ガトーショコラは混ぜて焼くだけなので、
あまりお菓子を作った事のない方でも簡単に挑戦できるお菓子だと思います。
私もよくバレンタインデーに作っていました。
しかし簡単だからこそ焼き加減が凄く難しい!
しっとりとしているだけなのか、それとも生焼けなのか、
見極めをしっかりとしないと失敗してしまいます。
今回は絶対に失敗しないように、ガトーショコラの焼き加減の目安や、見極め方を紹介していきます。
それでは見ていきましょう♪
Contents
ガトーショコラが生焼けかどうか見分けるコツは?
簡単に生焼けかどうかを見分けるには、包丁で真っ二つにするのが分かりやすいですが、ホールケーキなどでプレゼントしようと考えているのであれば難しいですよね。
そこで、切らなくてもわかる見分け方をご紹介します。
これを覚えておけば失敗しないガトーショコラが出来上がりますよ♪
ガトーショコラの焼き加減の目安は?
ガトーショコラの焼き加減ってホントに難しいですよね。
一番気を付けたいのは焼き加減です。
これが一番難しい。
失敗しないためにも、目安を覚えておきましょう!
焼き時間
ガトーショコラは30~40分程度オーブンを使って焼きます。
(大きさによっても変わってきます)
しかしオーブンによって多少焼き時間が異なります。
レシピ通り作っても生焼けだったという事もあり得るのです。
必ずやってほしいのが、焼く前にオーブンを予熱しておきましょう!
予熱というのは事前にオーブンの中を温めておく事です。
この温めがないとオーブン内に温度のムラが出来てしまい、上手く焼くことができません。
とってもオーブンの予熱をしておく事は大切という事です。
それと40分って待ってみると結構長いですよね。
気になって何度もオーブンの中身を確認しすぎてしまうと、生焼けになってしまう確率が上がります。
気になる気持ちは分かるのですが、あまり開けすぎには注意しましょう!
もし何度も確認したのであれば、5分程度長く焼くようにするといいと思います!
火の強さ
ガトーショコラの温度は160~180度のレシピが多いです!
レシピによって配合している分量が違ってくるので、自分が作りたい大きさのレシピを探し温度を決めましょう。
それと焼いている最中に外側だけ焦げてしまいそうな時は、温度が高すぎて生焼けになってしまう場合があります。
一度取り出しアルミホイルで覆ってから焼き直してみて下さい。表面が焦げる事なく、しっかりと中まで火が通りますよ!
自分の使うオーブンによって、レシピ通りやっても上手くいかない事もあるので、オーブンの中の様子をきちんとチェックしてあげて下さいね!
中の色は?
ガトーショコラの中の色ですが、いざ切ってみたら表面と色が違う・・・焼けてないかも!と焦った人もいるのではないでしょうか?
ですが、ガトーショコラは元からしっとりとしたお菓子なので、多少表面と色が違います。
あまりにもドロドロだと生焼けなので、焼き直しましょう。
表面は?
ガトーショコラの表面にひび割れが入るのは、成功の証拠です!
外はサクサク、中はしっとりというお菓子なので亀裂が入っていた方がおいしいです。
焼く時はメレンゲの力で結構膨らむので、冷めるとどうしても縮んでしまいひび割れしてしまうのです。
食感の目安は?
ブラウニーなどは食感がパサッとした感じですが、ブラウニーはメレンゲを使う為しっとりしています。
このしっとりした感じがやみつきになるんですよね。
食感はケーキとクッキーの間が目安です!
柔らかさの目安は?
ガトーショコラの焼き上がりはとっても柔らかいです。
冷ます事によって、生地が固まりしっとりと濃厚に仕上がります。
表面を指で触って柔らかいからといって、再度加熱してしまうとパサパサになってしまう事もあるので気を付けましょう!
生焼けかどうかの確認方法は竹串を使う
一番生焼けかどうかを確認できる方法は、竹串を生地の真ん中に刺して生地がくっついてこなければ焼けている証拠です!
もし少しだけ生地がくっついてきてしまった場合は、唇で触り温かいか確認しましょう。
温かければきちんと真ん中まで火が通っているので大丈夫です!
冷たければ、再度温度を下げて焼き直ししましょう。
ガトーショコラの生焼けを食べるとどうなる?
生焼けのお菓子は食べてはいけないと、母親から言われた事があります。
皆さんも聞いた事があるんじゃないでしょうか。
もしガトーショコラの生焼けを食べてしまうと、
お腹を壊す可能性があります!
何故かというと・・・
生の小麦粉に含まれる「βデンプン」は消化されにくく、腹痛や下痢、消化不良の原因になってしまいます。
この「βデンプン」は加熱することによって、「α化」(糊化)に変化し消化されやすくなり、おいしく食べる事ができるようになります。
生焼けのケーキはα化(糊化)になっていない、βデンプンを食べてしまうという事です。
腹痛や下痢などにならない為にも、しっかりと火を通しましょう!
調理方法による違いはある?
オーブンと電子レンジの調理方法を比べてみました。
手順はさほど変わりがありませんでした!
オーブンのほうが先に予熱をしたり、湯銭を使ったりするので少し手間はかかりますね。
逆に電子レンジの調理は簡単すぎてびっくりです。
焼き時間を短縮したい方には電子レンジ調理がおすすめですね♪
オーブン
1:オーブンを180度で予熱する!
2:湯銭でチョコレートをとかす
40度程度のお湯を張った鍋にボールを入れチョコレートを溶かす。
3:卵黄、グラニュー糖、チョコレートを混ぜる
卵とグラニュー糖を馴染ませてからチョコレートを混ぜる。
4:粉類をふるって入れる
粉類をふるって入れる薄力粉とカカオパウダーを合わせてふるいます。
5:メレンゲを混ぜる
卵白にグラニュー糖をいれ、メレンゲをつくる。
ツノが経つ程度。
容器に流し入れる。
6:予熱しているオーブンで加熱
170度で30~40分焼き上げる。
竹串で生地がくっついてこないか確認!
冷まして完成です!
電子レンジ
初心者にとっても簡単にできるのが電子レンジ!
チョコレートと牛乳を耐熱容器に入れ、600wの電子レンジで1分加熱。
2:卵とチョコレートを混ぜる
卵黄にグラニュー糖を入れ白っぽいクリーム状になるまで混ぜたら、溶かしたチョコレートとサラダ油を加えまぜる。
3:粉類をふるって入れる
粉類をふるって入れる薄力粉とカカオパウダーを合わせてふるいます。
4:メレンゲを混ぜる
卵白にグラニュー糖を入れハンドミキサーでまぜる。
メレンゲを作ります。
泡を潰さないように3に入れ、全体をそこから返すようにして混ぜます。
5:電子レンジで加熱する
電子レンジにかけられる型に生地を流し入れ、600wの電子レンジで5分加熱します。
竹串で確認して生地がくっつかなければ、冷やして完成です♪
まとめ
これでガトーショコラの焼き加減もばっちりですね!
失敗するのが怖ければ1度お試しで焼いてみて、自分の家のオーブンの丁度いい温度をメモしておくといいかもしれません。
ポイントをしっかりと覚えて生焼けにならない様に気を付けましょう!
お菓子づくり頑張って下さい!
最後まで御覧頂きありがとうございました。