工場に派遣される場合や就活中に、企業によっては工場見学をすることがあります。
企業としては「実際に働く場所や人を見れるので、仕事のイメージがしやすい」という理由で行なっているのですが、自分に工場見学の経験がない場合、どのような服装で臨むべきか戸惑ってしまいますよね。
特に女性は、服装に加えてメイクや髪型など、注意しなければならない点が多くあります。
そこで今回は、女性が工場見学をする際に適した服装を、派遣の場合や大学生で就活中の場合などシーン別に詳しくご紹介します。
工場見学を控えている方は、ぜひ参考にされてくださいね。
Contents
工場見学の服装の注意点
まずは、どのようなシーンでも押さえておきたい基本の服装を見ていきましょう。
工場見学をするタイミングは、そこに派遣されて間もない時期や大学生で就活時(=初めの段階)が多いと思いますので、できるだけ印象を良くしておきたいところです。
また企業や部署によって取り扱うものが全く違うため、予め下調べをしておくことで、より適した服装で臨むことができます。
注意点1: 長袖・長ズボンがおすすめ
工場見学では安全のため、特別な指示がない場合は長袖・長ズボンがおすすめです。
またサイズの大きいブカブカ・ヒラヒラした服装は、機械などに巻き込まれる危険性があるので避けましょう。
タンクトップやミニスカートなど、露出が多いものもNGです。
注意点2:サンダル・ハイヒールは避けてスニーカーで
工場内は危険な場所が多いので、転倒する危険があるサンダルやハイヒールは絶対に避けてください。
女性は仕事や就活でパンプスを履く方も多いと思いますが、工場見学の場合は、かかとの無いスニーカーが安全で良いでしょう。
スニーカーの色は白や黒など、主張しすぎない色だとなお良いです。
また、工場によっては安全靴の着用が義務付けられている場合がありますが、事前にあらかじめ準備する必要があるのか?貸し出してもらえるのか?など確認しておきましょう。
注意点3:メイク
見学先によりますが、精密機器・食品を扱う工場の場合はメイク自体を禁止しているところが多いです。
理由としては、このような部門では特に衛生面が重要で、たとえメイクの小さな粒子でも工場内のものに重大な支障をきたす可能性があるからです。
また工場内は気温や湿度が高いなど「メイクが落ちやすい環境」であることも、理由の一つとなっています。
「工場見学でもメイクして臨みたい」と考える女性は多いと思いますが、万が一のことを考えて、また工場で安全に働くために、規則は必ず守ってくださいね。
また企業によっては「メイクOK」のところもあるので、この場合は仕事に適したシンプルなメイクにしましょう。
工場見学をする際にはミスの無いように、予め見学先にメイクOKか確認しておくと安心です。
注意点4:髪型
どの企業でも、工場内では基本的にキャップやヘルメットを被ります。
これらは支給されることがほとんどなので、基本的に持っていく必要はありません。
準備としては、
・長い髪であればまとめる
・髪をとかしておく
・暗めの髪色にする ・・など、一般的な企業訪問と変わりませんね。
女性らしく清潔感のある、まとまった髪型であれば問題ないでしょう。
注意点5:清潔感
これまでの注意点と被るところもありますが、やはり工場見学に大事なのは「清潔感」です。
工場ではデリケートな機械・食品などを扱っているので、基本的に清潔感がない人は優遇されません。
普段ピアスやネックレスをしている女性も、工場見学の時は外していきましょう。
工場見学の注意点
ここでは、身だしなみ以外の「工場見学の注意点」を確認します。
男性・女性、また派遣・就活(大学生)に関係なく注意すべきことなので、安全のために必ず守ってくださいね。
また見学先によって注意事項が異なる場合があるので、それぞれ確認が必要です。
よくある禁止事項
どの工場でも、安全対策のための禁止事項があります。
禁止事項の一例としては、工場内では
- 案内者の指示に背くこと
- 安全な(指定されている)通路をはみ出して見学すること
- ポケットに手を入れて歩くこと
- 靴のかかとを踏んだまま歩くこと
などをしてはいけません。
これらは工場内の機械など「取り扱っているもの」また「工場内にいる全ての人たち」を守るためにあります。
見学先に迷惑をかけないよう、これらの禁止事項は必ず守り、安全に工場見学しましょう。
その他の注意点
企業によっては、工場内の撮影を禁止しています。
この場合は特に企業秘密の機械や製法がある工場が多いので、もしこっそり撮影した写真が流失した場合は大変大きな事件になります。
事件を起こさないためにも、撮影は絶対にやめましょう。
そしてあらゆるトラブルを防ぐため、また工場見学を有意義なものにするためにも、ある程度の予習をしておきましょう。
予備知識があることで理解できる範囲が断然違ってきますし、企業の方に良い印象を与えることができます。
工場見学の服装【派遣】
派遣社員として仕事をする前に工場見学をすることは、結構多いです。
あらかじめ仕事のイメージがしやすいので、働く方も安心感がありますね。
一般的に派遣の仕事で工場見学をする場合は、大学生が就活で訪れる場合よりも「ラフ」な格好で良いとされています。
派遣ならではの服装のポイントを見ていきましょう。
基本は私服でOK
企業によりますが、派遣の場合大抵は私服で工場見学します。
中にはジーパンOKなところもあり、服装に関してはかなりラフで良いとされています。
しかし、機械に巻き込まれる危険があるような、装飾が多い洋服は避けましょう。
「シンプルで動きやすい」がベストです!
派手すぎない服装で
私服はスーツよりラフなので気楽ですが、その分「きちんとしている人か」見分けやすいとも言えます。
企業に良い印象を持ってもらうため、シンプルで清潔感のある服を着ていきましょう。
オススメは上下とも柄のない(または派手な柄ではない)、落ち着いた色味のものです。
特別女性らしいもので無くても良いですが、ガサツな印象は避けたいので「きちんと感」を意識した服装にしてください。
またピアス等のアクセサリーは外していくのがベターです。
工場見学の服装【就活(大学生)】
就活をしている大学生の場合、派遣ではなく正社員として受けることが多いため、よりキッチリした服装が好ましいとされています。
しかし企業先から「服装は自由です」と言われる場合も多く、戸惑ってしまいますよね。
ここからは、就活中の大学生が工場見学に行く場合に適した服装をご紹介します。
就活中は不安も大きいと思いますが、頑張ってくださいね。
スーツで行きましょう
服装自由と言われた場合でも、就活であれば基本的にスーツがおすすめです。
大学生だと面接などに適した私服がわかりにくい一方、スーツであれば迷わなくても良いので楽です。
それに、相手にキッチリした・清潔感のある印象を与えやすくもあります。
女性の場合、スーツはスカートしか持っていない場合もあるかと思いますが、安全のためなるべくパンツスーツを用意しましょう。
工場見学も就活の一部なので、スーツでなるべく良い印象を残しましょう。
女性の足元はスニーカーが良い
工場見学するのに適している靴は「歩きやすい安全な靴」です。
男性であればスーツに革靴で良いのですが、女性の場合はかかとのない靴を用意する必要があります。
具体的には、派手でない色(白・黒など)のスニーカーが良いでしょう。
工場内にはたくさんのデリケートなものがあるので、万が一にも転倒しないよう、安全な靴で臨んでくださいね。
工場見学におすすめのアイテム
女性が工場見学をする際におすすめの商品をいくつかご紹介します。
工場見学の服装で迷っている女性の方は、ぜひ参考にしてみてください。
女性:派遣の場合におすすめ
派遣で工場見学をする場合は、このような服装がおすすめです。
シンプルで動きやすく、清潔感があります。
Vネックのものは、女性の首回りが綺麗に見えますね。
こちらは業務用のチノパンで、伸縮性があるのでとても動きやすい商品です。
チノパンであれば普段着にすることもできるので、購入しやすいのではないでしょうか。
工場見学の服装は、がっつり作業着である必要は全くありません。
手持ちに似たような服があれば、それを着ていっても問題ないでしょう。
女性:就活(大学生)の場合におすすめ
就活をしている大学生は、このような服装がおすすめです。
こちらは、動きやすいカジュアルスーツ(パンツスタイル)です。
上下別で着ることもできますし、通気性が良いので暑い時期にも活躍してくれます。
足元はこのような、シンプルで機能性のあるスニーカーがおすすめです。
色は無難なものが良いでしょう。
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まとめ
工場見学の際の服装(女性)について解説しましたが、いかがでしたか?
工場見学は頻度が少ないですが、派遣で働く場合・また大学生の方は就活の場合など、突然やってくるイベントでもあります。
この記事でご紹介したポイントを、ぜひ参考にしてくださいね!
最後までご覧いただきありがとうございました。