学生時代に今後の人生を大きく変えると言っても過言ではないイベントと言えば、センター試験と答える方が多くいらっしゃると思います。
毎年、1月の行われるセンター試験では、外の寒さとは裏腹に熱い闘いが繰り広げられます。
そんな大勝負の日に、意外と悩みの種として挙げられるのが服装です。
今回は、そんなセンター試験での服装についてまとめてみました。
Contents
センター試験の服装の注意点
センター試験を受ける際、服装に注意点はあるのでしょうか?
センター試験は、緊張感の漂う中、集中力を切らさず闘い抜かないとなりません。
服装の注意点で気になることを挙げると、まず暑さと寒さ対策が万全であるかということと、試験にふさわしい格好であるかということではないでしょうか。
最高のパフォーマンスを発揮するために、服装の注意点をご紹介します。
なおセンター試験の持ち物についてはこちらの記事がおすすめですので、是非参考にしてください!
寒さ&暑さ対策
センター試験は、真冬で寒い季節に行われます。
時には雪が降っていることもあるし、厳しい寒さの中、会場へ向かわないとなりません。
一方、試験会場の中はというと、空調が効いているので、凍える寒さではないと思われます。
しかし、会場ごとに空調の有無や効き目が異なることがあります。
また、同じ会場内でも場所によってヒーターとの距離次第で暑いと感じたり、逆に寒いと感じたりするようです。
さらに、時間帯によっても体感温度は変わるので、羽織もので調節ができるように服装を考えるとよいでしょう。
帽子について
センター試験の要項を確認してみると、帽子に関する記載がないため、帽子について悩む受験生が多いと思います。
センター試験は、厳しい規制の中で行われます。
頭が寒い分には、集中力を持続させることがしやすいと思いますが、帽子を被っていて、頭が暑くなると集中力が切れるという人が多くいます。
帽子を脱げば済む問題ではあるのですが、センター試験では机の上に出してよいものにも厳しい決まりがあるため、帽子を脱いでも置く場所に困ってしまいます。
それでも帽子を着用したい場合は、キャップなどは避け、ニットなどの無難な色のものであれば問題はないと思いますが、念のため試験管に確認することをおすすめします。
英語のロゴや漢字、地図など
英語のロゴや漢字、地図が書かれている持ち物は身に付けることができません。身に付けていると、脱ぐように指示されます。
また、和歌などの試験を受ける際に不正行為とみなされる恐れがあるものが書かれているものを身に付けていた場合も、試験管によって注意を受ける対象となります。
受験生の中には、国語の試験を受ける時間帯だから、英語のロゴの付いた服を着ていても大丈夫ではないかと思う方もいるかもしれません。
しかし、センター試験はどの教科を受ける際も服装の基準に相違がありません。
また、会社などのロゴやマークも試験管に注意されることがあるので、私服の際は気を付けなければなりません。
証明写真と同じ服装の必要はある?
センター試験では、試験中に証明写真を机の上に出して試験を受ける決まりがあります。
この時、証明写真と同じ服装でなければならないのか、気にする人もいるかと思います。
センター試験の要項では、証明写真の服装と受験時の服装が同じ必要があるとの記載はありません。
しかし、眼鏡を着用して試験に臨む場合は、証明写真も眼鏡を着用した写真である必要があります。
証明写真は、写真の本人が受験をしていることを確認するためなので、服装を同じにする必要はないようです。
ただし、帽子を着用して受験している場合は試験管による確認時に帽子の着脱を求められることがあるようです。
センター試験の服装は制服か私服かどっち?
センター試験を受験する時の勝負服を選ぶときに、最初にぶつかる壁があります。
それは、制服のほうが良いのか、私服のほうが良いのかです。
センター試験の規定では現役の高校生について、高校の制服がある場合でも着用を義務付けるという記載はありません。
これは、センター試験を受験する人が高校生と限定されていないからです。
センター試験は、現役の高校生と既卒の方々が同時に受験します。
また制服の指定がない高校もあります。
このことから、受験時の服装は制服でも私服でも自由に選択できます。
制服と私服、どちらで受験しようか迷ったときには、それぞれのメリットとデメリットを比べてみるとよいかもしれません。
制服のメリットとしては、絶対に怒られる心配がないということが大きいです。
逆にデメリットとしては、制服は意外と窮屈なので、体が疲れてしまう心配があります。
また、シャツ・セーター・上着に男子はズボン、女子はスカートの組み合わせが定番なので、体温調節がしづらいという声があります。
一方、私服のメリットとしてはバリエーションも豊かで、自分に合った服装ができます。
動きやすさやリラックスできる格好や気分が上がる服装を選ぶこともできます。
デメリットとしては、漢字や英語、格言などの記載がないように気を遣うことが挙げられます。
また、周りの目を気にしやすい方は変な格好ではないかなど、試験以外の面で余計な力を使ってしまうことに繋がります。
制服か私服か悩んでしまったときには、どちらが自然体でいられるかを想像してみるとよいでしょう。
制服と私服の割合
これまで、センター試験の服装についてお話ししてきましたが、実際、制服と私服の割合はどのくらいなのかが気になります。
割合は、その年によっても地域によっても多少変化します。
高校で指定の制服があるかないかにもよると思いますが、制服が3割・私服が7割だったり、制服と私服がちょうど半々だったりすることが多いようです。
どうしても悩んでしまう人は、学校の先生や友達に聞いてみて、周りの意見に合わせてみることで、当日の服装問題を解決できるかもしれません。
浪人は制服?私服?自由?
現役の高校生で、且つ高校に指定の制服がある場合でも、制服を着用して受験しなければならないという規定は存在しないことはご紹介しました。
浪人生に関しては、高校の時に制服を着用していたとしても、センター試験の当日にわざわざ制服を着用しようとは思いにくいかもしれません。
しかし、現役高校生に制服で受験しなければならないという縛りがないように、浪人生でも高校の時の制服で受験したいというのであれば、制服で受験することも可能なようです。
センター試験の私服でおすすめコーデ!
センター試験では、どのような服装がおすすめなのでしょうか。
当日、試験会場で周りから浮いてしまっては、試験に集中することができなくなってしまうことに繋がるし、自分のセンスにいまいち自信を持てないという人にコーディネートをご紹介します。
男子のおすすめコーデ
男子の皆さんには、上はシャツにカーディガン、下はチノパンやジーパンを合わせ、会場へ向かう際はダウンコートを着ていくスタイルをおすすめします。
会場では、嵩張るコートより小さく畳むことができるダウンコートが荷物にならずに済みます。
こちらのダウンジャケットは小さく畳めて男子にも女子にもおすすめです。
パーカーなどもおすすめです。
会場では、着脱しやすい上着があると便利です。
女子のおすすめコーデ
女子の皆さんには、上はカットソーやブラウスにカーディガン、下は膝丈のスカートやスキニーパンツなどのスタイルをおすすめします。
コートは男子へのおすすめ同様で、嵩張るコートではなくダウンコートや小さく畳みやすいコートがよいでしょう。
・模試の服装を高校生がおしゃれに!私服か制服か、スカートや英字は?
・打ち上げの服装で高校生におすすめは?女子がクラスでモテるコーデ!
センター試験の持ち物
鉛筆と鉛筆削り
この鉛筆は受験生向けに作られた商品です。
マークシートでの受験は、こすってしまうと
正しく認識できず不正解となる恐れがあります。
そのような心配を軽減させてくれるアイテムです。
色が豊富で軽いのが魅力の鉛筆削りです。
好きな色で気分をあげることができます。
カイロ
こちらは貼るホッカイロのミニです。
大きいカイロだと熱くなった時に、調整がしにくいです。
これは、ミニなので数を変えることで調節がしやすいのでおすすめです。
また、靴の中に忍ばせて足の冷えを防ぐなど、万能商品です。
水筒
保温と保冷の両方ができる水筒です。
試験はとても緊張します。
そんなときに普段飲んでいる温かい飲み物を飲むことで平常心を取り戻すことができます。
腕時計
試験会場は、時計がない場合があります。
試験の時間配分などに腕時計は必須アイテムです。
電池式だと、止まってしまうのではないかと心配になりますが、こちらの腕時計はソーラー式なので、電池切れの心配がありません。
また、デジタルだと不正行為を疑われる恐れがあります。
秒針の音が大きい時計も、注意の対象となるため、シンプルで秒針の音が静かなタイプがおすすめです。
心配性な方は2本準備するとよいでしょう。
テッシュペーパー
センター試験では、机の上にティッシュペーパーを置いてもよいとされていますが、箱から出さないといけないという決まりがあります。
一般的なサイズだと大きすぎるので、こちらのハーフサイズがおすすめです。
雨具
センター試験当日は、雨や雪の可能性もあります。
天気が崩れそうな時には、この傘がおすすめです。
骨の本数が多いので、風で壊れることも少ないです。
しっかりと安定していて心強さを感じることができます。
目薬、胃腸薬
試験会場は乾燥していたり、試験で目を酷使します。
そんなときのお助けグッズが目薬です。
緊張しすぎて、胃痛に悩まされることもあるかもしれません。
もしもの時のお守りとして持っていると、気持ちも楽になるはずです。
気持ちに余裕を持って、センター試験に向かいましょう
今回は、センター試験の服装を中心にご紹介しました。
当日に服装のことで悩んでしまうと、勉強の時間を削ることにも繋がり、焦りを招いてしまいます。
負の連鎖を生まないために、服装や持ち物は前もって準備しておきましょう。
今後の人生を大きく左右する勝負の日に、皆さんがいつも通りの力を発揮できますことを願っています。