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「こんなに食べて大丈夫?」

「けっこう甘いから太るんじゃない?」

「体にいいって聞いたけど本当?」

こんな疑問をスッキリ解決します!

 

口に入れるとシュワシュワっと溶けてクセになるラムネってクセになりますよね。

実は、ラムネに含まれるブドウ糖効果がスゴイって聞いたので、私も最近、時々買って食べてます。

 

仕事をしながらつまんでいたら、いつの間にか無くなってた~なんてこともよくあるんですが…

「ラムネはたくさん食べても大丈夫なのかな?」

と思い、調べてみました。

 

  • ラムネを食べすぎるとどんな症状がでるのか?
  • ラムネを食べるメリットは何なのか?
  • おすすめの食べるタイミング
  • 子供ならどのくらい食べてもいいのか

 

こんなラムネ好きなあなたの不安を一掃できますよ!

ラムネを食べ過ぎるとおこる症状は?

ラムネを食べ過ぎるとおこる症状は?

ラムネも過度に食べすぎると体にはよくありません。

どんな症状が起こるのか見ていきましょう。

ラムネを食べ過ぎると喉が痛くなる!

ラムネを食べすぎると喉が痛くなる人がいます。

 

これはラムネに糖分が含まれているから。

 

糖分によって口の中の粘膜の水分が少なくなり、のどや舌が荒れることがあります。

これは、きゅうりなどの野菜の切り口に塩や砂糖をふりかけておくと、表面に水分がでてきますよね?

塩や砂糖にはそうした脱水作用があり、口の中でも同じことが起きるので、喉が痛くなるんです。

 

ラムネだけじゃなく、他の甘いものを食べすぎたときにも似たような症状がでる場合があります。

ラムネを食べ過ぎると胃痛・気持ち悪くなる!

ラムネを食べすぎると胃が痛くなったり気持ち悪くなったりします。

そうなんです、ついつい…食べちゃうんですよ~。

ラムネのみならず、甘いものを食べすぎると胃が痛くなったり、気持ち悪くなったりしますよね。

 

それは、糖分を摂りすぎることで、こんなことが体の中で起こるからなんです。

  1. 甘いものを食べると血糖値が上がる
  2. 血糖値を下げようと膵臓からインスリンが分泌される
  3. インスリンが大量に分泌されると脳が食べるのをやめさせようとする
  4. 食べるのをやめさせるために気持ち悪くさせる

また糖分の摂りすぎは胃にも負担がかかりますので、胃も痛くなりますね。

ラムネを食べ過ぎると腹痛・下痢を起こす!


ラムネの中の甘味料に「還元パラチノース」「還元水飴」が使われていると、ラムネを食べすぎたときに腹痛や下痢を起こすことがあります。

還元水飴・還元パラチノースって何?

①還元水飴
・でんぷんから作られた水飴に水素を添加して作られる甘味料。
②還元パラチノース
・ショ糖から作られたパラチノースに水素を添加して作られる甘味料。

摂取した場合どのような作用がある?

糖アルコールの一種である還元水飴と還元パラチノースは難消化性で,多量に摂取すると一過性の下痢を起こす場合がある。

出典元:レファレンス協同データベース

ラムネによってはその原材料が違う場合があります。

原材料に還元水飴や還元パラチノースが入っていたら、注意しましょう。

ラムネを食べすぎると太る!

ラムネじゃなくても食べすぎは太る元です。

ラムネのカロリーを調べてみました。

商品名内容量カロリー1gあたりのカロリー
森永製菓ラムネ1本29g108kcal3.7kcal
カバヤ製菓

いろどりラムネ

1袋40g154kcal3.85kcal
カクダイ製菓

クッピーラムネ

1袋4g16kcal4.0kcal

 

間食で摂るカロリーの目安は、1日のカロリー摂取量の約1割です。

1日のカロリー摂取量は大人や子供、活動量などによって違ってきますが、例えば、成人でデスクワークが多い人だと約2000kcalです。

 

おやつの割合は1割なので200kcalとなりますね。

森永のラムネだと2本食べてしまえば、もうおやつは食べられません。

 

それ以上に甘いコーヒーを飲んだり、ジュースを飲んだりするとカロリーオーバーということになり、当然太りますね。

適度にたべるのであれば、太りませんが、食べすぎは太ると思ってください。

ラムネを食べることで得られるメリットは?

ラムネを食べすぎると健康を害することがありますが、ラムネを適量食べることでメリットもあるんです。

そんなメリットがあるのか見ていきましょう。

ラムネを食べると集中力・記憶力がアップ!

ラムネを食べると集中力・記憶力がアップ!

ラムネを適量食べることで、集中力・記憶力がアップします。

特にこちらの森永製菓のラムネは、集中力アップ、疲れが取れるなどとビジネスマンたちの間でも人気を集めているのです。

その理由は「ブドウ糖」にあります。

 

ここで森永のラムネの原材料を見てみましょう。

原材料 : ぶどう糖、タピオカでん粉、ミルクカルシウム/酸味料、乳化剤、香料、      (一部に乳成分・ゼラチンを含む)

出典元:森永製菓

 

森永のラムネは90%がぶどう糖で作られているのです。

ブドウ糖は単糖類と呼ばれ、これ以上分解されない糖分。

そのままエネルギーになります。

しかも、脳の唯一のエネルギー源なので、脳を活性化させ、集中力を高める効果があるのです。

 

そのために、勉強で頭をフル回転させているような東大生たちも愛用していて、東大の売店でも森永ラムネの売り上げが伸びているんですよ。

 

現役大学生じゃなくても受験生や、試験前の学生さん、または資格試験前のビジネスマンたちにもおススメですね。

 

さらに、ビジネスマンたちの疲労回復や集中力アップのためにこんな工夫もされています。

 

メガネチェーン店(株)JINSが運営する会員制ワークスペース「Think Lab」では、オフィシャルアイテムとして森永のラムネをいたるところに置いています。

仕事の効率アップのため、または良いアイディアを出せるようにとブドウ糖の力を利用しているのですね。

 

ラムネを食べると二日酔いが楽になる!

ラムネは二日酔いにも効果があるんです。


 

 

二日酔いを解消するメカニズム

  • 「アセトルアルデヒド」という有害物質によって起きる
  • アセトルアルデヒドを薄めるために水分が必要⇒水を飲む
  • 肝臓がアルコールの分解に大忙しで低血糖を引き起こす⇒ブドウ糖摂取

 

なので、二日酔いの朝には、水分とブドウ糖が主成分であるラムネを食べると二日酔いの辛さを緩和してくれますよ。

ありがたいことですが、だからといってお酒の飲みすぎは健康を害するので、ほどほどにしましょうね。

ラムネを食べるとダイエットができる!

 

ラムネは食べすぎると太りますが、適量を上手にたべることで、ダイエットもできるんです!

 

ブドウ糖がダイエットの味方になるメカニズム

  • 空腹になると脳が食べろと指令を出す。
  • ブドウ糖を摂ると脳が空腹感を解消。
  • 満腹感があるので、それ以上食べようと思わない。

しかもブドウ糖はカロリーが同量の砂糖に比べ、カロリーが低いです。

 

 

森永ラムネの場合、1瓶で29gですが、カロリーは108kcal。

これだけでもけっこう満腹感が得られるはずです。

 

ちょっと小腹がすいたときにもラムネを5粒ほど食べると、満腹感が得られて食べすぎ防止になりますよ。

 

ラムネの原材料に注目

ラムネを食べるとこんなメリットがあるのですが、ここで注意したいのは、森永のラムネはぶどう糖が90%なのです。

他のラムネはどうでしょうか?

原材料を比較してみました。

 

商品名原材料
森永製菓ラムネぶどう糖、タピオカでん粉、

ミルクカルシウム/酸味料、乳化剤、

香料(一部に乳成分・ゼラチンを含む)

カバヤ製菓

いろどりラムネ

砂糖、水飴、でん粉/

酸味料、乳化剤、香料(乳由来)、

着色料(アントシアニン、クチナシ)

カクダイ製菓

クッピーラムネ

砂糖、

コーンスターチ(遺伝子組換えでない)、

ばれいしょでん粉(遺伝子組換えでない)、

濃縮りんご果汁、デキストリン、

酸味料(クエン酸)、重曹、香料、

アナトー色素、ブドウ果汁色素、

ベニバナ黄色素

 

森永製菓のラムネはブドウ糖が使われていますが、他の2社のラムネは砂糖が使われていますね。

ラムネがもたらしてくれるメリットも「ブドウ糖」がもたらすことなので、砂糖が原料のラムネにはあまり期待しないほうが良いでしょう。

 

砂糖も体内でブドウ糖に分解されますが、ブドウ糖そのものよりも吸収が遅くなりますし、カロリーもまた砂糖のほうが高いということも忘れないでくださいね。

 

ラムネを選ぶときにも、原材料をチェックしてから購入することをおススメします。

ラムネを子供が食べる際の注意点や適量は?

大人でも食べ始めたら止まらないラムネ。

子供が食べるときにはどんな点に注意したらいいのでしょう?

子供が食べる際の注意点

【0~2歳未満】

食べさせるのはおススメしません!

  • 添加物が入っている
  • 甘すぎる
  • 喉につまる可能性がある
  • 虫歯になる

このような理由からです。

【2歳以上】

2歳以上のお子さんなら少し食べさせても良いでしょうね。

ただし、適量を分けてあげることが必要ですし、喉につまらないように見守ってあげる必要があります。

こちら1歳ごろから食べさせられるラムネです。

  • 4gずつの小分けになっていて食べすぎ防止になる
  • 持ち運びが便利でお出かけのときのおやつにピッタリ
  • 着色料・香料不使用。7大アレルゲン原料不使用でお子さんにも安心

 

小さいお子さんに食べさせるなら、こうしたラムネを選んでみましょう。

食べた後はしっかり歯磨きができるよう、パパやママのサポートも必須です!

子供にとっての適量とは?

ではその子供にとっての適量はどのくらいでしょうか?

 

3~5歳の1日のエネルギー摂取量は約1300kcalとなっています。

出典元:厚生労働省 エネルギーの食事摂取基準

 

そのうちおやつで摂るエネルギーは1日の摂取量の1割が理想的なので、130kcalとなりますね。

おやつにラムネだけを食べると栄養の偏りが心配なので、他のおやつや食事のことを考えて量を決めてあげましょう

 

先に紹介したクッピーラムネだと1袋が少量です。

これを1袋だけでも小さいお子さんには十分ですよ。

 

小学生になれば、もう少し量を増やしてもよいでしょう。

ラムネのおすすめの食べ方は?

ラムネも賢く食べると、より効果を発揮することができます。

どんな食べ方が良いのでしょうか?

1日の摂取量の目安は?

大人でも仕事の休憩時間に、勉強の合間にとついぼりぼり食べてしまいがちなのですが、1日にたくさん食べてしまっては逆効果です。

日の摂取量の目安としては、体調を見ながら20粒~30粒くらいと考えておきましょう。

 

ラムネに入っている糖質は、多すぎても少なすぎても体に影響しやすい成分だからです。

 

そもそも、糖質とは?

食べ物から摂取された糖質は、

消化吸収を通して最終的にはぶどう糖に分解され、エネルギー源として利用されます。

脂質よりも早く分解吸収されるため、激しい運動で消耗した時や糖尿病などインスリンの異常で血糖値が低くなり過ぎた場合、素早くエネルギーを補給し血糖値を上げるのに適しています。

特別な場合を除いて、脳がエネルギーとして利用できる唯一の物質で、人体にとっても重要な栄養素です。

 

血液中では血糖として存在し、インスリンによって濃度がコントロールされています。

血液中のブドウ糖濃度が上がるとインスリンの働きで中性脂肪に変えられ、脂肪細胞に蓄えられます。

このためブドウ糖を多く摂り過ぎると結果として肥満を招き、生活習慣病にも関係します。

出典元:厚生労働省 e-ヘルスネット 「ブドウ糖」

つまり、ブドウ糖を含む糖質の一日の摂取量は、体格や運動量などによっても変わってくるので、一概に「何グラムです」とは言えません。

 

ですが、糖質の摂取量については計算できます。

1日に必要な【タンパク質・糖質】量(g)=

自分の体重(kg)×体重1kgあたりの【タンパク質・糖質】必要量(g)

となり、

(軽めのトレーニングをしている場合)1日に必要な糖質量=

体重60kg×体重1kgあたりに必要な糖質量5~7g=300~420g

出典元:森永製薬 プロテイン公式サイト 「あなたに必要なたんぱく質と糖質の適切な量とは」

このように、適度に体を動かしている人でも一日の糖質摂取量は、300g~となります。

 

そして、一言で糖質といっても主食や果物、他の食品や飲み物からも摂取をします。

 

例えば、300gの半分の150gの糖質を食品から摂ろうとした場合、6枚切りの食パンだと約3枚の量です。

パンを主食で食べる、果物を食べる、飲み物も…これだけで300gは超えやすい数字と言えそうですよね。

 

そして、先ほど紹介したラムネの主成分、砂糖とブドウ糖では、

砂糖=二糖類(2つの成分でできたもの)

ブドウ糖=単糖類(1つの成分でできたもの)

という違いがあり、単糖類であるブドウ糖の方が体への吸収が早いのです。

 

つまり、森永のラムネのようにブドウ糖が多く入っているラムネを手に取り、

「ラムネでブドウ糖を摂取しよう!」

と考えたとしても、一日中ラムネを食べるのは糖質が多すぎてしまうので、「これだけ食べる!」と量を決めて、体調を見ながら一日20粒~30粒くらいがおすすめです。

 

運動中に食べよう

運動中に食べよう

筋トレをしている人なら、運動中にラムネをポリポリというのも良いのです。

なぜ?

疲労回復のために筋肉が糖質を欲するからなのです。

その糖質をブドウ糖が主成分のラムネで摂取すると、筋肉に素早くエネルギーが吸収されてトレーニングの質を上げることができます。

登山のお供に

 

登山のお供に

登山に行くときには非常食や行動食といったものを持参していきますね。

登山というのも相当な体力を使うので、エネルギー補給にそうしたものは必須なのです。

 

そんなときにラムネも大活躍!

疲れたなというときに、休憩しながらラムネをポリポリ。

 

これで気分転換にもなり、また昇り続けられます。

ただ、登山の際には持久力も必要なので、ゆっくりと吸収される果糖や脂質も一緒に摂るとよりgoodです。

 

森永製菓の大粒ラムネです。

袋入りですので、カバンに入れてもかさばらない!

疲れたなと思ったらラムネでエネルギー充電しましょう。

 

病気で食べられない時に

例えば、お子さんが熱を出して食欲がないというとき。

急性の胃腸炎で何を食べても受け付けないとき。

少しでも食べてくれたらいいのに・・とお母さんは心配です。

 

そんな時に、ラムネを少しずつ与えてみましょう。

ブドウ糖は素早く吸収されるので、回復の助けになります。

 

ただし、お子さんが嫌がったり、食べても吐くようなら、無理にたべさせないようにしましょう。

 

つわり中の妊婦さんが何も食べられないときに、ラムネを食べていたって話もありますよ。

大人も、具合が悪くて何も喉を通らないというときにはブドウ糖がおススメ。

ラムネはスッキリ感もあるので、食べやすいですよ。

 

 

 

まとめ

ラムネは体には良いけれど、食べすぎは良くないということがわかりましたね。

 

ラムネのメリットを生かすなら

  • 砂糖より吸収が早いブドウ糖が原料のものを選ぶ
  • 1日の目安は大人で20粒~30粒がおすすめ
  • 勉強や仕事に集中したい時、運動や登山でエネルギーが必要なときにピッタリ

 

上手においしく食べて、ラムネの効果を実感してみてくださいね^^

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