「チーズケーキを自分で作ると、見た目で生焼けかがわからない!焼き加減ってどのくらい?」
と感じていませんか?
最近、バスクチーズケーキが流行っているので、主婦の私もチーズケーキ作りに何度か挑戦しています。
一緒に手伝ってくれる高校生の娘が、オーブンをのぞきながら…
「焼き加減の目安は?」
と聞いてくるのですが、正確に回答出来ません。
そこで今回は、
・チーズケーキは生焼けでもいいの?
・チーズケーキの焼き加減
・チーズケーキの種類の違い
・チーズケーキを上手に焼くためのアイテム
などを、実際に写真を撮ってまとめてみました!
「せっかく作るなら生焼けなんていや!」
「美味しく作りたい!!」
そんな皆さんに分かるように詳しく解説しますね。
チーズケーキの生焼けはお腹を壊す?
チーズケーキは生焼けだとお腹を壊す可能性があります。
理由はチーズケーキの原材料にあります。
詳しく見ていきましょう。
生焼けがお腹壊すワケ
チーズケーキを作るときには、
・クリームチーズ
・生クリーム
・砂糖
・小麦粉
・卵
を使います。
実はこの材料の中で生で食べられないものがあります。
それは「小麦粉」なのです。
小麦粉は料理で頻繁に使いますよね。
ですが、確かに小麦粉をそのまま食べたりはしません。
では、小麦粉が生で食べられない理由をお教えしましょう。
・小麦粉は消化しにくい
・細菌がいる可能性がある
という2つが主な理由です。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
小麦粉が消化されにくい
小麦粉の2/3はでんぷんです。
でんぷんは水には溶けません。
ですからそのまま食べてしまうと、お腹の中で消化されにくいのです。
ですが、加熱するとでんぷんは糊化(こか)します。
この湖化というのはのりの様な役目を果たします。
小麦粉は生では食べられませんが、チーズケーキをフワッと膨らませキレイな形にしてくれる大切な役割をもっています。
細菌が含まれている可能性
小麦粉は一般的に生のままで食べる習慣がありませんので、殺菌処理を行いません。
ですから細菌や微生物などが付着している可能性があります。
しかし加熱をすることで大抵の細菌や微生物は死滅します。
このような理由から小麦粉を使ったチーズケーキを作るときには、しっかりと火を通して生焼けを防ぎましょう!
チーズケーキを焼きすぎると?
生焼けを避けるために、ついつい焼きすぎちゃうこともありますよね。
焼き過ぎると焦げてしまいますし、パサパサになってしまいます。
では美味しく焼くにはどうすればよいのでしょうか?
チーズケーキの焼き加減の目安は?
生焼けも避けたい。
かといって焼き過ぎも困る。
チーズケーキを上手く焼くための加減や目安を、項目ごとにみてみましょう。
焼き時間
まずは焼き時間でみていきましょう。
今回は210℃の温度で焼きました。
0分
まだ液体状です。
5分
少し火が入り始めました。
10分
膨らんできました。
15分
かなり膨らんでます。
20分
色目が付いてきています。
25分
しっかりと色が付き完成です。
火の強さや温度
チーズケーキを焼く際の、温度と時間の目安はこちらです。
温度 | 時間 |
210℃ | 25分~35分 |
200℃ | 30分~40分 |
190℃ | 35分~45分 |
180℃ | 40分~50分 |
170℃ | 45分~55分 |
160℃ | 50分~60分 |
あくまで目安ですので、お使いのオーブンの取り扱い説明書を確認してください。
色で焼き加減で見極める
表面の色で焼き加減を見極めるコツは「色の濃さ」です。
表面の色が薄い→火の通りが甘い
表面の色が濃い→火が通っている
表面の色が黒く焦げている→火が通り過ぎている
経過を目で見て判断しましょう。
食感の目安は?
食感で焼き加減を確認する時の目安はこの通りです。
液体の感じがある→火の通りが甘い
しっとりした感じ→火が通っている
パサパサした感じ→火が通りすぎている
途中でチーズケーキを試食する時には、やけどをしないように気を付けて下さいね。
硬さの目安は?
チーズケーキの焼き加減を硬さで確認する時は、表面を指で触ってみて下さい。
その時の状態が目安になります。
表面がゆるくて液体っぽい→火が通ってない
表面がしっとりしている→火が通っている
表面が硬い→火が通り過ぎている
途中でチーズケーキを触る時にも、やけどをしないように気を付けてくださいね。
竹串で刺す確認方法
チーズケーキに竹串で刺して確認する方法もあります。
その時の目安は、竹串をチーズケーキに刺し抜いた時の状態で判断します。
火を通す前
竹串にべったりとチーズケーキの液が付いています。
まだ火が通っていません。
火が通ってない
まだ少し竹串に残っていますね。
火の通りが充分ではありません。
火が通った
竹串にはチーズケーキが付いていません。
これが火が通っている、という目安です。
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チーズケーキの種類による違いは?
ひとことでチーズケーキと言いますが、大きく分けると3つの種類があるのです。
種類ごとのチーズケーキを見てみましょう。
ベイクドチーズケーキ
ベイクドというのは英語で「焼く」や「焼かれた」という意味です。
オーブンでこんがりとキツネ色になるまで焼くチーズケーキです
チーズケーキの中でも最もポピュラーで、世界中で食べられていますよ。
ニューヨークチーズケーキ
ニューヨークチーズケーキはベイクドチーズケーキと同じ種類になります。
しかし若干の違いがあります。
それは、湯煎焼きにするという事です。
湯煎焼きというのは、オーブンの天板にお湯を張って蒸し焼きにする調理法で、しっとりと焼きあがります。
ベイクドチーズケーキに比べて、濃厚でしっとりした味わいなのがニューヨークチーズケーキ。
ですが、これ!といった定義はありません。
湯煎焼きをしていなくても、ニューヨークチーズケーキと呼んでいるお店もありますよ。
スフレチーズケーキ
スフレとはフランス語で「ふくらんだ」という意味です。
その名のとおり、ふっくらと膨らんだチーズケーキです。
このスフレチーズケーキ、実は日本で生まれました。
なので、海外ではジャパニーズチーズケーキと呼ばれる事もありますよ。
チーズケーキを上手に焼く調理器具
チーズケーキを上手に焼くためには、調理器具にもこだわりたいですよね。
おすすめのアイテムをご紹介いたします。
ゴムベラ
材料を混ぜ合わせるのに必要なのがゴムベラです。
それ以外にもチーズケーキ液を型へ流し込む時に使えば、ボウルへ残しません。
ゴムなので流し込みやすいですよ!
ハンドミキサー
チーズケーキはしっとりとした生地に仕上げたいですよね。
その為には、材料をしっかりとかき混ぜるのがコツです。
ハンドミキサーなら腕も疲れないのでおススメですよ!
チーズケーキ用型
チーズケーキを焼くうえで必要なのが型です。
この商品は、底の部分が簡単に外すことが出来ます。
ですので焼きあがったチーズケーキの形を崩さずに外せますよ!
まとめ
チーズケーキを焼く時の焼き加減の目安についてまとめました。
チーズケーキが生焼けか、そうでないかを確認する方法は、
・色目⇒こんがり茶色
・触った感じ⇒しっとり
・温度と時間⇒200度前後で30分~40分
・竹串で刺して何もつかなかったらOK
など色々ありました。
生焼けはお腹を壊してしまうリスクが高いので、目安を参考にしっかりと火を通しましょう。
そして、色々な種類のチーズケーキ作りにも挑戦してみて下さいね!
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