生徒会選挙は、立候補者の演説だけでなく応援演説もしなければいけませんよね。
でもそんな人の中には「応援演説なんてしたことない!」「何を言えば良いかわからない・・」という悩みがあるかもしれません。
そこでこの記事では、生徒会選挙で応援演説をするためのコツや応援演説の例文、また選挙で勝つための必勝法をご紹介していきます。
応援演説や公約で悩んでいる場合には、ぜひこちらも参考にしてみてくださいね。
Contents
生徒会選挙の応援演説のコツは?
生徒会選挙の応援演説はたいていの場合、全生徒の前で行うことと思います。
人前でスピーチするのはなかなか無いので、とても緊張してしまいますよね。
しかし友達が選挙で勝つためには、あなたの力が必要なのです!
まずは応援演説のコツを確認して、なるべく多くの人を惹きつける文章を考えましょう。
なお応援演説の全体的な流れとしては、
- 結論
- 起承転結(①の理由など)
- 結論(結び)
を意識してみてください。
コツ1:まずは自分の自己紹介と、結論を簡潔に述べる
演説は最初が肝心です。
最初の印象が良くないと、人はあまり真剣に聞いてくれません。
そこでまずははっきりと簡潔に自己紹介をし、その次に
「私は〇〇さん(君)が相応しいと思い、応援演説を引き受けました。」
などのように一言で結論を言ってしまいましょう。
結論が見えなくて長いスピーチは非常に退屈に聞こえてしまうので、初めに結論を言い、そのあとに理由を述べるのがおすすめです。
コツ2:候補者の人柄と「この人しかできないこと」を伝える
ただ友達だからという理由ではなく、
「彼(彼女)はこういう性格で、〇〇ができるので、私は彼(彼女)が相応しいと考えます」
などと明確に伝えましょう。
生徒会選挙は全生徒が投票しますが、その中で立候補者の性格をよく知っている人は少ないはずです。
なので、なるべく応援する候補者の人柄がよくわかるような文章で伝える必要があります。
特にその友達との印象的なエピソードを盛り込むと説得力があり良いでしょう。
その上で、候補者の中で最もこの人が向いていて、この人しかいませんと自信を持って言い切ることが大切です。
応援する人がはっきり言い切ることで、みんなに「この人なら生徒会の一員でも大丈夫そう」と思わせることができます。
コツ3:全生徒に問いかけをする
応援演説の内容が全て断定的だと、聞いている生徒のみんなとの距離が遠くなってしまいます。
そこで、みんなが困っていそうなことや要望などを
「〇〇だったらいいなと思ったことはありませんか?」
などのように問いかけて、聞き手に歩み寄ってみましょう。
そこで多くの共感を得ることができれば、一気に親近感が湧き、立候補している人を推すための最もな理由ができます。
またこの人が生徒会に入れば、もっと学校が良くなるかもしれないと思ってもらいやすいです。
コツ4:最後にもう一度候補者を推す
応援演説の最後に、もう一度<コツ1>で言った結論を述べて締めましょう。
それに加えて
「ぜひ〇〇さん(君)へ応援の一票をお願いします」
など、投票してほしい旨をはっきり伝えましょう。
大切なことは「〜と思う」ではなく「〜です」と言い切った方が、意思が伝わりやすいです。
生徒会選挙の応援演説の例文
ここからは、インパクトのある言い回しや、ユーモアな言い回しを例文でご紹介します。
生徒会選挙では他の立候補者の応援演説をする人もいると思いますので、みんなの興味をさそう演説で差をつけたいですね。
ただし応援演説はあくまで立候補者演説の前座なので、目立ちすぎて主役の印象を薄くしないように注意する必要があります。
また「ふざけている」と思われては台無しなので、あくまで演説であることを忘れず、羽目を外さないようにしましょう。
インパクトのある例文1
応援演説は大勢の人に話しているので、とにかくわかりやすいことが最も大切です。
そこで、一目でわかるような簡単なジェスチャーを交えての演説をおすすめします。
例文1:「彼(彼女)は非常に明るい性格で、周りにいる人を(ニコッと笑う)笑顔にする力があります」
例文2:「彼(彼女)は複数の人の意見をまとめ、みんなが納得できる(人差し指を掲げる)一つの結論を出すことができます」
インパクトのある例文2
短い応援演説では伝えられることが限られますが、潔く重要なことを2回言うことでインパクトがあり、印象に残りやすいです。
例文3:「彼(彼女)が生徒会長になれば、きっとこの一年は色々なことが改善され、今よりきっと良い学校生活が送れます。もう一度言いますね。彼(彼女)が生徒会長になれば、この一年で色々な悩みや困りごとが改善され、さらに学校生活が良くなると確信しています」
ユーモアのある例文1
あまりユーモアがあり過ぎる文章にすると、応援演説なのに候補者の足を引っ張ってしまう可能性があります。
しかし少しでも周りと差をつけたいですよね。
そんな時は何かに例えてわかりやすく伝えることで、オリジナリティーのある文章になります。
例文4:「彼(彼女)は何と言っても努力家です。ウサギとカメという昔話をご存知でしょうか?彼(彼女)はその物語に出てくるカメのように、誰よりも辛抱強く、努力することを諦めない強い意志を持っています。」
ユーモアのある例文2
偉人の名言を取り入れるのも良いかもしれません。
例文5:「『じっくり考えろ。しかし行動する時が来たなら考えるのをやめ、進め。』これはナポレオンの言葉です。彼(彼女)はまさに今、前へ進もうとしています。どうか勇気ある行動を今まさにしている彼(彼女)に、温かいご声援をよろしくお願いします。」
生徒会選挙で勝つ方法や必勝法
最後に、生徒会選挙で勝つための必勝法をお伝えします。
せっかく友達として一番協力できるポジションにいると思いますので、力を合わせて、ぜひ選挙に勝ってくださいね。
必勝法1:スローガンを共感できるものにする
生徒会選挙のポスターなどに描かれるスローガンは、その人らしい、また多くの人が共感できるものがおすすめです。
例:「みんなの声を聞く生徒会」「行動力」「生徒会が変わる!」「有言実行」
四文字熟語は非常によく使われますが、他にも具体的に学校や生徒会をどうしていきたいかを明確にするのも、わかりやすくて良いです。
必勝法2:演説は原稿を見ない
生徒会選挙で非常に重要な演説の必勝法とし基本的に内容は丸暗記しましょう。
なぜなら文章を棒読みするより、一人ひとりの目を見て自分の言葉で伝える方が圧倒的に良い印象になるからです。
例え用意した原稿の内容を忘れてしまっても気にせずに、その場で伝えたいことをそのまま伝える方が熱意があってGOODですよ!
また緊張してうまく話せないと思ったら、初めに「緊張しています」と伝えることで正直な印象になりますし、自分自身を落ち着かせることができます。
加えて「ここで頷いて欲しい」というポイントで頷くことがコツで、聞き取りやすくまた共感を得やすくなります。
必勝法3:できるだけ多くの友達や後輩に一票をお願いする
奥の手ですが生徒会選挙の選挙権は生徒にあるので、応援してくれる友達が多い方が有利なのは明らかです。
勝つためには、この必勝法は欠かせません。
また学年の枠をこえてアピールしに行き、後輩の人たちにも顔だけで良いので覚えてもらうことで、獲得票は大きく増えます。
普段全生徒に自分をアピールする機会なんてそうないのでとても勇気がいりますが、この際ですからぜひ多くの人にアピールして、しっかり選挙に勝ちましょう!
まとめ
今回は生徒会選挙の応援演説についてでしたが、参考にしていただけたでしょうか?
あくまで応援する立場ということもあり、立候補者とは違う難しさがありますね。
しかし、応援演説を頼まれた=その友達にとても信頼されているということなので、友達が勝てるように全力でサポートしてあげてくださいね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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