女性も男性も、いつまでも若く見られたいものですよね。
今まで「お兄さん」と呼ばれていたのに、ある日突然「おじさん」に変わったらと思うとゾッとしてしまうものです。
それでは「おじさん」と言われてしまうのは、いつからなのでしょうか?
今回は、おじさんの定義や、おじさんではなくお兄さんと呼ばれるコツ、将来かっこいいおじさんになるためのポイントをまとめました。
ぜひ最後までご覧ください。
おじさんの定義とは?お兄さんとおじさんの境目
何をもって「おじさん」であるかは、人それぞれの主観によるので明確な定義はありません。
ですが同じ年齢であっても、「お兄さん」に見える人もいれば、「おじさん」に見える人もいます。
この差は一体何なのでしょうか、また人はいつから「おじさん」になってしまうのでしょうか?
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年齢は何歳からがおじさん?
ちなみに、この件に関しては色々なところでアンケートが取られており、その結果として
女性・男性ともに41〜45歳が最も「おじさん」であるという統計が出ているようです。
一昔前より大分「お兄さん」の年齢幅が広がっている感じがしますね。
その理由として、きちんと身なりを整えたり、流行に敏感な男性が増えたことが挙げられます。
それでは、年齢以外での「おじさん見えポイント」の定義を見ていきましょう。
ちなみに老化には、医学的老化・外見的老化・精神的老化の3つの要素があるといわれています。
ここでは特に「精神的老化」に焦点を当てて見ていきたいと思います。
周りを気にしない(性格や行動)
おじさんは、「周りの人に対して横柄な態度をとる」といったイメージがあるようです。
周りの人にどう思われるかを気にせず声を荒げたり、相手の意見より自分の意見を押し通す男性は、おじさん認定されやすいといえます。
確かに、職場や街中などでこのような男性を見ると「ああ、おじさんだなあ」と思ってしまいますよね。
逆に店員さんにも気を使える男性は、そういったマイナスイメージを持たれません。
また、「俺の時代は〜」など、昔の武勇伝ばかり話す人もおじさんだと定義されるようです。
見た目に気を使っているかいないか
お出掛けにも関わらず、毛玉のついたセーターや、何年も着ているようなヨレヨレのシャツを着ていると、確実におじさんの仲間入りです。
また、お腹がポッコリ出ているなどスタイルを気にしなくなるのも、いかにもおじさんです。
先程お伝えしたように、きちんと身なりに気を遣える男性はいつまでも若々しく見えますよね。
もう歳だからなんて思わずに、年齢を重ねてもおしゃれを忘れずにいることがとても大切です。
自分で自分をおじさんと思っているか
思考と行動はお互いに影響しあっているので、「自分はおじさんだ」と定義しているだけで、どんどん見た目もおじさんになってしまいます。
自分からお兄さんでいるのをやめてしまったとも取れますよね。
もし今あなたがこのように思ってしまっているのなら、勿体無いので今すぐやめるべきです。
「自分はまだまだおじさんにならなくていいんだ」と思っていると、きっと行動も変わってくるはずですよ。
かっこいいおじさんの特徴
世の中には2種類のおじさんがいます。
それは「かっこいいか、かっこよくないか」です。
年齢を重ねていても、渋くてスマート、そしてダンディな男性はたくさんいますよね。
ここからは、かっこいいおじさんとはどんな人かを解説していきたいと思います。
清潔感がある
男女問わず、モテる人は必ず清潔感があります。
きちんと身なりに気を遣い、髪や髭を綺麗に整えている人はとっても素敵です。
また清潔感は身なりだけではなく、行動にも表れます。
一つ一つの所作が上品でスマートな男性は、清潔感があってかっこいいですよね。
髪型がかっこいい
髪型に気を使っている男性は、美意識が高く素敵に見えます。
しかしながら「薄毛問題」という一大事に悩まされる男性もかなり多いはずです。
女性によっては、ハゲている人はちょっと・・という人もいますが、おそらく男性が思うより女性は薄毛に寛容なようです。
それに髪が薄くても、美容室に行けばおしゃれにスタイリングできますし、最近は育毛・植毛などの技術も発達しています。
ぜひ、自分が一番魅力的に見える髪型を見つけてみてください。
服装がおしゃれ
服装がおしゃれで、着こなしがかっこいい人はどの世代の女性からも人気があります。
最近は40代・50代男性向けのファッション雑誌もたくさん出ていますので、気になる方はチェックしてみてください。
こちらは「おしゃれでモテるオヤジ」を提案する、40〜50代男性向けのファッションスタイル雑誌です。
毎月表紙を飾っているジローラモさんは、ちょい悪オヤジでとても有名ですよね。
こちらは30・40歳向けの、男として父として生きる人のためのカジュアルファッション雑誌です。
カジュアルが好きな方にはこちらがおすすめです。
知識がある
話に教養が感じられるインテリジェンスな男性は、男女問わず憧れの的といえます。
調べものをして得た知識と違い、仕事などで本当に経験してきた深い知識でアドバイスができると、本当に素敵だしかっこいいです。
長年の経験は若い人にはないので、この年代ならではの魅力といえるでしょう。
しかしここで気をつけたいのが、教養をアピールしようと自分が興味のある話や自慢話ばかりしたり、延々とうんちくを披露する人は、ただの自己中なおじさんだと定義されてしまいます。
本当に頭のいい人は、話をしながら相手がどう思っているか考えることができるし、聞き上手な人がほとんどなのです。
典型的なおじさんの特徴
学生時代の友達と同窓会などで久しぶりに再開すると、見事に「ザ・おじさん」に変身している人っていますよね。
個人的な意見としては、見た目よりも言動がおじさん化していた時の方が衝撃的です。
そんな、ふとした時に残念感が増す「おじさんあるある行動」を、以下のように定義しました。
ラインがおじさん
絵文字や句読点マシマシでドン引きされがちな「おじさんLINE」をボタン1つで作り出せる「おじさん文章ジェネレーター」https://t.co/tpYwRR6nmP
— GIGAZINE(ギガジン) (@gigazine) 2019年6月3日
「おじさんはラインが長い」というのは、若者の間であるあるとして浸透しているようです。
若者のラインは一言が短く、長くなる内容ならば細かく分けて連投するのが一般的です。
それに比べておじさんは、かつてガラケーでメールを打っていた時のように、伝えたい内容を一度にまとめてしまう傾向があるようです。
つまり、手紙のような感じですね。
チャットのようにフランクに使っている若者と、そもそもの捉え方に違いがあるようです。
親父ギャグ
年齢を重ねると、何故だか親父ギャグを言いたくなる人が多いようです。
その理由はなんと、理性を司っている前頭前皮質が老化するからなんです。
つまり脳のブレーキが効かず、思いついたことをそのまま言ってしまうという現象が起こります。
なんだか哀愁漂う話ですね。
ちなみに深夜になると親父ギャグを言う人が多くなるそうです。
これは、一日中脳を使ったことによる前頭前皮質の疲労が引き起こしています。
タン・ゲップ・おならをする
若い頃は、羞恥心や理性が働いてまず人前でこのようなことはしませんよね。
しかし心がおじさんになり、周りの目を気にしなくなると、平気でやってしまいます。
清潔感がなくていかにも「残念なおじさん」の定義そのものですよね。
加齢臭・タバコ臭がする
「おじさん臭い」という言葉は、言動と合わせておじさん特有の臭いも指しています。
「加齢臭」は人によってにおいが気になりだす年齢は異なりますが、40代頃から徐々に強くなるようです。
加齢臭のニオイのもとは皮脂などの分泌物で、タバコのにおいが混ざるとさらに強烈な匂いになります。
自分ではどうしようもない、と思って放置しないようにしましょう。
タバコ臭は禁煙することで無くなりますよ。
お腹が出ている
まん丸なポッコリお腹は、いかにも「おじさん体型」ですよね。
若い頃はいくら食べても太らなかった人が食事の量を変えずにいると、あっという間にこんな体型になってしまいます。
また、若い頃より痩せにくくなっているため、諦めてそのままにしてしまう人も多くいます。
顔や身長は変えられませんが、体型は自分の意思でいくらでも変えられるので、頑張り次第で若さを取り戻せるはずです。
AmazonとYahooでは購入できるようです。
サウナベルトをお腹に巻いて運動することで、しっかりと発汗を促してくれます。
これにより新陳代謝を上げることができるので、より効果的な運動ができます。
運動後はプロテインを飲むことで、たんぱく質を補給できます。
タンパク質を摂ると運動で傷ついた筋肉を修復でき、有効なトレーニングができるのでおすすめです。
かっこいいおじさんになるためのポイント
これから「かっこいいおじさん」になるためには、どのような点に気を付ければいいでしょうか?
自分はもうおじさんだから無理だよ・・・などと思わずに、これから紹介する方法を一つでも実践してみてください。
やっぱり一番大事なのは「外見」
「人は見た目が大事」「人は見た目が9割」なんて言葉、最近よく聞きますよね。
どんなに中身が素敵でも、やっぱり第一印象は「見た目」です。
特にビジネスシーンでは、「見た目」が相手に与える印象は大きく、その後のビジネスの成否にも影響します。
おじさんの年齢層なら、役職的にも重要な地位に付いている人も多いはず。
そんな人は年齢・役職にふさわしい見た目であることが重要で、ビジネスだけでなくプライベートでも周りに与える印象が良くなること間違いなしです。
ポイント1:清潔感を身につける
おじさん化しない一番大切なポイントは「清潔感」です。
40代頃から、人は年齢的にも体力的にも、見た目的にも老けた感が出てきます。
それをカバーするのが身だしなみです。
ヒゲや鼻毛などのムダ毛は、毎日しっかり処理しましょう。
ひげを生やしている場合は、そのこだわりの形を綺麗にキープすれば、手入れが行き届いた清潔感のある人だと思われます。
普段スーツを着ている人なら、シャツやジャケットにシワのないピシッとしたスーツを着るようにしましょう。
私服に自信がない場合は、上でも書いたように、かっこいいおじさん向けのファッション雑誌を見て研究しましょう。おしゃれが苦手で自分に何が似合うかわからないなら、流行は追わないオーソドックスなファッションがいいとおもいます。
ちょっとおしゃれなお店に行き、店員さんに上から下までコーディネートしてもらいましょう。
そのとき、あまり個性的な服装を提案してくる定員さんはやめて、すぐにまねしやすいオーソドックスで小綺麗なコーディネートをしてくれる人が良いと思います。
靴は意外とチェックされるので良いものを履きましょう。
ポイント2:姿勢を良くする
背中が丸まって姿勢の悪い人は、年齢より老けて見えがち。
かっこいいおじさんを目指すなら、立ち姿や歩く姿、座った時の姿勢などの立ち居振る舞いに気を付けましょう。
正しい姿勢を意識すれば、背筋がスッと伸びて、いつものスーツ姿もスマートに見えます。
前向きで若々しい印象を与えてくれますよ。
丸まった背中を正しい姿勢に直したいなら、矯正ベルトがおすすめです。
ポイント3:体型を意識する
かっこいいおじさんはやはりスマートな体型を維持できています。
ぽっちゃり体型では、どんなにおしゃれでも残念なおじさんに見えてしまいますよね。
日ごろから運動や筋トレすることを意識しましょう。
筋肉ムキムキを目指すのも良いですが、キツイ筋トレは続きません。
仕事で忙しいおじさん世代は、週に1・2回ジムへ行くよりも、日常生活の中で動くことを意識したほうが続けやすそうです。
エレベーターより階段を使う、一駅遠い駅から歩く、などは続けやすい運動です。
食べすぎないよう食事管理ができていることも、スマートな体型を維持するには必要不可欠ですね。
ポイント4:髪の毛に気を遣う
顔の印象を決めるうえで、髪の毛は大きなウェイトを占めます。
髪の毛がぼさぼさだったり、寝ぐせがついていたりすれば、不潔な印象を与えます。
清潔感を出す意味でも、髪の毛のメンテナンスは特に頻繁に行ないましょう。
常に短髪を維持している人は、そのままでもいいかもしれません。
少し長めの髪の人や伸びかけの髪の人は、毎朝ワックスやジェルでセットして、顔に髪がかからないようにすれば、清潔感が出ます。
おしゃれな髪型ではなくても、不快感を持たれないように髪をセットしましょう。
かっこいいおじさんを目指してイメチェンするなら、なじみの床屋さんではなく美容室へ行き、似合う髪型にしてもらうのもいいですね。
ポイント5:肌の張りを良くする
男性は脂性の人が多いということもあり、おじさん世代の中には若いころからスキンケアなんてしたことない、という人もいるかもしれません。
でも顔がたるんでいたり、シミやしわ、肌が荒れていたりすれば、顔の印象は悪くなり、実年齢より老けて見えます。
お風呂上りやひげをそった後には必ず『保湿』して、肌のつやを取り戻しましょう。
かっこいいおじさんは肌つやがよく、健康的な肌の色をしています。
こちらはオールインワンタイプの化粧水です。
肌の手入れをあまりしたことがない人でも、これ一本でケアできます。
今は男性のスキンケア用品も充実しています。男性であっても肌のお手入れは必要ですよ。
ポイント6:体臭・口臭の対策をする
男性は年齢を追うごとに加齢臭が増してきます。
これを「年齢だから仕方がない」ことにしないで、必要な対策を取りましょう。
スプレーで臭い汚れを浮き上がらせ、ふき取ることで加齢臭を軽減する商品です。
気になる方は利用してみてください。
持ち運びに便利な携帯サイズなので、外出先でも使用できます。
こちらは口臭や体臭が緩和されるサプリメントです。
臭いの根元からアプローチできるので、画期的ですよね。
ニオイは自分では気づきにくいものですが、女性はにおいにとても敏感です。
加齢臭だけでなく、たばこの匂いを嫌がる女性も増えています。
昔はどこの職場でも自由にたばこが吸えたようですが、最近は受動喫煙の問題から多くの施設において禁煙になっています。
どうしてもたばこがやめられないなら、喫煙者だと気づかせないくらい徹底した口臭対策をすることが重要です。
かっこいいおじさんになるために、加齢臭・口臭対策はしっかり行いましょうね。
内面にも魅力がある
相手の立場によって態度を変えない
かっこいいおじさんは、いつも物腰が柔らかで、余裕のある大人です。
「役職や年齢が目上の人」や「部下・年下の人」など、相手の立場によって態度や口調を変えない、誰に対してもフラットな態度で接するのがかっこいいおじさんです。
「自分の言動が、まわりの人からどう見られているか?」を考えて行動していれば、相手によって態度を変えるようなことはしないはずです。
聞き上手
誰かと話をするときは聞き役に徹して、それでいて的確なフォローをしてくれるのが、かっこいいおじさんです。
話を遮って持論を展開したり、自分の自慢話に話を持って行くようなことはしません。
自分の主張があっても、まずは相手の意見を聞く、そういう余裕のある態度が、周囲の人間から信頼感を得られます。
そして聞くだけでなく、経験からくるアドバイスをさりげなくしてくれるのが、かっこいいおじさんです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
おじさん化は、気づかない内にいつの間にかしているものです。
あなたが若い頃「おじさんだなあ」と思っていたような人に、自分自身がなっていませんか?
人は皆平等に年をとり、どんな人も必ずおじさんになります。
しかしかっこいいおじさんになれるかどうかは、その人の意識次第です。
年齢を重ねても、かっこいい素敵な男性でいてくださいね。