつけることでアウトにできるという点も、野球と大きく異なる点であるといえるでしょう。
走っている標的にボールをぶつける必要がありますので、こちらは難易度の高いテクニックが求められるでしょう。
ローカルルール
キックベースには様々なローカルルールがあります。
各地のローカルルールを調べて、興味のあるものを試してみるのも良いでしょう。
例えば、ピッチャーを設置して、ピッチャーが転がしたボールを蹴るというルールも存在します。
自由にルールをカスタマイズして、自分だけのローカルルールを作ってみてください。
また、盗塁やタッチアップは禁止にしているところが多いようです。
これあこれあ
キックベースの蹴り方のコツ
続いて、キックベースの蹴り方のコツをお伝えします。
コツを把握しておくことによって、上達を実感しながら楽しく試合を進めることができるようになるでしょう。
遠く飛ばすコツ
試合で勝つためには、ボールを遠くに飛ばす必要があります。
遠くにボールを飛ばすために、蹴り方を意識しましょう。
体の中心にボールが来るように置いて、助走をつけて蹴り上げましょう。
直線上にボールを置くことによって、蹴る際にボールの芯を捉えやすくなります。
曲がった角度からボールを蹴ると上手に飛ばすことができないため、真っ直ぐ飛ばすよう心がけましょう。
ヒットを打つコツ
基本的には、置かれている状態のボールを蹴ることになるため、ボールに当てること自体は難しくないでしょう。
遠くに飛ばすことと、軌道をコントロールする蹴り方を覚えて、思い通りの場所にボールを飛ばせるようにしておきましょう。
守備の隙間を突くようにしてボールを蹴ることができれば、勝率はグッと上がるでしょう。
また次項で説明しますが、蹴り方のコツとして、ホームランを狙うときはインステップキックが適しています。
ヒットを狙う場合ももちろんインステップでも大丈夫ですが、トーキックだとよりスピードの速い球を蹴ることができます。
トーキックはつま先を使って蹴る蹴り方ですが、一直線に野手と野手の間を狙ったキックでヒットを狙うのに最適です。
ホームランを狙うコツ
基本的にサッカーでもそうですが、インステップという蹴り方が一番遠くに飛ばすには適しています。
ホームランを狙うときはインステップキックで狙いましょう。
ボールの中心を捉える蹴り方を覚えることができたら、いずれはホームランを狙うこともできるでしょう。
遠くに飛ばすコツを掴んだら、徐々に飛距離を伸ばしていくようにしましょう。
グラウンドの外までボールを飛ばしていくイメージを持つと、より飛距離が伸びやすくなります。
イメージしながら何度もボールを蹴って、感覚を掴みましょう。
キックベースの練習方法
キックベースはチームで行うゲームですので、可能な限りチームメンバーを集めて練習しましょう。
メンバー同士で少人数でチームを組ませて、模擬的に試合を行わせても良いでしょう。
模擬試合を何度も行うことによって、試合を進めるコツを学ぶことができるでしょう。
メンバーを中々集めることができない場合は、自主練習に力を入れましょう。
ボールの蹴り方など、キックベースの基礎となる練習は一人でもできます。
メンバーそれぞれがコツコツと基礎練習に励むことで、チーム全体のレベルも高まるでしょう。
まとめ
キックベースのルールや遊び方に関してご説明しましたが、いかがでしたでしょうか。
様々な練習方法を試してみて、蹴り方のコツや守備のチームワークを学ぶと良いでしょう。
野球と非常によく似たゲームですので、野球の練習法をそのまま流用することも可能でしょう。
キックベースもやり込めば奥が深いゲームですので、ぜひ一度本気でチャレンジしてみてください。
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