原付に乗る時、女性の皆さんどんな服装をしていますか?
色々調べてみましたが、原付の免許を取ったばかりという方とかは、特に服装に悩んでらっしゃいます。
夏はTシャツやノースリーブ、ショートパンツ、スカートなどで、暑さから肌の露出は増えてくるけれども、その服装は安全上大丈夫なのか?
逆に冬になったらどれくらい防寒をすれば原付に乗っていられるのか?
原付に乗り始め方ばかりではなくても、密かにずっと服装についての疑問を持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、安全ばかりに気を使い、おしゃれが出来ないというのはちょっと寂しくはないですか?
今回は、安全にも気を使い、なおかつ出来るだけおしゃれに原付が乗れるような服装をご紹介していきます。
もちろん、季節ごとの注意点や、そもそもの免許の講習時の注意点についても合わせてご紹介します。
原付の服装で女性が注意することは?
まずは、原付とは一体何を指すのか、ご存じですか?
原付とは、原動機付き自転車の通称で、バイクのカテゴリーのひとつです。
道路交通法では総排気量50㏄以下、道路運送車両法では125㏄以下の原動機を備えた側車のない、二輪車のことを言います。
法律上、条件を満たせば三輪、四輪ものをこの区分に該当します。
皆さん、簡単に原付=スクーターだと思っていませんでしたか?
厳密にいうとこれはイコールにはならないんですよ。
しかし、今回は女性が主に乗るであろうスクーターを原付と仮定して話をしてしきます。
そんなスクーターに乗る女性のための服装についてお話していきます。
注意点1:半袖半パンは基本はNG
安全第一と考えて、半袖半パンは基本NGと考えてください。
そんなことを言ったら、おしゃれが出来ないと思われるかもしれませんが、長袖、長ズボンにはそれなりのメリットがあるんですよ。
まずはトップスからみてみましょう。
怪我から守る
暑くて、長袖を1枚着るだけでも暑いと感じる方、多いと思います。
しかし、万が一転んでしまった時、その1枚が怪我の度合いを左右してしまうんですよ。
本当は生地は厚めのものを選ぶのがマストです。
例えば、デニム生地であったり、ライダースジャケットであったりが本当はおススメなんです。
原付ではない大型のバイクを運転している方は、夏でも着ているの見ますよね。
原付ならそこまでスピードも出ませんし、完全防備ではなくても良いと思います。
ただ、秋冬になったら、おしゃれの一環としてデニムジャケット、ライダースジャケットおススメですよ。
紫外線から守る
夏の紫外線は、本当に怖いですよね。
午前10時~午後2時は紫外線の降り注ぐ量が一番多いです。
また、曇りでも紫外線は晴れている日の80%近くの紫外線の降り注いでるといいます。
UVカット効果のある羽織があると一石二鳥ですよね。
ボトムスについても紹介していきます。
ボトムスも出来ればロング丈のパンツが一番のおススメです。
その中でも、ジーンズが一番のおススメです。
転んでしまった場合、素肌が晒されていると、皆さんが想像している以上に大きな怪我につながります。
ジーンズを履いていても転んでしまえばジーンズがすれて穴が開くほどですからね。(私の身内の体験談です)
他のボトムスについては次の項目で紹介しますのでそちらも参考にしてください。
注意点2:スカートやワンピースも基本はNG!
スカートや、ワンピースはひらひらしたものはNGです。
でも、スカートや、ワンピースををどうしても着たいときなどもあると思います。
そんな時はどうするか、考えていきましょう。
スカート
まずは、スカートについてです。
スカートを履きたいそんな時は、長めのタイトスカートを合わせてください。
出典:https://zozo.jp/shop/stylebar/goods-sale/28622392/
ひらひらしたプリーツスカートや短めのスカートがNGな理由としては、
- ひらひらしていると空気抵抗を受けやすい
- ひらひらが他の車両の風を多く受けるので不安定になる
- 短いスカートはめくれが気になり運転に集中できない
スカートのめくれなどは女性としては、気になりますよね。
ワンピース
ふわふわと生地が沢山使われているワンピースはやめておきましょう。
上記にも書いたように空気抵抗が大きく、不安定な運転になってしまいます。
なので、体に出来るだけフィットした物が良いでしょう。
例えば、長め丈のTシャツワンピなどが良いかなと思います。
おススメ商品は下記で紹介しますので、最後までお付き合いください。
注意点3:履物はローヒールなものを選ぼう
最初に、ハイヒールやサンダルでの運転は禁止されている地域が多いです。
道路交通法で決まっているものではないのですが、各都道府県で定められている『道路交通規則』で禁止されているのです。
その中には、下駄、サンダル、ハイヒールなどのバイクの運転に支障があるものは禁止とされています。
以上のことから、原付を運転するときに便利な履物は、
- スニーカー
- ローヒールの靴
- バックストラップのある脱げにくいサンダル
- ブーツ
です。
どの靴も履きなれていることを前提に、運転してくださいね。
どんな服装も、原付に乗るときにはおしゃれを少し我慢しないといけないときがあると思います。
そんな時はいっそ、着替えを用意していくことをおススメします。
ただ荷物として持っていく事を最初から想定しているのであれば、収納力のあるスクーターを選びましょう。
また、荷物が多くなって、ステップのところに荷物を置いている方見たことありませんか?
これは、『安全運転義務違反』で禁止されていますので、ステップへ荷物を置くのはやめておきましょう。
リュックを背負っての運転は法律違反となってませんので、どうしても荷物が原付に乗らなかった時にはリュックを背負うのも手ですよ。
原付の夏のおしゃれな服装
今回は、
- UVカットパーカー
- タイトスカート
- Tシャツワンピース
の夏に活躍しそうな商品3つをご紹介します。
服装1:UVカットパーカー
このパーカーを選んだ理由は、まずはUVカット機能です。
折角、暑い夏に安全のために着るのであれば、紫外線から守ってもらいたいですよね。
原付に乗るのに直接関係のない機能なのですが、私が最も惹かれた機能が、汗じみ防止効果です。
女性の皆さんは汗じみってとっても気になりませんか?
私は汗っかきなので、夏は洋服を選ぶときに汗じみが目立たないような色のものを選んだりして結構大変なんです。
それが、洋服の方に汗じみ防止効果が付いてるなんて‼
これは是非おススメしたい多機能パーカーです。
カラバリとサイズも沢山あるので、あなたにぴったりのパーカーが見つかると思います。
服装2:タイトスカート
上記でスカートを履くならタイトスカートが良いと書いてありますので、今回おススメするスカートも、もちろんタイトスカートです。
ミモレ丈のスカートで、足をある程度カバー出来ていますよね。
もう少しガードしたければ、レギンスを履いておくのも手かと思います。
レギンスも薄いのもで、本当にけが防止に繋がるかと言うと、ほとんど無いに等しいですが……
なにも履いていないよりは、マシだ位に考えてください。
動きやすさの面からみると、後ろにスリットが入っているのでいざという時に全然足が開かないという事もないですね。
シンプルな形とカラバリなので、どんな年代の方が履いても良いと思いますよ。
服装3:Tシャツワンピース
ひらひらしたワンピースはNGと書きましたが、ワンピースを着たいという時には、最近流行っているTシャツワンピースはいかがでしょうか。
動きやすさからみても問題はないと思います。
何よりロング丈なので、これにレギンスパンツ(少し厚めのもの)を合わせれば、もしもの時の足元の安全面は結構守られるのではないでしょうか。
半袖ですので、上に紹介したパーカーを原付を運転するときに着ればばっちりですよね。
ワッフル素材なので、キレイ目は服というよりは、カジュアル服ですね。
履物も、スニーカーが良く似合うと思います。
出典:https://store.shopping.yahoo.co.jp/sunflowerhouse/yhxz-43.html
サンダルもバックストラップがきちんと付いている、スポーツサンダルなら良いと思いますよ。
何より、スポーツサンダルの似合うワンピだと思います。
原付の冬のおしゃれな服装
夏は暑いので、おしゃれな服装を選ぶにしても、限界がありますよね。
秋冬は、おしゃれをしつつ、寒さへの対策を講じなければなりません。
特に真冬にはどれくらい防寒するかが、重要になってきますよね。
なので、今回は秋冬から着られるものと、真冬に着る防寒着までご紹介していきます。
服装1:ライダースジャケット
基本的にバイクなどに乗るときには革製品を着ることが多いですよね。
これは、生地が丈夫な事と体にぴったりフィットして動きやすいためです。
正確には今回紹介するジャケットはバイク用のものではありませんが、それでも革製品ですので、ケガ防止に繋がります。
また、私がこのライダースジャケットを選んだのは、カラバリ豊富が豊富だったこと、サイズ展開が大きいものまであったからです。
定番カラーの黒から、淡い色まであったので、どんな服装の人でも合わせやすい色がきっと見つかると思います。
ナチュラル系の服装が好きな私でも、ラベンダーなら合わせられるかなと思っています。
なので、いろんな系統のお洋服を着る方にもおススメの1枚です。
服装2:ブーツ
ブーツはウェスタンブーツを選んでみました。
ヒールは5㎝ありますが、ヒール自体が太いので安定感があります。
また、履き口が大きいので、スキニージンズなどを履いた時にはジーンズをブーツの中に㏌して履くと冷気が入ってきませんよね。
寒い時にひやしてはいけない3つの首があるのですが、ご存じですか?
それは、首、手首、足首です。
その1つである足首を冷やさないようにするために、秋冬、特に冬はブーツがおススメですよ。
服装3:上下セットアップ
どうしても寒い、真冬はいっそ原付用に風を通さないウィンドジャケットとパンツのセットアップを活用するのはいかがでしょうか。
原付を冬にどうしても着ないといけないという方は通勤通学で使っている方がほとんどですよね。
寒いのを我慢して、結果風邪をひいたり、病気になったりしたら自分もつらいですし、周りにも迷惑をかけかねませんよね。
でしたら、今回紹介したようなセットアップを着て通勤通学して、着替えを持って行きましょう。
花柄でしたら、女性らしさも出て可愛いですよね。
そして、いつもより更に寒いという時には、ベストタイプのダウンなどを着こむと、暖かさが増すのでおススメです。
出典:https://pmall.gpoint.co.jp/g-ranking/ranking.php?themeid=19711
ダウンはベストタイプなところがポイントです。
袖の部分がないので、腕の動きやすさは残っているからです。
暑さよりも実は、冬のほうが原付に乗るのは厳しい条件なのかもしれません。
寒さをしのぎつつ、同じものを買うのであれば、女性らしいプリントがしてあったり、シルエットがキレイな物を選んでみましょう。
原付の免許取得時や講習のおしゃれな服装
今回は免許を取得するときに着ていく服装ですので、シンプルなものを選びました。
- ゆるっとトップス
- カーゴパンツ
- ハイカットスニーカー
私が、どうしてこのアイテムを選んだのかもご紹介したいと思います。
原付免許取得時や講習の注意点
原付の免許は1日で取得可能なのはご存じですよね。
気になる費用ですが、
- 受験料 1,650円
- 原付技能講習受講料 4,050円
- 交付手数料 2,100円
合計7,800円です。1万円以内で取得することが可能なんです。
忘れずに持っていくものは、住民票、印鑑、眼鏡が必要ならば眼鏡も、きちんと準備をして行きましょうね。
また、学科試験は中々侮れないようです。
50点満点中45点を取らないといけません。
その内40点は常識の範囲なんでわかるものですが、後の10点分が、しっかり勉強をしないと分からないように出来ています。
原付は一日で楽勝で取れる資格ではなく、きちんとした準備が必要な資格だという事を忘れないでください。
学科試験に合格すると、原付技能講習を行う事になります。
なので、絶対にヒールのあるパンプス、サンダルなどは履いていってはダメですよ。
特に、きちんとした講習となりますので、夏でも長袖長ずぼんヒールの無い靴が、好印象となります。
なので、そんな講習でも好印象で、おしゃれな服装をご紹介します。
今回紹介したアイテムを全て合わせると1つのコーデが完成します。
服装1:ゆるっとトップス
なんといっても、長袖を着ていく方が教官にも、好印象です。
特に夏場は暑いからと長袖を持参しない人もいるらしく、教官の中には長袖のほうがいいと一言言われてしまう場合もあるそうです。
なので、シンプルに長袖を着ていってしまえば問題はないという事です。
今回選んだトップスは、ボーダーだったり無地だったり一見シンプルに見えるものですが、首の後ろにはファスナーがついておりちょっとした遊び心があったりしておしゃれですよね。
また、シルエットが若干ゆるっとしていますし、可愛らしいですよね。
所々に、女性らしいシルエットに見えるようになっているのもポイントが高いです。
今回は原付に乗るためのファッションとしてボトムスはパンツを想定していますが、スカートでもとっても可愛いので、着回し抜群ですよ。
服装2:カーゴパンツ
ボトムスはロング丈のものを選びましょう。
デニム生地の生地の厚いものが良いですが、今回ご紹介するものは、カーゴパンツにしてみました。
この商品も生地はそんなに薄くはないですね。
多分、講習を受ける大多数の方が無難なデニムを履いてくると思いますので、ロング丈で丈夫そうならば、ちょっと違うのもを履くのもいいかなと私は思いますよ。
バッグポケットやステッチがおしゃれですよね。
カラバリ、サイズ展開も豊富なので、サイズぴったりで好きな色を選ぶことが出来ますよ。
服装3:ハイカットスニーカー
なぜ、スニーカーの中でもハイカットを選んだのかは、くるぶしを守るためです。
技能講習は初めて原付に乗る機会ですよね。
絶対に転ばないと言う保障はありません。
転倒時、ひざは結構擦りむくのは想像が付きますよね。
それと出っ張っているくるぶしも擦りむきがちではないですか?
なので、ハイカットのスニーカーを選びました。
靴のおかげで転倒時の怪我を防止できますね。
最近流行っている厚底のスニーカーは危険ですので、講習時に履いては行かない方が良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
女性の皆さん、服装を工夫することで、暑い日差しや紫外線、寒さから守られますよね。
また、原付の免許取得についても少しだけ紹介しましたが、参考になりましたでしょうか。
便利で身近な原付ですが、車両だという事はしっかりと頭に入れて運転しくださいね。