皆さんは「手押し相撲」をしたことがありますか?
もししたことがあるなら、あなたは得意でしょうか、それとも苦手でしょうか。
ルールは単純ですが、駆け引きを必要とするので意外と奥深いゲームですよね。
実は手押し相撲には、あまり知られていないコツや必勝法があるんです。
そこでこの記事では、手押し相撲の基本ルールから、手押し相撲で負けないコツや勝率アップの必勝法を詳しく説明します。
特に手押し相撲が苦手な方は、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
手押し相撲とは?
皆さんご存知の手押し相撲ですが、基本のルールをご存知でしょうか?
まずは、手押し相撲の詳しいルールについて説明していきます。
手押し相撲とはどんなゲーム?
手押し相撲とは、1対1でお互い立ったまま、手のひらを押し付け合って勝敗を決める遊びです。
公式ルールとして定められたものはありませんが、一般的なルールは以下のようになります。
基本ルール
手押し相撲は、必ず1対1で行います。
まずお互い向かい合い、任意の間隔を開けて立ちます。
(この時、両足を開いても閉じてもOKですが、自分がバランスを取りやすいようにするのが大切です)
そして「スタート」の合図でお互いの手のひらを押し合い、それによって相手のバランスを崩します。
この時、相手の手のひら以外(肩・腕など)に触れてはいけません。
最終的に、バランスが崩れて最初の位置から足が動いてしまった、または体勢を崩して倒れてしまった方の負けです。
ちなみに勝負中は膝や腰が曲がっても良いですが、足が一歩でも動いたら負けになるので注意してください。
2人の距離
お互い向かい合った状態で「小さく前ならえ」をし、お互いの指先が触れ合うくらいの距離がちょうど良いと言われています。
腕の長さには個人差がありますが、このルールに従えばその差を考慮した上でのちょうど良い距離に設定できます。
手押し相撲のコツ
手押し相撲が強い人の特徴は、とりわけ手が長かったり、力が強い訳ではありません。
では何故強いのかというと、手押し相撲で負けないためのコツに気付き、そして実際に使っているからなのです。
ここではそんな重要なコツを3つご紹介していきます。
いまいち手押し相撲で勝てない・弱いという人に、ぜひ見ていただきたい内容になっています。
コツ1:手押し相撲は姿勢が大事
手押し相撲は立ったまま行うので、いかに「押されてもブレない姿勢を保つか」にかかっています。
また足が最初の位置から動いてはいけないので、上記に加えて、いかに「最初に足をバランスの良い位置にセットするか」も重要です。
実は人間の身体は、まっすぐ立ったりガニ股で立つよりも、内股で立つ方がバランスが取れます。
理由としては、内股にすることで「相手に押された時に受ける力」が身体の中心に止まり、あちこちに分散するのを防げるからです。
そのため最初に足の位置を決めるとき、とにかく負けないためのコツとしてはいつもより若干内股にすることをおすすめします。
コツ2:下から押し上げる
手押し相撲で相手に攻撃する時、手をそのまま真っ直ぐ前に押し出していませんか?
それでも良いのですが、コツとしては「下から上に押し上げるように」力を入れることです。
真っ直ぐ押すより下から上へ押す方がしっかり踏ん張れるので、より強い力で相手を押すことができます。
相手の体制が崩れやすいので、ぜひやってみてください。
コツ3:タイミングも重要
手押し相撲はの勝敗は、何も「相手を押す」だけではありませんよね。
相手が勢いよく手を伸ばしたタイミングでこちらの手を引けば、自滅させることができます。
これをマスターすれば、自分の力が弱くても全く問題ありません。
タイミングを読むコツとしては、相手の目線や手を伸ばす前の少しの隙を見逃さないことです。
高等テクニックですが、身に付けることができたら手押し相撲でなかなか負けないので、チャレンジしてみてください。
手押し相撲の必勝法
ここからは、勝率を上げるための「手押し相撲の必勝法」をみていきましょう。
絶対に負けたくない相手がいる場合、また絶対に負けられない勝負がある場合は、この必勝法がきっと役に立ちますよ。
必勝法1:内股の三戦(サンチン)立ちを極めろ!
出典元:http://imgcc.naver.jp/kaze/mission/USER/20171114/76/7575686/6/250x247xaca5de1957b87d518a78e100.jpg
三戦(サンチン)立ちとは、空手の立ち姿勢であり、古くより伝わる「守りの型」です。
空手をしている人には基本の姿勢としておなじみで、これを極めればあらゆる打撃に耐えると言われています。
具体的には、 足を八の字の形にして少し膝を曲げ、力を入れた姿勢のことを指します。
始めにこの姿勢をとっておけば、ほとんどの打撃にも負けず立ち続けることができるでしょう。
知っているのと知らないのとでは、大きな差がある重要なポイントです。
必勝法2:フェイントの巧さが勝負を分ける
力で勝負するより、できれば相手が勝手に体勢を崩してくれる方がいいですよね。
手押し相撲を極めるには、うまくフェイントをかけることが必須条件となります。
重要なのは「最初から最後まで自分のペースに持ち込む」ことです。
つまりうまく相手を揺さぶって動揺を誘い、そこを狙います。
具体的な方法としては
- 押すフリをする
- 相手が押してきたときにさっと引く
の2つがあります。
しかし体幹が弱かったりタイミングを間違たりした場合は、逆にこちらが自滅してしまうことも考えられます。
このようにフェイントは難しい技術ですが、練習してぜひマスターしてくださいね!
必勝法3:一発入魂で潔く勝負する
最後は、ズバリ一発で勝負が決まる必勝法です。
その方法とは「相手が力を入れた瞬間に思いっきり押す」というものです。
いきなり思いっきり押されたら、相手はビックリするので高確率で動いてしまうので、おすすめですよ。
これは力技と頭脳戦のちょうど間のような戦法で、勝負を長引かせたくないときに有効です。
手押し相撲の技
ここからは、手押し相撲の技をご紹介します。
どれも実戦で役立つものばかりなので、気に入ったものがあれば取り入れてみてください。
つっぱりすかし
「つっぱりすかし」とは、相手が押してきた瞬間に素早く手を引く技のことです。
こうすることで、相手は勢いそのまま前に倒れ込んでしまいます。
いわゆるフェイントのことですね。
福笑い
「福笑い」とはズバリ、変顔で笑わせるという技(?)です。
意図的に笑わせて、相手の気が緩んだ瞬間に一気に攻めます。
これは確かに有効ではありますが、あとで「ずるい」と言われてしまいそうですね。
振り子うっちゃり
「振り子うっちゃり」とは、まず相手に押されたとき大げさによろめいて、相手の目の前へ思いっきり顔を近づけます。
それに相手が驚いて、体がのけぞったところをすかさず攻めるという技です。
これだけのことが冷静にできたら、立派な策士だと言えるでしょう。
どうしても勝ちたいなら、使ってみるのもアリです。
手押し相撲の鍛え方や練習方法
ほとんどの人は手押し相撲の練習をしたことが無いのではないでしょうか?
それもそのはず、手押し相撲をするのはその場のノリがほとんどで、「あらかじめこの日にする」と決めることは稀でしょう。
しかし、リベンジの予定がある人などは練習をしておきたいと思います。
手押し相撲のおすすめ練習方法は
- 体幹トレーニングをする
- 家族など身近な人と実戦練習する
の2つです。
体幹を鍛えることで、多少のことでは押し負けないしっかりした姿勢を保つことができるようになります。
体幹の鍛え方は色々ありますが、超オススメの方法は、こちらの「ADMSKIのバランスボード」を使ったバランストレーニングです。
きつい体幹トレーニングは続かない、という方はこちらでトレーニングをしてみては?
ダイエット効果もあります!
またこの記事にあるコツや必勝法を実際に試して、慣れておくことも重要です。
まとめ
手押し相撲のルールや負けないためのコツ・勝つための必勝法などご紹介しましたが、いかがでしたか?
ここにある必勝法で自分にも出来そうだと思うものがあれば、ぜひ取り入れてみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。