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コーヒー派の人、紅茶派の人、人それぞれですが

紅茶の良い香りに惹かれて愛飲している人も多いでしょう。

私もその一人です。

 

最近では香りが加えられた紅茶や

茶葉をブレンドしたものなども増えて

紅茶を楽しむ人も増えてきました。

 

ところで、体に良いとばかり思っていた紅茶も

実は飲み方によっては体に悪影響を及ぼすこともあることがわかりました。

 

この記事では、

  • どんなデメリットがあるのか?
  • 体に悪いことってどんなことか?
  • 紅茶を飲むと太るって本当なのか?

そしてより体に良い飲み方まで解説していきます。

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紅茶は体に悪い?

紅茶にはカフェインやポリフェノール、タンニン、カテキン

などの成分が含まれており、体に良い影響を与えてくれると思ってきました。

が、紅茶を飲みすぎると良くないこともあるのです。

具体的に見ていきましょう。

 

ここで飲みすぎというのは、1日3杯くらいの紅茶は大丈夫ですが

1日に何リットルも毎日飲み続けるということを指します。

なので、水代わりに紅茶をがぶがぶ飲むというのは

お勧めできませんね。

 

太る

太る

カフェインはダイエッターの味方だと思ってませんか?

確かに、カフェインは運動前に飲むと、脂肪燃焼効果をアップしてくれるので

ダイエットにも強い味方です。

 

しかし、紅茶を飲みすぎると、太るということも覚えておいてください。

紅茶の主成分であるポリフェノールは過剰摂取することで、

脂肪を蓄える働きがあります。

なので結果、太るということになりますね。

また、紅茶はストレートで飲めばカロリーもさほど高くはなりませんが

砂糖を入れたり、ミルクを入れたりすることで

カロリーがアップします。

そうした紅茶を飲みすぎると当然太りますよね。

 

特に家庭でストレートティーにミルクや砂糖を自分で調節して

入れるにはまだいいのですが

市販のペットボトル入りの紅茶には相当な量の砂糖や

添加物も入っていますので、たまにはいいですが

がぶ飲みはいただけません。

 

尿路結石

紅茶に含まれる成分に「シュウ酸」があります。

シュウ酸というのは「あく」や「えぐみ」の成分で

ホウレンソウやたけのこなどに含まれているものですが

これが原因で尿路結石や腎結石を引き起こすことがあるのです。

また腎臓の弱い人も、紅茶を飲む量を控えめにするのが

良いとされています。

頭痛・腹痛

頭痛

紅茶の飲みすぎで頭痛や腹痛を引き起こすのは

ほとんどがカフェインが原因です。

コーヒーよりもカフェインの量は少ないと言われていますが

カフェインに敏感な人には紅茶もカフェインが入ってるということを

忘れないようにしたいものですね。

カフェインの摂りすぎで頭痛が起こることもありますし、

空腹時に紅茶を飲みすぎて胃痛を起こすこともあります。

便秘や下痢

便秘・下痢

紅茶に含まれるカフェインは利尿作用がありますが、

利尿作用によって体内の水分が不足する場合があります。

それによって便秘を引き起こすというわけです。

また、逆に、カフェインが水分の再吸収を抑制するので

腸内の水分が腸内に吸収されず下痢を引き起こすことになります。

気持ち悪くなる

紅茶に含まれている「タンニン」を過剰摂取することで

気持ち悪くなることがあります。

紅茶の飲みすぎで気持ち悪くなるということもあるのですね。

貧血

貧血

先に述べた「タンニン」は鉄分の吸収を妨げます。

生理があり、また妊娠出産などで鉄分が不足しがちな女性たちは

紅茶の飲みすぎに注意するとともに

食後すぐの紅茶も鉄分の吸収を妨げるので

食後2時間後くらいにお茶を飲むのが良いとされています。

 

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紅茶のメリット

紅茶を飲みすぎると体に悪いことが起きるということがわかりましたが

紅茶にはメリットもあります。

どんなメリットがあるのでしょう?

殺菌作用

ウイルス

紅茶の中に含まれる「テアフラビン」という成分には

殺菌作用があり、風邪の予防、ウイルス対策に有効です。

インフルエンザ予防にも良いですね。

濃く淹れた紅茶でうがいをするというのも

風邪予防に良いですよ。

もちろん、温かい紅茶は体を温めてくれるので

紅茶を飲むのも良い風邪予防法になります。

虫歯・口臭予防

虫歯予防

「カテキン」や「タンニン」といった成分たちは

抗菌作用をもっています。

さらに紅茶にはフッ素も含まれているので

虫歯予防や口臭予防にも役立ちます。

抗酸化作用

おなじみ紅茶の中に含まれるポリフェノールは

抗酸化作用があります。

これによって、高血圧、脳卒中、動脈硬化などの成人病の予防にもなりますし、

アンチエイジング効果も期待できます。

さらには、「ハイドロキノン」という成分も含まれているので

これがメラニンの生成を抑えて、美白効果をもたらしてくれますよ。

リラックス・疲労回復

リラックス

紅茶の香りに癒されるということもありますし、

紅茶の中の「テアニン」という成分が

リラックス効果、疲労回復効果をもたらしてくれるのです。

仕事の途中に一杯の紅茶で休憩というのは

心身共にリラックスし気分転換できる良い飲み物になりますね。

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紅茶の体に良い飲み方

紅茶にはメリットもたくさんありますね。

飲みすぎは体によくないけれど、上手に賢く飲めばメリットを

活かすことができ、健康と美容に良い飲み物にもなるのです。

どんな飲み方をするとよいのか紹介していきましょう。

ストレートで飲む

ストレートティー

ここまで見て来た紅茶のメリットを最大限に引き出すには

ストレートティーで飲むのが一番です。

レモンを入れても香りが良いですし

フレーバーティーも多く販売されていますので、

香りを楽しみながら飲むのも良いですよ。

また、ティーフードにお気に入りのお菓子や

ケーキなどをお供に飲むだけでも気分転換になりますね。

ミルクティー

ミルクティー

ミルクティーは紅茶にミルクを入れたもの、というよりは

ミルクで紅茶を煮だすものです。

濃厚なミルクの味と紅茶の味が合わさり

イギリスのティータイムの雰囲気を醸し出すこともできるものです。

ミルクには精神安定の作用があり、紅茶の本場イギリスでは

落ち込んだときや憂鬱な時などに濃厚なミルクティーを一杯飲むというのが

何よりも効果的だと言われています。

飲みすぎは良くないですが、ちょっと気分が落ち込んだときに

ミルクティーを一杯というのも心が落ち着きますよ。

タピオカミルクティー

タピオカミルクティー

ミルクティーと言えばタピオカミルクティーが今人気ですよね。

タピオカミルクティーのカロリーはどうなんでしょう?

タピオカ自体はさほどカロリーは高くありません。

しかし、ミルクティーに入れるシロップの量が多ければ

当然、カロリーは高くなります。

甘さの調節ができるゴンチャなどのカフェで購入するのが良いですよ。

コンビニなどで手に入るタピオカミルクティーはかなり高カロリーに

なってるので気をつけましょう。

ショウガ紅茶

ショウガ紅茶

冷え性の人にも紅茶はおススメです。

ひと時、ショウガ紅茶が流行りましたが、

体を芯から温めてくれ、体温が1~2度あがります。

体温があがると免疫力もアップします。

なので、ガンやあらゆる病気の予防にも役立つのです。

また血行をよくし、新陳代謝がアップするのでダイエットにも

良く、これで痩せたという人も多いですよ。

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ショウガ紅茶は生理痛にも効果ありですね。
ミルクを入れると味がまろやかになって飲みやすいかも。

寝る前はデカフェインの紅茶やハーブティを

紅茶に入っているカフェインはコーヒーよりも少ないといいますが

それでもカフェインは入っていますので、覚醒作用もあります。

練る前に飲んで眠れない~ということのないように

練る前に飲むのは避ける

またはデカフェインの紅茶を飲む

ノンカフェインのハーブティにする

などの工夫が必要です。


まとめ

紅茶は飲みすぎると体に悪いということがわかりました。

でもデメリットばかりではないですね。

1日に1,2杯、おいしい紅茶をいれて

ゆったりとした気分で飲むのはストレス解消にもなり

心身共に良い効果が得られます。

紅茶専門店に行くと、香りを試すこともできますので

お気に入りの香りの紅茶を選んでみてくださいね。

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