そろそろ日差しも強くなってきましたが、きちんと日焼け止めは塗っていますか?
お肌を老化させる一番の原因は、紫外線だと言われていますよね。
紫外線は肌を老化させ、日差しが出ている限り一年中降り注いでいることは、ご存知の方も多いかと思います。
しかし、最近では夜の間も紫外線のダメージを受けてしまうという事実がわかってきました。
そこで今回は、いつ紫外線が多いのかを解説、また日焼け止めなどオススメの紫外線対策グッズをご紹介します。
Contents
【結論】日没後も日焼けする!
アメリカのイェール大学研究チームの発表により、
強い日差しを浴びた日の紫外線による肌へのダメージは、日が落ちてから起こることが多いという事実が明らかになりました。
もう少し掘り下げると、日中、体内のメラニン細胞がメラニン色素を形成し、このメラニン色素は紫外線から身体をある程度守ってくれます。
しかし研究によると、このメラニン色素は夜のあいだにDNAへ紫外線を伝達し、DNAを損傷させてしまうことがわかったのです!
この損傷は日中の紫外線を受けるのと全く同じダメージなので、「夜も日焼けするのと同じダメージを受ける」のです。
夜の紫外線の量はどのぐらい?
先程解説したのは、「日中に受けた紫外線によって、夜もダメージを受ける」といったものでした。
答えは「普通の人は必要ない」です。
夜の紫外線量は日中に比べて大変微量なので、人体に影響の出るレベルではありません。
なので夜から外出する場合は、日焼け止めを塗らなくても大丈夫です。
ただし朝は10時ごろから急激に紫外線が多くなるので、空が明るくなりそうだと感じたらすかさず塗るようにしてくださいね。
そして、あえて普通の人は、と強調した理由としては、日焼けや肌へのダメージに対して、普通ぐらいの感覚の人は必要ないという意味です。
普通の感覚で言うと、夜に散歩するからといって、わざわざ日焼け止めを塗ったりサングラスをする人は珍しいですよね。
しかし、先ほども言ったように、紫外線によって「夜も日焼けするのと同じダメージを受ける」のです。
特に次のような方は夜も油断することなく、紫外線対策をするようにしましょう。
- 普通の人より肌に対しての美意識が高い人
- 人より紫外線を受けやすい人
- 歳を取っても肌へのダメージを極力ゼロに近づけたい人
- 紫外線が強い地域に住んでいる人
などは気をつける必要があります。
これらの人はこれから説明する、時間帯や時期別による紫外線の量に注意して、対策をするようにしましょう。
時間別の紫外線の量
先程お伝えしたように、紫外線の量は時間帯によって異なります。
出典:https://weathernews.jp/s/topics/201905/090105/
紫外線の多い時間帯は?
1日のうちで最も多い紫外線量がある時間帯は、午前10時〜午後2時頃までの間です。
このたった4時間に、1日に降り注ぐ量の半分以上の紫外線が集中しています。
この時間に外出するときは、日焼け止めを必ず塗るようにしましょう。
また天候によっても変わりますが、曇りの日でも午後3時頃は、晴れの日とほぼ同じ紫外線量になります。
紫外線の少ない時間帯は?
逆に紫外線の少ない時間帯は、午後5時〜午前7時頃までの間です。
夏場は日が長くなるので、午後5時はまだまだ明るいですが、紫外線の量自体はかなり少なくなっています。
しかし、そんな一般的に紫外線の量が落ちると言われる午後5時以降でも、まだまだ油断できない量の紫外線が残っていることがわかります。
ましてや、こちらの資料は東京の池袋の紫外線量となります。
海外になれば、日が長い地域もあり20時ぐらいまで明るい地域もあります。
紫外線量が日本より格段に高い地域もあります。
先ほど紫外線対策をした方が良い人に該当する人は十分注意しましょう。
さすがに夜中の0時とかにちょっとコンビニに…という場合は、わざわざ日焼け止めを塗る必要はないでしょう。
時期別の紫外線の量
紫外線の量は時間帯でも異なりますが、時期によっても異なります。
出典:https://weathernews.jp/s/topics/201904/190225/
夏を中心に紫外線対策をする人が多いですが、ムラはあるものの紫外線は1年中降り注いでいます。
このグラフから、5月〜9月までが一年のうち最も紫外線量が多いことがわかります。
つまり、涼しい内から紫外線対策が必要だということですね。
この時期には、いくら夜だからと言って、紫外線対策を怠ってはいけません。
蛍光灯にも紫外線はある
実は紫外線は、室内の蛍光灯からも放出されています。
ですが家庭用の蛍光灯から出る紫外線量は、太陽光の1000分の1程度なので、日焼けの影響はないのでご安心ください。
ここで注意したいのは「白内障」です。
蛍光灯の光が強すぎる場合は白内障になってしまうことがあり、一度なってしまうと治せない病気です。
目に不安があるなら、対策として紫外線カット効果のあるサングラスやメガネをかけるのがオススメです。
サングラスやメガネは、日中は特に注意すべきですが、木になる方は夕方〜夜でも念の為かけましょう。
紫外線の強い海外では、夕方〜夜にサングラスをしていても特に変わった人だとは思われません。
紫外線対策は何時まで必要?
太陽が出ている間は常に紫外線対策をすることで、お肌の老化を抑えることができます。
また「常に」効果を保つには、2時間くらいに1度の塗り直しが必要です。
そもそも日焼け止めの数値であるSPFとは、「どれほど紫外線を防ぐか」ではなく、「日焼けしない時間はどれくらいか」を示す数字です。
例えば5分後から日焼けすると仮定した場合、SPF50の日焼け止めを塗ると、5×50=250分後に日焼けするということになります。
つまり、たとえSPF50の日焼け止めを塗っても、1日のうち何度かは必ず塗り直す必要があります。
また室内であっても窓を開けて日光を取り込んだり、蛍光灯の光を浴びることで紫外線を浴びるので対策した方が安心でしょう。
ここからは、オススメの紫外線対策グッズをご紹介します。
まだ取り入れていない、また、どれを買ったらいいか迷っているという方は参考にしてみてくださいね。
夜は日中と比べて薄く塗ったり、塗る場所を限定するなど、少し塗る量を抑えると良いでしょう。
日焼け止め
紫外線対策の定番は「日焼け止め」です。
昔の日焼け止めは、独特な匂いがしたり、塗った箇所が乾燥するものが多かったのですが、今は劇的に改善されています。
また低刺激性などお肌に優しいものも沢山販売されているので、敏感肌の方でも安心して使えます。
赤ちゃんも使えるほど低刺激なのに、SPF50+、PA++++と紫外線対策もバッチリです。
日焼け止めの進化が伺えますね。
サングラス
目元にできるシミは、紫外線を目から吸収することでできると言われています。
また多くの紫外線ダメージの蓄積により、白内障になる恐れもあります。
目には日焼け止めを塗ることができないので、サングラスで守ってあげるのが有効です。
流行の丸いフォルムで、見た目がとにかく可愛いです。
クリアレンズですが紫外線・ブルーライトをカットしてくれます。
こちらは色付きレンズが入ったトロな感じのデザインです。
コーディネートに合わせて楽しみながら紫外線対策してみてくださいね。
長袖・長ズボン
日差しが強い季節に自転車などで通勤・通学していると、気付かないうちに腕や脚が真っ黒になってしまいますよね。
そうして紫外線のダメージが蓄積すると、将来シワやシミになって出てきてしまいます。
5年後・10年後も綺麗な肌でいるために、無防備で紫外線を浴びるのは避けたいところです。
最近は夏場でも涼しく着れる、紫外線対策用の長袖・長ズボンがたくさんあるので、少しご紹介します。
夏場でもさらっと羽織れるロングカーディガンです。
接触冷感素材が使われており、着るだけで涼しく快適に紫外線対策できます。
こちらは涼しげなロングパンツで、もちろん紫外線カット効果があります。
カラーバリエーションが豊富なのも嬉しいですよね。
飲む日焼け止め(サプリメント)
日焼け止めを塗るのってムラになりやすいし、ベタベタするし、そもそも塗る行為がめんどくさい!というズボラなあなた。
朗報です!
近年話題になっているのが、体の中から活性酸素の発生を防ぐ「飲む日焼け止め(サプリメント)【ホワイトポリフェノール C】」です。
これなら1日3粒飲むだけで、日焼けを内側からケアすることができます。
塗るだけでは、紫外線のケアは十分ではありません。
やっぱり外からだけで防ぐのは限界があるんですね。
タレントの優木まおみさんやモデルの藤井朋子さんもホワイトポリフェノール Cを愛用していて、インスタで投稿されています。
優木まおみさん
藤井朋子さん
購入は公式HPが最安値ですので、絶対おすすめです。
↓公式HPはこちら↓
新・飲む太陽ケア「ホワイトポリフェノール C」
紫外線はマスクで防げる?
紫外線対策にマスクが効果的という話もあるようです。
本当に防げるのか?
どんなマスクを選んだらいいのか?
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
まとめ
昼・夜の紫外線などについて解説してきましたが、いかがでしたか?
紫外線は老化の主な原因なので、無防備に日光を浴び続けることは絶対に避けるべきです。
夜も紫外線ダメージを受けるということは、衝撃的ですよね。
ただし夜のダメージは、日中たくさん紫外線を浴びた場合に起こることなので、やはり日中は日焼け止めを塗るなどして大切な肌を守ってください。