自宅でも簡単に作れると人気のローストビーフですが、
- 正確な焼き加減がわからない
- レシピ本やブログを見ても書いてあることが違う
- 生焼けの色と、ちょうどいい赤身の色の違いがわからない
- 調理法がいろいろあるけど、どれがおすすめなの?
などが気になりますよね。
私も自宅でよく作っていましたが、
「この焼き加減で大丈夫なのかな…」
と不安になりながら焼いていました(笑)
「せっかくローストビーフを作るなら、おいしく安心して食べたい…」
そんな気持ちから、ローストビーフの焼き方のコツを調査してみました!
今回は調査してわかった、
- ローストビーフの焼き加減や生焼けかどうかの見極めのコツ
- 様々な調理方法による違い
- 料理苦手!な人でも安心の専用調理器具
などを皆さんにもご紹介していきます!
ぜひ、美味しいローストビーフを作る際の参考にしてみてください!
Contents
ローストビーフの焼き加減の見極めのコツ!
食卓を豪華に彩る役割もしてくれるローストビーフ!
ですが、焼き加減を間違えてしまうと、
- 噛みちぎれないくらい硬い
- 焦げてしまった
- ずっと口の中でモチャモチャしている
など、美味しく食べられません。
せっかくなら、お店に出てくるようなローストビーフを家でも食べたいですよね!
では、そのためのコツはなにかを詳しく見ていきましょう。
焼き時間は調理方法によって異なる
ローストビーフの調理方法は、
- フライパンで焼く
- オーブンで焼く
- お湯で作る
などの種類があります。
そのため、調理方法の種類によって焼き時間は変わります。
例えば、オーブンの場合はじっくり焼くと美味しくできあがるため、焼き時間は長くなっています。
逆にフライパンですと、直火のためじっくりと焼いていると焦げてしまいます。
「調理方法による違いはあるの?」では、調理方法ごとの作り方や焼き時間を詳しくご紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください!
火の強さや温度は仕上げたい状態によって異なる
肉の焼き方には、
- レア
- ミディアムレア
- ミディアム
などの種類があり、それぞれ好みもありますよね。
ローストビーフも同じく、仕上げたい状態によって仕上がり温度は変わります。
どの調理方法でローストビーフを作っても、理想の仕上がり温度を意識すれば簡単に理想のローストビーフが完成します!
仕上がり状態 | 肉の内部温度 |
レア | 55~65℃以下 |
ミディアムレア | 65℃ |
ミディアム | 65~70℃ |
情報の出典元:公益財団法人 日本食肉消費総合センター 「焼き加減と内部温度」
日本食肉消費総合センターより、食中毒にならないための指針として、仕上がり状態とそれに適した肉の内部温度が掲載されていました。
まずは、この仕上がり温度を意識して焼いていき、慣れてきたら自分の好みの仕上がり温度を探してみるのも素敵ですね!
肉の内部温度の測り方を正確に知りたい場合には、温度計を使ってみるのがいいでしょう。
「正確に肉内部の温度を測れる温度計」では、おすすめの温度計をご紹介していますので参考にしてみてください。
また、肉の表面に焼き色を付けるには強火で短時間がおすすめです。
弱火でじっくりと表面を焼いていると、肉内部に火が通りすぎてしまい、おいしいローストビーフになりません。
- 内部を焼くときは低温でじっくり
- 外部を焼くときは強火で短時間
を意識してローストビーフを作りましょう。
色で焼き加減を見極めるコツ
切った時の肉内部が、
- 外側が茶色
- 内側が薄いピンク色
をしていれば完璧な焼き加減です!
外側が茶色に焼けていても、内側が真っ赤の場合は生焼けなので再度保温もしくは加熱するようにしましょう。
また、完成したローストビーフを切った時に赤い汁が出てくる時もありますよね?
この赤い汁を見て、
「血が出てきた!生焼けなのかな?」
と不安になる人も多いかと思いますが、ご安心ください!
ローストビーフを切ったときに出てくる赤い汁は血ではありません。
色が赤く、血に見えるかもしれませんが、ローストビーフから出てくる肉汁なので食べても問題ありません^^
逆に、
「生焼けだ!加熱しなきゃ!!」
と、再加熱してしまうと焼きすぎて、ぱさぱさで硬いローストビーフになってしまうので注意しましょう。
食感の目安は「噛み切れる」くらい
ローストビーフを口に入れて、噛み切れるくらいがベストの状態です!
- 噛みきれずにもちゃもちゃ口の中にいる
- 噛みきれないくらい硬い!
という場合は、焼きすぎてしまっている可能性が高いです。
「温度も完璧なのに噛みきれない!」
という人は、ローストビーフを厚く切りすぎてはいませんか?
2~3mmくらいが薄すぎず厚すぎない、ちょうどいい厚みとなっているので参考にしてみてください^^
他にも判断が難しい焼き加減の目安を知るのはこちら!
ガトーショコラの焼き加減の目安は?生焼けの見分け方や焼き時間も!
クッキーの焼き加減の目安は?色や時間、柔らかさの見極め方も!
硬さの目安は「耳たぶ」くらい
ローストビーフの硬さは、耳たぶくらいの柔らかさを意識しましょう。
トングで触ってみて、耳たぶくらいに「ふわっ」とする硬さなら、中のお肉はジューシーで柔らかい仕上がりとなっています。
しかし、
- ガチっとしている
- 耳たぶ以上に柔らかい
という場合には、焼きすぎているか生焼けの状態です。
柔らかくおいしいローストビーフを目指すなら、耳たぶの柔らかさを意識して作ってみましょう!
竹串で刺す確認方法
焼きあがったローストビーフに竹串を刺して確認する方法をご紹介します!
- 肉の中心に竹串を刺しこむ
- そのまま20秒程度放置
- 引き抜いて触ってみる
- 熱が感じられたらOK
という流れになります。
もし、引き抜いて冷たかったり生ぬるい場合には、まだ生か生焼けの場合があるので再度保温もしくは加熱してあげましょう。
しかし、
「料理は初めてだから、自分の感覚で判断するのは不安」
という方には、正確に温度が図れる温度計がおすすめです。
「正確に肉内部の温度を測れる温度計」では、おすすめの温度計をご紹介しています。
参考にしてみてください♪
調理方法による違いはある?
ローストビーフの作り方は、いろいろありますが、
「何が違うの?」
と感じたことはありませんか。
結論から言うと、作り方によって味の違いや美味しさは変わりません!
しかし、
- 調理法の簡単さ
- 焼く時の温度や焼き方
などの違いはあります。
そこで、
- フライパン
- オーブン
- お湯
でローストビーフを作った時の、
- 調理方法
- メリットとデメリット
をご紹介していきます。
と、その前に!!
事前準備として、使用する肉は、調理を始める1~2時間前に冷蔵庫から取り出しておきましょう!
夏場は傷みが怖いので、30分~1時間前を目安にしてください。
この常温に戻す作業をすることで、さらにおいしいローストビーフが作れます♪
フライパン
フライパンでローストビーフを作る時の基本的な方法として、
- 肉の各表面に焼き色がつくように中火で焼く
- アルミホイルに包んで30~1時間放置
- 完成
という3ステップになります。
メリット | デメリット |
|
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初めてローストビーフを作る場合、
- 生焼けが不安で、表面を焼きすぎて焦がす
- アルミに包んだ後の温度にムラがあるので、完璧な仕上がりにする時間が把握しにくい
などのデメリットがあります。
しかし、慣れてくると5分程度ですべての面に焼き色を付けて放置しておくだけなので、非常に簡単な作り方です。
さらに、肉のうまみが染み出たフライパンでソースを作ることもできるので、一石二鳥ですね♪
実際に、フライパンでローストビーフを作り、そのままソースを作っている方がいました!
前面に焼き色がつくように、くるくるとお肉を回してアルミに包むだけで簡単そうですね。
中のお肉もピンク色で、付け合わせも豪華で非常においしそうな仕上がりとなっています。
オーブン
オーブンでローストビーフを作る基本的な方法として、
- オーブンを110℃~150℃に予熱しておく
- フライパンで各表面に焼き色を付ける
- 予熱し終わったオーブン内で15~20分放置
- 完成
となります。
メリット | デメリット |
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オーブン任せとなるので、温度調整はボタン一つでとても簡単!
ただし、フライパンで焼き色を付ける手間や、レシピを検索すると焼く温度や時間が人によってバラバラのため、どれを基準にしていいか悩んでしまう可能性があります。
自分の好みの焼き加減を見つけるのも、ローストビーフを作る楽しみの一つですね!
先日焼いたローストビーフ❤️
フライパンで焼き目をつけたあとアルミホイルに包んで、110度のオーブンで30分くらい焼きます!
低温でしっとり柔らかく仕上がりました〜!
400gくらいのお肉で作りました🐮
低温でじっくりがポイントみたいです⭐️ pic.twitter.com/bbvuyagmWT— あぴ@おうちグルメ (@api_leisure) April 20, 2020
焦がしたり生焼けだったりの心配はありませんので、
「生焼けが怖いし不安…」
という方には、オーブンで作るローストビーフが向いています♪
お湯
お湯を使ってローストビーフを作る基本的な方法として、
- フライパンで各表面に焼き色を付ける
- 焼き上げた肉をジップロックに入れて、60℃のお湯で30分程度放置
- 完成
となります。
メリット | デメリット |
お湯に入れておくだけで作れる | 温度の調整が難しい |
お湯を沸かして、後は肉を入れて待つだけでジューシーで美味しいローストビーフが作れるなんて素敵ですね!
しかし、お湯で作る時に難しいのはお湯の温度調整です。
「ベストセラー商品!湯煎調理におすすめ」では、お湯でローストビーフを作る時に便利な温度計をご紹介しています。
参考にしてみてください!
明日来客があるのででっかい肉買って炒めて調味料とジップロックして炊飯器にお湯に沈めて保温してローストビーフ作ったよ。こんな時間に試食。できたて美味い。 pic.twitter.com/xcVIu8QQMi
— とよ田みのる (@poo1007) November 18, 2016
お湯に入れて待つだけで、ジューシーでおいしそうなピンク色のローストビーフが作れるのは魅力的ですよね!
ローストビーフを上手に焼く調理器具
料理初心者や得意じゃないという方ですと、
「上手に焼くための、専用の調理器具があると安心する」
という方も多いのではないでしょうか?
そんな方のために、
これさえあれば簡単にローストビーフが作れる!!
という調理器具をご紹介していきます!
ぜひ参考にして、おいしいローストビーフ作りを試してみてください♪
ベストセラー商品!湯煎調理におすすめ
- お湯の温度調節が難しい、湯煎で作るローストビーフにおすすめ!
- 柔らかくジューシーなお肉が作れると絶賛の評価
- 水ですすぐだけで洗えるので、お手入れも簡単
実際に、ANOVAを使用して作ったローストビーフの動画がこちら!
丁寧にANOVAの使い方からローストビーフの作り方まで紹介しています。
完成したローストビーフは、赤身がピンクのちょうどいい色味でおいしそうですね~!
オーブンでじっくり焼き上げたい方にオススメ商品
- 食材をオーブン内で360度回転しながら焼き上げることができる本格派!
- 3つのテクノロジーを使用し、ジューシーなお肉を完成させます
- 燻製やグリル機能も搭載しているため、ローストビーフ以外にも使用可能
パナソニック公式から、実際に商品を使用してローストビーフを作っている動画もありました。
専用のかごに入れて、ぐるぐる回っているお肉を自宅で作れるなんて驚きですよね!
本格的なローストビーフを作りたいという方にはおすすめの商品となっています♪
正確に肉内部の温度を測れる温度計
- 肉の内部温度を正確に測りたい方におすすめ!
- 先端が尖っているので肉に刺し込みやすい
- 防水機能付きのため、簡単に洗えて清潔を保てる
まとめ
ローストビーフを上手に焼くための記事はいかがでしたか。
ポイントをまとめてみると、
- 肉内部は低温でじっくり、肉外部は強火で短時間を意識する
- 外側が茶色で、内側がピンク色なら完璧な焼き加減
- 切ったときに出てくる赤い汁は、血じゃないので食べて大丈夫
- 噛み切れるくらいの弾力で、肉が耳たぶくらいの柔らかさならOK
- 竹串を肉の中央に刺して、熱を感じたらOk
ということがわかりましたね。
ポイントさえ抑えておけば、お店に負けないくらいのおいしいローストビーフが作れます!
手作りのローストビーフを作ることができたら、
- ローストビーフ丼
- お酒のおつまみ
- 夕食のおかず
など、お店で買うよりも少し豪華にローストビーフを使うこともできますね♪
ネット上にはたくさんのローストビーフのレシピがあります。
どれを参考にしていいか迷うと思いますが、一度作ってみて、そこから焼き時間や温度を調整し、自分の好みに合ったローストビーフを作れたら素敵ですね!
他にも判断が難しい焼き加減の目安を知るのはこちら!
ガトーショコラの焼き加減の目安は?生焼けの見分け方や焼き時間も!
クッキーの焼き加減の目安は?色や時間、柔らかさの見極め方も!