パイナップルを食べ過ぎたら口や舌が痛い!この口が痛くなったりガサガサになるのってもしかして体に悪い?
心配になることもありますが、パイナップルはビタミンと食物繊維が豊富な身近な健康食です。
パイナップルを食べる1日の適量の目安と舌が痛くならないようにする方法があります!
今回はパイナップルの食べ過ぎによるトラブルと、注意点。
舌が痛くならないようにする方法、健康に良い効果、おすすめの調理方法を紹介していきますよ!
簡単に出来る対策なので、パイナップルで舌が痛くなる方は是非お試し下さいね、
パイナップルを食べ過ぎるとおこる症状やデメリットは?
前半では、パイナップルの食べ過ぎによる主なトラブル症状と原因について記載していきます。
気になる痛み、他に考えられるデメリットについて知っておきましょう!
パイナップルを食べ過ぎると口の中や舌が痛くなる!
パイナップルにはタンパク質分解酵素が含まれます。
口の中を潤している唾液も消化液の一種で、更にパイナップルのプロメラインというタンパク質分解酵素と併せて舌の表面や口の中の粘膜を溶かしてしまいます。
時には出血を起こしてしまうこともあるため、これだけを聞くと体に悪い印象を受けてしまうかもしれませんが肉を柔らかくするのにも利用される性質なので、デメリットばかりではありません。
適量を守って食べることで、このプロメラインによる様々な効果の恩恵を受けることができます。
他にパイナップルに含まれるシュウ酸カルシウムの働きで口の中や、食道、胃が荒れるといったことが発生します。
同じシュウ酸カルシウムの成分を含む場合でも食べ物によって影響の出方が異なり、パイナップルは口の中が荒れてしまう症状が主です。
時間が経てば落ち着いてきます。
この症状をすぐに軽減させる方法も後述していますので、気になる方は治し方の見出しをチェックしてみてくださいね。
パイナップルを食べ過ぎると太る!
食べ過ぎに例外なくつきまとうのは、太ってしまうことです。
体が処理し切れないエネルギーを取り込み続けると余るのは必然なのでパイナップルに限ったことではありませんね。
パイナップルは果物の中では糖質も控えめ、100gであればバナナよりも低カロリーということでダイエット食品として流行したこともありますが、食べ過ぎれば糖質の摂り過ぎから太ることにつながってしまいます。
パイナップルを食べ過ぎると体が冷える!
夏場に美味しい果物や野菜の多くに体を冷やす作用があります。
特に南国のトロピカルフルーツにはその傾向があり、パイナップルも含まれます。
日頃から体が冷えを感じている冷え性の人は冷えた状態で沢山食べるのは避けるようにしましょう。
また血圧を下げる効果もあるため、元々低血圧の人や血流が悪くなると影響が出やすい妊婦さんも注意が必要です。
寒い季節には生でパイナップルを食べるのは体を冷やすことに繋がりやすいので冷たい状態で食べるのは避けるようにしましょう。
パイナップルを食べ過ぎるとお腹を壊す!
内臓の冷えが起きるとお腹が痛くなることは珍しくありませんが、パイナップルで腹痛を起こす原因は他にもあります。
何とラテックスアレルギーです!
ゴムに対してアレルギーを持っている人は果物に対してのアレルギーを併発することもあるということでパイナップルを食べて体調を崩す方はゴムに対してのアレルギーを確認してみるのをおすすめします。
口の周りまでただれてしまったり、他に体調に変化が有った場合は食べるのを中止して下さい。
皮膚に発疹などトラブルが起きた時は皮膚科で診察の時に申し出ると検査をしてもらえます。
お腹を壊すなどの場合は内科で相談してみましょう。
パイナップルを食べることで得られる効果
まずはデメリット、食べ過ぎの注意点を先に記載してきましたがパイナップルの適量を食べた時の効果についてここからは紹介していきます。
パイナップルを食べると疲れにくくなる!
パイナップルの中に含まれる糖質は、ショ糖。ブドウ糖、果糖が含まれており、これらの糖質は分解されることで疲労回復の効果が期待できます。
ビタミンB1と酸っぱさ素のクエン酸も含まれていて糖質を分解してエネルギーに変えてくれます。
クエン酸は疲労回復に効果がある成分の代表ですが、パイナップルに含まれる成分は単体で効率良くエネルギーを作る仕組みが整っています。
運動で体を動かして代謝を上げることでよりエネルギーを効率よく消費してくれるようになり、太りにくい体質にしていくことに繋がります。
好ましい効果を得るには適量を守るのが良い効果を得るためにも大切です。
むくみが解消する
パイナップルを含むトロピカルフルーツにはカリウムも豊富に含まれています。
体の余分な水分を排出してむくみをスッキリさせてくれます。
デスクワークが多くて手足がパンパンになってしまう人は疲労回復も兼ねてパイナップルサラダなどを食べると良いでしょう。
体内の解毒効果がある
食べ過ぎると舌の痛みを起こしてしまうプロメラインですが、適量を食べた時の効果は素晴らしいものです。
腸内の悪玉物質を分解してくれて、消化器の働きを回復させてくれるだけでなく毒素も取り去ってくれる効果があります。
血液中の毒素を取り去り、痛みや炎症も和らげてくれます。
パイナップルは食物繊維を含み、便秘にも効果があります。
肌トラブルを改善し、美容にも効果が期待できます。
パイナップルを食べても舌が痛くならない方法や直し方!
パイナップルを食べて口の中が痛くなる原因はタンパク質分解酵素のプロメラインですが、こちらは加熱することによって効果がなくなります。
60℃の加熱で舌が痛くならないようにできます。
パイナップルで荒れた舌の治し方
パイナップルを食べて荒れた舌の状態を落ち着ける方法は、牛乳やヨーグルトのタンパク質を一緒に摂ることです。
乳製品のタンパク質にパイナップルのタンパク質分解酵素が結びつくことで口の中の状態を緩和させることが出来ます。
この方法は辛い料理を食べるときにも有効なので、パイナップルとは異なりますが覚えておくと良いでしょう。
パイナップルの効果的な食べ方は?
しっかり黄色く色づき、甘い匂いがするのが食べごろです。
気になる効率の良い摂取の時間は、朝!
ダイエットの朝バナナなどと同じようにパイナップルを食べるのにピッタリの時間になっています。
ビタミンとミネラル、食物繊維が豊富。
何よりもパイナップルが持っている解毒作用を活かすところからも排泄の時間帯である朝食がおすすめです。
豊富な健康効果は生のパイナップルによって得られるもののため、酵素の働きが無くなっている缶詰のパイナップルでは効果が無いので注意しましょう。
食べ過ぎるのはよくありませんが、ダイエット中だからと食事を抜くのも厳禁なのでカロリーをセーブした食事としてもおすすめです。
生でもプロメラインを効果的に摂取!
舌が痛くならないように効率良く生のパイナップルを食べる方法は先の見出しでも述べた、牛乳やヨーグルトと食べること。
フルーツヨーグルトで食べると酵素を取り入れつつ、トラブル症状を防ぎながら食べられます。
乳酸菌も取り入れてお腹の不調にもアプローチしましょう!
1日の摂取量の目安は?
パイナップルの摂取量は1日100gで、およそ6切れが目安になっています。
100g中のカロリーは50キロカロリーです。
ビタミン類も豊富ですが、口の中の痛みが出たりしないよう自分に合っている量を摂取しましょう。
おすすめの調理方法
パイナップルのおすすめの調理方法は、肉と組み合わせた焼料理。
他の果物と合わせてビタミン豊富なサラダやデザートなどがオーソドックスで美味しく食べることが出来ます。
お肉を柔らかく、ジューシーに
既に何回も名前が出ているプロメラインの働きで、下ごしらえの時にお肉を柔らかくしましょう。
特に酢豚と一緒に入っているのを見かけますね。
オードブルで生ハムと一緒になっているのもよく見かけますがハムがより柔らかくなります。
焼き肉料理と相性が良いので、厚めのお肉を焼く時に下ごしらえだけでなくソースなどに使っても良いでしょう。
また生のパイナップルを一緒に食べることで、肉や脂質の分解を促進して胃もたれを防ぐ事もできます。
デザートに少し用意しておくと料理の彩りも良くなりますよ!
夏のさっぱりドリンクに
夏場の暑さで体力が落ちていると感じている時には、冷えた生パインをミキサーにかけて、サイダーと一緒に飲むと体がスッキリします。
牛乳や他のジュースと合わせても美味しいです。
体を冷やしすぎないように注意は必要ですが、体に熱を溜め込まないよう効率よくエネルギーを摂取しましょう!
ジュースの素材になるパインもいかがでしょうか。
スナックパインは簡単に手でちぎってそのまま芯までまるごと食べられる実が柔らかい品種ですから好みの方法で食べやすくなっています。
参考にしてみてくださいね!
・フルグラの食べ過ぎは便秘や腹痛になる?効果的な食べ方や量は
・長芋を毎日食べる効果は?食べ合わせのおすすめや食べ過ぎのデメリットも
まとめ
今回はパイナップルを食べた時に出てくる痛みと痛みへの対策と、パイナップルが持っている健康に良い効果、おすすめの調理方法について記載してきました。
健康に良い効果を改めてまとめると
- 美肌効果
- デトックス
- 疲れにくい体を作る
- むくみの改善
などが挙げられます。
加熱やヨーグルトと一緒に食べることで簡単に口の中の痛みを防ぐことも出来ますので、パイナップルを積極的に取り入れたい方は是非試してくださいね!