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入社式に親同伴と指定されている会社が増えているとか。

そんな話を聞いたときに、

え?まじ?

と思ったのは私だけではないでしょう。

 

しかし、実際に大企業でも親同伴の入社式をしているところが

あるのです。

しかもここ数年に始まったことではなく、

かなり長い間していたという企業もあるのです。

驚きましたが、その親同伴の入社式にも企業なりの

意図があるわけですね。

 

その入社式のときには親から子への手紙を書くようにと

言われる会社もあります。

親にとっては良いことでもあり、負担でもありますね。

 

今回は

  • 親同伴の入社式に関する情報
  • 賛否の声
  • 入社式に親から子への手紙を書くときのポイント
  • 手紙の例文

などをお伝えしていきます。

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入社式に親同伴が急増!

古くから入社式に親を同伴させている企業もあるのですが

それを見習ってか、企業側のイメージをアピールするためか

親同伴の入社式をする企業が急増しています。

一昔前には、聞いたことのない話なのですが

時代は変わっていくのですね^^

会社が親同伴を指定するケース

入社式

親同伴の入社式で、会社側が親同伴を指定するケースがあります。

フジテレビやサッポログループなどは有名なところです。

地方では静岡銀行も20年前から入社式に親を招待しています。

出席する親がいるのだろうか?と疑問に思ったのですが、

ある年の入社式では222人の新入社員に対し、親は150人参加したとのことです。

かなりの割合で親が参加しているのですね。

これもちょっと意外でした。

また、オタフクソースの会社でも親同伴の入社式が行われていますが、

入社式では子供が親へ感謝の言葉をスピーチする声の手紙が話題になっています。

親の出席は自由のケース

入社式に親の出席を指定している会社もあれば、

出席は自由だという会社もあります。

もちろん、親の出席を指定している会社でも基本的には親の参加は

親の自由だと思います。

会社からは親に対して入社式の招待状を送る、

それを見て、親は出席するかどうかを決めるというのがほとんどでは

ないでしょうか。

特に地方から都市での就職が決まった場合、

親も入社式のためにわざわざ出向くのが大変なこともありますよね。

環境が許せば出席するという感じでも良いと思います。

親の手紙のみのケース

手紙のみ

親が入社式に出席すれば、親が直接子供にむけて手紙を読んであげたり

逆に子供が親への手紙を読んだりということが多いのですが、

親は出席せず手紙だけ、もしくはビデオレターという形で親が子にメッセージを伝えるという

ケースもあります。

手紙は社員が代理で読み上げるということも多いようですね。

親が直接読んでくれるのも感動ですが、照れくさい思いもあるので、

代理で手紙だけ読まれるとさらに感極まるかもしれません。

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入社式に親同伴に賛否?

賛否そもそも、親同伴の入社式を行う目的は何でしょうか?

話題を作るためという企業側の作戦ももちろんあるでしょう。

新入社員たちには親に対する感謝の気持ちを持つようにと教育するため

親同伴の入社式を行い、手紙やスピーチなどのイベントを行っているとも言います。

また、モンスターペアレントと言われる親が会社に乗り込んでこないための

防衛策とも言えます。

逆に言えば、5月病などで会社をすぐに辞めてしまうような新入社員がでないように

家族ぐるみで協力できるように対策を立てているということもあります。

 

こうした会社側の意図を知ってか知らないでか

親同伴の入社式に関しては賛否両論の声があります。

どんな意見があるのか紹介していきましょう。

賛成の声

親同伴の入社式には反対意見ばかりかと思いきや

会社側の意向に同参し、共感している人たちもいましたね。

反対の声

逆に、反対の声です。

たぶん、子ども側(つまり新入社員)からすると、親に来られるのは

嫌なんじゃないでしょうか。

私は嫌だなと思う派です。

親同伴の入社式なんてありえないと思う人も多いです。

社会生活というのは、一人前の大人になった人たちがするもので

そこに親が介入してくるというのは、世間の親たちの子離れができていないから

という見方が多いですよね。

入社式の親からの手紙の書き方やポイント

手紙

さて、入社式への親の出席に関しては賛否両論がありますが、

会社から親に、子どもへの手紙を書いてほしいと頼まれると

書かないわけにはいきませんね。

でも、親としては、いったい何を書いたらいいのか?と悩むことが

多いでしょう。

 

社会人になる子どもへの応援メッセージ

立派に育ってくれたことへの感謝

親がいつも応援しているということ

こうした点を書いておけば、まず大丈夫でしょう。

 

逆に、あまりにも過保護に思えるような内容や

叱咤激励するような内容は控えたほうが無難かと思います。

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入社式に親から子への手紙の例文

それでは、入社式に親から子への手紙の例文を紹介してみましょう。

例文1:応援タイプ

<例文>

入社おめでとう。

貴方が生まれたのがついこの間のことのようです。

立派に成長し、大人の仲間入りをしてくれたことをとても喜ばしく思います。

ここまで成長してくれてありがとう。

これからもあなたを応援しています。

 

正直、親としては、ついこの間生まれたと思った子供が

立派な大人になって感無量です。

そんな思いと感謝の思いを率直に伝え、お子さんを応援してあげましょう。

例文2:教訓タイプ

<例文>

社会人としての第一歩、おめでとう。

これから先、幾多の困難が降りかかると思いますが

失敗を恐れずに、前向きに仕事に取り組んでください。

そうすればどんな問題があっても必ず解決できるでしょう。

 

人生の先輩として、大人としてお子さんに伝えたいことって

ありますよね。

先輩や同僚たちにいつも感謝の思いをもちなさいとか

仕事に対して責任をもちなさいとか

また他に、お父さんお母さんが独自にもっている

社会生活のノウハウがあれば、そうしたものを伝えるのも良いですね。

例文3:癒しタイプ

<例文>

初めての一人暮らしも始まり、新しい社会生活と共に

たいへんなこともあるでしょう。

疲れたときには家に帰ってきて休んでいきなさい。

お父さんもお母さんもいつもあなたの味方ですよ。

 

疲れたら帰っておいで~という言葉は何よりうれしい言葉でしょう。

自分は一人ではない、帰れる場所があるということは

人を強くしてくれます。

まとめ

会社としては大人になった新入社員の教育の一環として

親に対する感謝の気持ちを持たせたり

親に対しては会社に対する知識や情報をより知ってもらい

会社のイメージアップ、そして新入社員の離職率を下げるために

親同伴の入社式を行っているところが多いのですね。

参加するしないは親の自由ですが、日ごろの思いを伝える手紙は

良いかなと思いました。

そして新しく社会生活を始めるお子さんを暖かく見守ってあげて

ほしいなと思います。

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