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「オー、エス」という独特の掛け声を聞くと、ああ綱引きだな、と思いますね。

綱引きといえば、小学生のスポーツだと思う人も多いと思います。

私もその一人でした。

 

しかし、社会人でもできるスポーツで、かってはオリンピックでも競技されていました。

1900年のパリオリンピックから1920年のアントワープオリンピックまでの5大会です。

オリンピック種目だったなんてびっくりですね。

 

たかが綱引き、されど綱引きです。

いざやるとなると、こんなに細かいルールまであるなんて知らなかった!という方は結構多いでしょう。

 

何分(何秒)引きあったらいいの?人数は何人づつで引き合うの?

審判のやり方はどうやる?入退場や反則については?

などなど、細かいルールについてこの記事では詳しく理解することができます。

変わったルールで綱引きしたいという方のために、面白ルールも紹介していますよ!

 

それでは綱引きのルールについて、いってみましょう!



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綱引きのルールを説明!

綱引き中央

小学生のルールともども、社会人競技としてのルールも気になりますね。

調べてみると、審判の用語はすべて英語でした。

審判の動作もカッコよくてあの「オー、エス」の思い出とは大違い。

綱引きの大会なども各地で催され、とてもたくさんのチームが認定されています。


こちらの記事では、綱引きの並び方など必勝法について書いています。

綱引きの必勝法はこれ!掛け声や並び方、姿勢も大事!

スタートの合図

小中学生混成の競技としては「レディゴー」がスタートの合図になっています。

社会人では「プル」が合図です。

選手が入場してから「プル」までにいくつかの行程があります。

選手が縄を持つまでに整列したり縄を持ち上げて審判に見せたりと言う具合です。

さぁ、と思ってもセンターが合ってないと調整します。

ドキドキの時間ですね。やる気がどんどん高まるような感じです。

 

綱引きの時間

綱引きの時間

プロレスなどでは無制限一本勝負なんていうのがあります。

時間に関係なく、勝負がつくまで戦うことですが、社会人の綱引きはまさに無制限なんですよ。

その代わり試合が長引くと、最長10分間の休憩を挟むことができます。

 

小中学生では1分のタイムがあります。1分で勝敗を決め、1セットごとに3セットまで、場所を交代します。


人数や並び方のルール

社会人の綱引きではどれくらいの人数で競技を行うのでしょうか。

小学生のときのように1クラス40名全部で頑張る、なんてことはないようです。

人数のルール

社会人競技では8人対8人で行われます。1チームは12人です。

2人が補欠になります。

あとの2人ですが、監督とトレーナーで、選手が兼任してもOKです。

 

綱引きを勝とうとすると体重が大きな役割を果たすようですね。

我が息子の工業高校で綱引きのイベントがあったとき、数の少ない女子から「男子1名につき、女子は2名」などという無茶振りがあったようです。

もちろん男子組は引きづられて完敗。これは体重負けのようです。

 

社会人の綱引きはボクシングのような階級が設けられていて、無制限のキャッチ級以外に11段階に分けられています。

フライ級からヘビー級まで20kgから40kgの差をつけて区分されています。

フライ級ですと8人で400kg以下。一人平均すると50kg以下ということですね。ヘビー級は720kg以下。平均で一人90kg以下です。

フライ級400kg以下
バンタム級440kg以下
ウルトラ・フェザー級480kg以下
ライト・フェザー級500kg以下
フェザー級520kg以下
ジュニアライト級540kg以下
ライト級560kg以下
ライト・ミドル級600kg以下
ミドル級640kg以下
クルーザー級680kg以下
ヘビー級720kg以下
キャッチ級無制限

 

ボクシング並みの階級ですね。

そしてかなりのウエイト。迫力満点です。


並び方のルール

ルールとしては並び方にはこれ、といった厳しい決まりはありません。

 

しかし並び方にも勝敗の決め手が!綱を持つときの並び方なのですが、それにもちょっとした工夫があるようですね。

基本的に背の高い人が綱の中心側から並びます。身長差があると綱を持つ位置が上下に凸凹して力が分散してしまうのです。

力の分散でわかるように、綱を持つ位置も等間隔がベストです。

間は1mから1.3m。綱が短いときは後ろを2mほど残して等間隔に分散させます。

これは人数の多い小中学生の綱引きでも社会人の綱引きでも、通用する決めてのようですね

 


入退場や移動のルール

チーム全員で入退場するのはチームプレーの鉄則ですね。

一人一人がぽつりぽつり、と入場することはありません。

そして審判に対して競技の前に一礼。

競技の場所を移動するときも同じです。


服装やシューズのルール

服装はそれほど固いルールはないのですが、靴は場所によって違います。綱引きの場合、インドアとアウトドアがあります。
インドアはスパイクのついた靴はダメ。もちろん裸足はダメです。

安全に競技をするためには、裸足は危険です。アウトドアでもスパイクや裸足は禁止。これはケガの恐れがあるからです。


 

ロープの置き方や長さについて

綱引き綱引きの唯一の道具であるロープについてですが、まず勝敗を見るために、真ん中に赤いテープが巻かれます。

その中心から2m離れたところに白いテープを両方に巻かれます。

それから50cmのところに青いテープを巻き、選手はこの青いテープから中心側を握ってはいけません。

試合前の縄の置き方はインドア、アウトドアともに中心にラインが引かれているところにセンターの白いテープを置きます。

地面にはセンターラインと2mラインが引かれます。(インドアの場合。アウトドアは4m)

勝敗は2mラインに白いテープが超える(4mを引き込む)ことで決まります。

縄の長さですが、33.5mから36mのものが使われます。

小学生はこれよりも少し短い28mから30mのものです。

太さも社会人と小学生では違ってきます。太さは外周で10cmから12.5cm。小学生では9cmから10cmとなっています。

材質はマニラ麻でできた丈夫なものです。


 

反則について

綱引き苦戦中
引用元:https://www.cl-shop.com/citylife/ichihara/2017/06/02/20354/

簡単に綱を引っ張り合いっこするのが綱引きなのですが、ルールがある限り反則もあります。

 

シッティング(Sitting)

座って綱を引くのは禁止です。摩擦が立っているより大きくなるので、相手方に不利になりますね。

滑って尻もちをついた場合すぐにポジションに戻らないとそれも反則になります。

思ったよりも厳しいですよ。

 

リーニング(Leaning)

なかなか厳しいのがこれ。足の裏以外の体のどこかが地面や床に触れてもダメです。尻もちはもちろんわかりますが、転んで膝をついても反則になるんですね。もちろんすぐに態勢を立て直せば大丈夫です。

 

ロッキング(Locking)

アンカーと言って最後尾の選手は肩から腰にかけて綱を巻きます。綱を動かないようにして持つのは反則なのですが、アンカーのみにこれは許されています。しかし間にいる選手はこれはできません。

 

グリップ(Grip)

握りこぶしを両手で作って綱を持つことです。

 

プロッピング(Propping)

綱引きのフォームでは綱を脇に挟んでしっかり綱を握る持ち方です。腰より下の位置で持つのは反則になります。

どんな風な持ち方になるかと考えてみたら、綱をまたいで持つような感じかなと思います。

 

この反則は3回の警告が出されて、3回目に失格が言い渡されます。


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綱引きの面白いルール

運動会や競技大会などで経験した綱引き以外にどんな変わった綱引きがあるでしょうか。


面白いルール1:横綱引き

横綱引きコートの真ん中に3本から5本の綱が置いてあり、それを自分たちの陣地に持ってくる綱引きです。

合図でコートに出て行きますが、人数の配分がバラバラだと1対4などのように全く勝ち目のない試合になってしまいます。

仲間が気づいて駆けつけてくれれば、なんとかなりますが、苦戦中ならアウトですね。

横綱引のロープは色別けされています。

楽天で見つけました。こんな感じの綱です。

 

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面白いルール2:応援綱引き

トラックの中に綱を置き、保護者と児童に分かれます。

児童は綱のそば、保護者はトラックの外側に待機します。

児童は合図とともに綱を引きはじめ、保護者はトラックに沿って綱に行き、児童の応援をします。

勝敗:2回目は児童と保護者の待機位置を変え、1対1で引き分けのときは3回戦を行います。


競技の流れと審判のやり方

審判用ホイッスル

 

審判の人数

綱引きの審判は3人。

主審が1人に副審が2人です。

 

試合の流れ

副審はロープの端に立ちます。試合が始まりました。

○主審がチームを紹介し、試合開始の宣誓です。

選手以外の人は試合場より外に出ます。

○副審はアンカーマンに綱をもたせます。アンカーマン特有の肩から腰にかける持ち方です。

○副審が準備完了の白旗を上げると「ロープを持って」。あるいは「ピック・アップ・ザ・ロープ」しゃがんだまま選手はロープを持ちます。

○「ロープを上げて」選手はロープを頭上に上げます。

○「構えて」「レディ」あるいは「ステディ」。徒競走の「よーい」に当たる号令ですね。まだ試合は始まりません。

○ロープが中心にきちんと来ているか確認し、調整します。

○ロープが中心に来ると「ゴー」あるいは「プル」で試合開始。

 

審判のジェスチャー

審判はジェスチャーでルールや指摘を表します。下の表は審判のジェスチャーです。審判のサイン
引用元:http://tsunahiki.net/tsunahiki/judge.html


審判の役割審判は勝敗を見極めるスポーツでは大切な役目を持っています。その外には、反則がないか、競技が安全に行われているか、などを見る必要もあります。

掛け声やセリフ

綱引きの掛け声って『オー・エス』ではなかった?いえいえ、いろんな掛け声があるようです。

「せ~の!せ~の!」これは威勢がいいですね。

「そ~れ!そ~れ!」地引き網を引いているような、大漁の予感がします!!

「1,2、1,2~」うん、気合はいります。

「よ~いしょ!よ~いしょ!」がんばれー!!掛け声もバカになりません。気合を入れるのもありますが、大声を出すと力が出るんです。

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綱引きのルールで小学生向けのポイントは?

綱引き
運動会などの綱引きではどんなことに注意をしたらよいでしょうか。

まずルールとしての靴の着用ですね。

アウトドアで行うことが多いので裸足は危険です。

スパイクのついた野球用の靴などはもってのほかです。

 

試合の進行としては、競技中は転んでしまったら即起き上がれるように練習するのも大切でしょう。

立ち上がりたいのに引きずられてしまって、ケガをするかもしれません。



最後にとても立派な試合がYoutubeにあったので、紹介します。

 

まとめ

たかが綱引き、されど綱引き。

調べていると15歳以上の社会人競技として、とても面白いスポーツだなと思いました。

ルールが簡単なので、誰でも参加できそうです。

実際にあちらこちらの町内会で綱引競技が行われています。

 

反則としては、座り込んだり寝転んだりはもちろんダメ。

それも即退場なのではなく、サッカーでいうならイエローカードを出され、3回目の警告で失格というのもよくわかるルールでした。

「オー・エス」で応援した小学生時代から、立派なスポーツの綱引競技まで、機会があれば参加したり応援したりしてみたいな、と思いました。

こちらの記事では、綱引きの並び方など必勝法について書いています。

綱引きの必勝法はこれ!掛け声や並び方、姿勢も大事!

綱引きのコツを図と動画で解説|引き方や順番、アンカーのコツも


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