手作りクッキーって美味しいですよね。
子供と一緒に作って家族のおやつにするのはもちろんのこと、
可愛くラッピングしてお土産にするのもいいですよね。
でも、簡単そうに見えて実は焼き加減が意外と難しいもの。
小さいお菓子なので焼くのに時間はかからないのですが、
生焼けになってしまうこともしばしば…
今回は、クッキーの焼き加減の目安やコツ、色や時間、柔らかさの見極め方を説明していきましょう。
Contents
クッキーの焼き加減の目安やコツは?
まずここではクッキーの焼き加減の目安やコツを、次の順番でみていきましょう!
- 焼き時間
- オーブンの温度
- 中の色
- 表面の色
- 食感の目安
- 柔らかさの目安
- 生焼けかどうかの確認方法
・ガトーショコラの焼き加減の目安は?生焼けの見分け方や焼き時間も!
1.焼き時間
クッキーとひとことで言っても色々なレシピがありますが、基本的な目安は10分~15分ぐらいと覚えておきましょう。
ただ、オーブンの癖などもありますから、自分のオーブンで何度か焼いてみて最適な時間を見つけて下さい。
2.オーブンの温度
焼き時間と同様にレシピや、オーブンによって違いますが、基本的には170度~180度が目安でしょう。
焼き時間も合わせて、自分のオーブンの最適温度を見つけて下さいね。
最適温度・時間を見つけるためには何度か焼いて試してみることが大切です。
3.中の色は?
焼き色ですが、まずクッキーの中の方まで焼き色がつくことはあまりないでしょう。
中の色が白っぽいからといって焼けていないという事はありません。
中よりも表面の焼色をチェックしてみましょう。
4.表面は?
表面の焼きいろの目安はクッキーの外側がほんのりいい焼き色をしていて、内側が外側より少し薄めの焼色が美味しそうな焼色です。
焼いている途中でオーブンの中を覗いてみて下さい。
もし焼きムラがあったら天板の向きを変えるなどして熱が全体に行き渡るようにして焼いて下さい。
また、表面が焦げてきたらアルミホイルを被せて表面を保護しましょう。
そうすることによって、表面だけ焼けて、中は生焼けという事を防げます。
5.食感の目安は?
クッキーの種類により食感は違うので一概に「しっとりだったら生焼け」とは言えません。
サクサク食感のクッキーレシピで作っているはずなのに、何だかしっとりしている時は生焼けの可能性が高いです。
6.柔らかさの目安は?
レシピの時間通りに焼き、美味しそうな焼色が付いたのでクッキーを取り出しました。
でもサクサククッキーを作ったはずなのに、なぜか柔らかいということがよくあります。
でも大丈夫。冷めるにしたがって、硬くサクサクしてきます。
もし、時間がたっても柔らかいままだと生焼けの可能性があります。
オーブンの温度が低いか、焼く時間が短かったかも。
7.生焼けかどうかの確認方法
まずは、焼き上がった香り。
きっちり焼き上がったクッキーは香ばしい何とも言えないいい香りが部屋中に漂います。
それに比べ、生焼けの場合は何となく卵の生臭さや小麦粉の匂いが残った感じがします。
そして、焼き上がったクッキーを1つ割ってみましょう。
中がまだしっとりしていて生地が半生状態であれば、生焼けの状態です。
そして、食べてみて下さい。
生焼けの場合は生の「生地の味」がします。
卵や粉や砂糖の味が結合してなくダイレクトにくる感じです。
クッキーの生焼けを食べるとどうなる?
生焼けのクッキーを食べすぎるとお腹が痛くなってしまうことがあります。
それは、生の小麦粉に原因があります。
小麦粉は水を加えて熱を加えることにより吸収しやすい「αでんぷん」に変化します。
しかし、しっかり加熱できなければ消化されにくい「βでんぷん」になります。
「βでんぷん」は消化吸収されにくいだけでなく、腸壁を刺激するので腹痛を起こす可能性もあります。
また、消化されない物質が腸内にたくさんあると、腸の動きを活発にさせて下痢の原因にもなります。
このようなことから、生焼けのクッキーを味見するときもたくさん食べすぎないようにしましょう。
調理方法による違いはある?
焼き菓子は通常オーブンで焼くのですが、その他の調理方法でもクッキーは焼けます。
それぞれの調理方法と、調理方法にどんなところが違うのか見てみましょう。
オーブン
オーブンは王道です。
オーブンがあれば、どんな焼き菓子でも作ることができます。
クッキーを焼くときの注意は、焼きムラを防ぐためにしっかりと予熱してからしようするようにしましょう。
簡単にクッキーが作れるレシピです。
https://cookpad.com/recipe/1399875
オーブントースター
オーブンが家にないという人でもオーブントースターがある方は多いと思います。
オーブントースターでもクッキーはきちんと焼けます。
庫内が小さいので短時間で温まることから、オーブンのように予熱がいりません。
また、ヒーターが近いことから温度が上がりやすく約時間も短くてすみます。
ただ、温度調節ができないので焼きムラができやすいです。
また、表面が焦げやすいのでアルミホイルで上から覆って焦げるのを防いで下さい。
少し手間がかかりますが、オーブントースターでもおいしいクッキーが焼けますので
おうちにオーブンがない方は是非、お試し下さい。
オーブントースターで簡単にクッキーが焼けるレシピです。
https://cookpad.com/recipe/4316742
魚焼きグリル
魚焼きグリルでもクッキーは焼けます。
こちらはオーブントースターよりもさらに高温な為さらに時短でクッキーが焼けます。
少し予熱して5分程度で焼き上がります。
ただ、オーブントースターと同様、焦げやすいので表面が焼けてきたら焦げるのを防ぐため
アルミホイルを被せて下さい。
このレシピを見ると、魚焼きグリルでも本格的なクッキーが焼けるのですね。
https://cookpad.com/recipe/2275014#share_line
電子レンジ
電子レンジでクッキーを作ることもできます。
時間も一番短く2~3分で出来てしまいます。
とっても手軽に出来る方法なので一度試してみるのはいかがでしょうか。
簡単に電子レンジでクッキーが作れるレシピです。
https://cookpad.com/recipe/91063
まとめ
初めてのお菓子作りはクッキーだったという人は多いのではないでしょうか?
今回はその簡単そうに見えて、皆さんがよく悩んでいる焼き加減の目安や、焼けたかどうかを判断するための色や焼き時間、そして柔らかさなどを見てきました。
また、生焼けのクッキーがなぜお腹を壊してしまうのか?についても触れていきました。
クッキーはオーブンだけでなく、トースターや電子レンジでもすぐに作れることができますので、是非いつでも気軽に作ってみて下さい。
でも、、、生焼けのクッキーの食べすぎには気をつけましょう。