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はさみ将棋 ルール



最近は藤井聡太さんの活躍もあって、将棋ブームが到来しています。

これを機に自分も将棋をはじめてみたい!と思っても、難しそうでなかなか手が出せずにいる人は多いのではないでしょうか。

そんな人におすすめしたいのがはさみ将棋です。

小学生でも簡単に覚えられるので、将棋の入りとしては超おすすめです!



この記事では、はさみ将棋の基本的なルールや戦法、勝ち方のコツなどを簡単にご説明したいと思います。

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はさみ将棋の基本的なやり方

まずははさみ将棋のやり方を、基本的なことからご説明します。

  • 必要な道具
  • 駒の並べ方
  • 駒の動かし方
  • 駒の取り方

の順に説明していきます。

 

必要な道具

はさみ将棋に必要な道具は、一般的な将棋盤と駒です。

将棋盤があればはさみ将棋はできますが、こちらの商品なら将棋以外のボードゲームも楽しむことができます。

一つで何役もこなしてくれるのでお得ですね。

普通の将棋をさすこともできますし、回り将棋や山くずしなど将棋盤を使った遊びはたくさんの種類があります。

 

駒の並べ方

はさみ将棋の基本的なやり方

参照:日本将棋連盟



はさみ将棋で使う駒は「歩」のみです。

自分の持ち駒と相手の持ち駒、それぞれ9枚ずつ使います。

それぞれの一番手前の列に全ての駒を一列に並べます。

このとき、片方は「歩」のまま並べ、もう片方は「歩」を裏返した「と金」を並べます。

駒の動かし方

はさみ将棋 駒の動かし方
参照:日本将棋連盟



はさみ将棋の駒は本将棋の飛車のように、タテとヨコに好きなだけ動かすことができます。

ただし、味方や敵の駒を飛び越すことはできません。

駒の取り方

では、はさみ将棋の駒の取り方には3つのパターンがあるので、順番に説明します。

駒をはさむ

はさみ将棋の基本的なやり方

出典元:https://nezumileader.hatenablog.com/entry/2019/06/25/184304

 

自分の駒で相手の駒をタテかヨコにはさめば駒を取ることができます。

1つずつはさんで相手の駒を取るやり方が、一番スタンダードな駒の取り方です。

ただし、ななめにははさめません。

複数の駒をはさむ

はさみ将棋の基本的なやり方

出典元:https://nezumileader.hatenablog.com/entry/2019/06/25/184304

 

一度に複数の駒をはさむこともできます。

うっかりしていると意外とやられがちです。

一度に何枚も取られると、一気に形勢が変わるので注意しましょう。

隅にある駒を囲む

はさみ将棋 端の取り方
参照:https://allabout.co.jp/gm/gc/450055/



隅にある駒は上図のように、相手の駒の動きを封じ込めれば取ることができます。

相手の駒の逃げ場をなくすイメージです。

隙間が空いていると囲んだことにならないので、取ることができません。

 

ちなみに、自分から相手の駒の間に入った場合は駒を取られることはありません。

はさみ将棋のルール

次にはさみ将棋のゲームの流れ・勝敗のつけ方など具体的なルールについてご説明します。

さらに、はさみ天秤端落としという勝負がつかない場合の特別ルールも解説します。

 

ゲームの流れ

まずは先攻、後攻をジャンケンで決めます。

先攻から一つずつ駒を動かし、これを交互に繰り返します。

相手から取った駒は使うことができないので、注意が必要です。

こうして取った駒の数を競います。

 

勝敗の付け方

勝敗の付け方にはいくつか種類があります。

 

  • どちらかの駒が一つになったら
  • 先に5枚取った方が勝ち
  • 取った駒の数が3枚差になったら
    *ただし、相手が直後に駒を取り返せば負けにはなりません。
  • どちらかがギブアップしたら

 

勝敗の付き方は地域によって違いがあるようなので、上記の中から予め勝敗のルールを決めておきましょう

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はさみ天秤端落としのルール

はさみ将棋は上手い人や、慣れている人同士の対戦の場合、千日手と言って、同じような局面が永遠に続いてしまって、勝負がつかないことがあります。

そこで導入されるのが「はさみ天秤端落とし」です。

これは通常のはさみ将棋のルールにいくつかの新たなルールが追加されたものです。

順番にご紹介します。

 

  • 天秤・・・相手にはさまれる手を指した時、はさんだ相手の駒を取れる
  • 端落とし・・・自分の駒と盤の端ではさむと取れる



また通常のはさみ将棋では相手の駒をはさめるのはタテ・ヨコのみですが、このルールの場合は斜めにもはさむことができます。

これらのルールを加えることで、勝負がつかないという事態を防ぐことができます。

 

しかしはさみ将棋初心者の人にこのルールを適用すると、かなり高度なゲームになってしまうので、通常は一般的なはさみ将棋のルールで遊ぶと良いでしょう。

はさみ将棋の定石の戦法は?

では、はさみ将棋はどのように戦えばよいのでしょうか?

はさみ将棋の基本的な戦略を簡単にご説明します。

戦略の考え方

はさみ将棋の基本的な戦略は駒を斜めに配置することです。

駒を斜めに配置しておけば、相手は接触することができません。

斜めの状態を保ったまま、前に進めていきます。



しかし、斜めにすることに気を取られて相手の駒に防御線の内側に入られると厄介です。

相手に背後を取られないように気をつけましょう。

 

定石の戦法

まず左端の駒を5こ進めます。

次に隣の駒を先ほどの駒より一つ手前の位置に置きます。

これを真ん中の駒まで順番に続けます。



6個目の駒は5個目の駒の一つ奥に配置します。

次の駒も同様に隣の駒より一つ奥に配置し、これを端まで続け、V字に布陣を作ります。

こうすると相手がはさめる駒は一つもなくなります。



しかし相手は必ず阻止しようとしてくるでしょう。

これを上手くかわしつつ、陣営を整えましょう。

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はさみ将棋の必勝法

はさみ将棋にも必勝法はあるのでしょうか?

あるなら是非知りたいですよね。

ここからははさみ将棋の必勝法や負けない方法をお教えします。

 

必勝法1:相手の逃げ場をなくす布陣

ゲームが始まったら、左端から以下の図のように駒を布陣します。



はさみ将棋 必勝法
参照:http://ゲームルール.com/wp-content/uploads/2016/01/hasami04.jpg



常に左右両端の駒を隣の駒より一つ前に出した状態を保ちながら、前へ詰めていきます。



そうすると相手の駒は最終的には逃げ場がなくなり、全ての駒を取ることができます。

必勝法2:絶対に負けない布陣

まず右端の駒を一つ前に出します。

次に左隣の駒を一つ前に出します。

これを右端の駒まで繰り返します。

左端の駒まで一つずつ前に出し終えたら、今度は一つずつ後ろに下げます。

これを繰り返すだけです。



ただし、この方法は負けることはありませんが、相手のミスがない限り勝つこともできません。

実戦向きとはいえないので、使わない方が良いでしょう。

必勝法3:常に攻撃する

自分の手前側が自陣です。

相手の駒に多数自陣に入られると、駒を取られやすくなってしまいます。

自分の駒を守っている間にどんどん攻められてしまいます。

これを防ぐためにも、まず自分の方から相手の陣地に駒を配置していきましょう。

攻撃は最大の防御という言葉もあります。

序盤からどんどん攻めましょう。

はさみ将棋で勝つコツ

はさみ将棋 必勝法


ルールを覚えたら、今度は勝てるようになりたいですよね。

ここからははさみ将棋で勝つコツをご紹介します。

コツ1:相手の駒と隣り合わせにならない

自分の駒の片面が相手の駒と隣り合わせになってしまったら、相手の次の手で一つ取られてしまいます。

はさみ将棋は本将棋のように駒を一度取られたら取り返すことができません。

相手の駒が隣にきてしまったら逃げましょう。

なるべく隣ではなく、斜めになるように意識することがポイントです。

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コツ2:視野を広く持つ

一つの駒に気を取られていると、自分が攻めていると思いきや、いつの間にか相手に攻められていたという事態になります。

うっかりミスははさみ将棋では命取りになるので、盤全体を見るように心がけましょう。

コツ3:辛抱強くチャンスを待つ

お互いに相手に駒をとられまいと必死です。

なのでなかなか駒を取れなくても>あせってはいけません。

自分がミスをしなければ負けることはないのですから、とにかくミスをしないように集中しましょう。

そして、相手がミスをしたところをすかさず攻めていきましょう。


まとめ

 

はさみ将棋は誰でも手軽に遊べるゲームです。

本将棋に興味があるけど、難しそうでできる気がしないという人はまずはさみ将棋からはじめてみてはいかがですか?

またお子さんに将棋をさせたいという親御さんにも、将棋をはじめる入り口としておすすめです。

簡単なのにやってみると奥が深いゲームなので、是非チャレンジしてみてください。

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